熱中症にご注意を!!

 

ページ番号1000128  更新日 平成30年7月30日 印刷 

平成30年度は、昨年より増して、大変厳しい暑さとなっています!
熱中症は屋外のみならず、屋内で安静にしていても、温度・湿度が高い場合には十分に起こりうる病気です。特に、お年寄りや小さなお子様は、体温調整がうまく機能せず、重症になりかねません。
次のことに注意し、熱中症を予防してください。

熱中症とは

気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いなど高温環境下で、汗によって体の中の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節ができなくなったときに起こるのが『熱中症』です。
日射病、熱けいれん、熱疲労、熱射病などを総称して熱中症と言われます。

過去の事例として、次のような状況で熱中症が起きています。

  • 屋内で作業中に急にぐったりし、けいれんが起こった
  • 運動中に気分が悪くなり、下肢がこむら返りを起こした
  • 家族が訪問すると、室内でぐったりし嘔吐していた
  • 買い物へ行く途中に気分が悪くなった など

イラスト:熱中症

熱中症の症状

熱中症にかかると、次のような症状になります。

  • めまい・失神
  • 筋肉痛・筋肉の硬直(こむら返り)
  • 頭痛・気分不良・吐き気・嘔吐
  • けいれん・意識障害

熱中症を防ぐためには

熱中症を防ぐためには、次のことに注意しましょう。

  • 暑さを避けましょう。
    日陰を選んで歩いたり、帽子を被ったり
  • こまめに水分を補給しましょう。
    のどが渇く前に水分(スポーツドリンクなど)を補給するよう心掛けましょう。
  • 急に暑くなった日は注意しましょう。 
    暑くなり始め、急に暑くなった日など暑さに慣れていないときは特に注意しましょう。
  • 個人で体調管理をしましょう。
    年齢、その日の体調も影響するので注意しましょう。

熱中症の応急手当

熱中症にかかってしまったら

  • 涼しい場所へ移動しましょう。
    風通しのよい日陰やクーラーが効いている室内などに移動させましょう。
  • 衣服を緩ませ、冷却するなど身体を冷やしましょう。
    うちわや扇風機、氷嚢などを活用して熱を放散させてあげましょう。
  • 水分・塩分の補給をしましょう。
    汗と共に塩分も無くなっているので、塩分を含んだスポーツドリンクなどを摂りましょう。
  • 意識がなかったり、反応がおかしい場合は、救急車を要請しましょう。
    水分を自分で補給できなかったり、症状が改善しない場合は、医療機関の受診をお勧めします。

和歌山市消防局では、9月30日まで熱中症対策として、消防庁舎3階の防災学習センターに《ひとやすみ所》を設置しています。
体調が悪くなる前に、休憩所としてお立ち寄りください。

 

イラスト:熱中症を予防しよう

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