市長記者会見 令和5年10月26日
10月市長定例記者会見
【令和5年10月26日(木曜日)10時00分~】
市長発表事項
発表項目
スマートフォンを活用した119番映像通報システム「Live119」11月9日から実証実験スタート(県内消防初)
おはようございます。定例記者会見を始めさせていただきます。本日の発表項目6項目ございます。1項目目から説明させていただきます。まず11月9日は119番の日ということで、11月9日からスマートフォンを活用した119番の映像通報システム「Live119」を実証スタートさせたいと思っています。県内初の試みで大きくは2つありまして、1つは119番通報を受けた時に状況が分かればより対応がスムーズに行くということで現場の様子を映像を送っていただく。そして対応して準備していくということでより現場に応じた対応ができるようになります。もう1つは119番通報いただいた時に例えば心臓マッサージであるとか、そうしたことを映像でこうしてくださいよっていうことを送れるようになります。救急が到着するまでに速やかな緊急応急処置をやっていただける参考にもなるということで、映像を通じた「Live119」を11月9日から実証実験のスタートをさせていきたいと思っています。
~地域住民と築く地域内交通の導入について~市内2地域で「地域バス」が新たに本格運行を開始します
2項目目でございます。2項目目は地域バスの本格運行を2地域で開始させていただきます。今市内で紀三井寺地域で本格運行しているんですけども、それに加えて昨年試験的な施行をしました6地域のうち2地域でスタートさせていきたいと思っています。有功線そして木本・西脇線という形で1乗車200円。主に高齢者の方が多いので70歳以上の方は100円、小学生も100円、未就学児は無料ということで、地域バスの特徴はあくまでも既存の公共交通のサポート。そういう思いも込めて駅であるとか路線バスのバス停を繋いでいく。さらに地域の方の病院であるとか買い物の支援にも役立つと。そうした大きく2つの目的で本格運行を開始します。道路運送法第4条及び第15条に基づく本格運行ということで、今後継続していきたいと思っています。もう1つ昨年の実証の中で非常に人気の高かった地域、運行実績の良かった地域で川永地区があるんですけども、ここは大きなスーパー、商業地が閉店されたっていうこともあって、今年また再度の実証運行になります。別の商業施設がその後に開店することになるんですけども、その状況を見て川永地区についてはまた試験的に開始したいと思っています。
ナイトカルチャー&ナイトタイムエコノミーを推進します 和歌山市冬のイルミネーション
今年の8月から令和元年の実績を上回るようなインバウンドの増加になってきました。ようやくインバウンドが、コロナ禍前の状況に近づいてきて、8月はもうオーバーするような状態になってきました。インバウンドの方が和歌山に来られてもなかなか夜に魅力がないっていうようでもいけないので、夜の魅力を上げていく。また冬場はどうしても早い時間帯から夜間の人出が少なくなるっていうことで、夜間の人出を多くして、経済の活性化につなげていきたい。そうした思いで、今回民間さんで主導していただいているけやき大通りのイルミネーションが11月23日からなんですけども、それと合わせて同時に和歌山城の庭園であるとか、また河川、そして和歌山城ホール。そうした夜の魅力を上げていきたいと思っています。様々なイベントと組み合わせて夜の魅力を上げることによって、地域経済の活性化、あるいはインバウンドへの和歌山の魅力の向上につながっていければと思っていまして、11月23日の午後5時に和歌山市の施設も合わせて、一斉点灯の点灯式を行いたいと思います。
結婚を希望する独身の方へ“わかやまKoiむすび”企画が開始します
次が4番目の「わかやまKoiむすび」という今までのお見合い応援プロジェクトをさらに拡大する形で、多くの方に参加していただきたい、気楽に参加していただけるイベントも通じた、両方合わせたようなKoiむすび企画ということでスタートさせたいと思っています。お見合い応援プロジェクトについては、さらに登録しやすくするために、今日からホームページからも登録していただけますので、ぜひ登録していただいて、登録していただいた方にはこの婚活イベント等にも参加していただけます。イルミネーションであるとかそういった時期のイベントを通じて、より多くの方に交流いただいて、そして結婚に結びついていけばということで、この「わかやまKoiむすび」企画をスタートさせたいと思います。
新婚世帯の新生活をもっと応援!最大60万円支援!10月27日から申請受付開始
結婚新生活支援事業は9月議会で予算を認めていただいたんですけども、明日から申請受付を開始します。今年の3月に遡って、支援をさせていただきます。元々のハッピーウェディング事業と合わせて、上限が60万円でそれぞれ年齢等によって上限額の変化がありますけども、できるだけ多くの人に新生活への支援を通じて、さらにスムーズな結婚生活をスタートしていただければと思います。
第21回和歌山ジャズマラソン エントリー締切間近!!
最後になります。和歌山市最大、県下最大と言ってもいいと思うんですけど、スポーツイベントである和歌山ジャズマラソンが今年は12月17日に開催されます。今年は結構応募が多いんですけども、12月の開催っていうことでは初めてにもなりますし、去年からハーフについては和歌山城スタートに。またジャズを聞きながら、和歌浦湾を見ながらということで非常にいろんな楽しみ方ができるイベントです。ぜひ11月5日までに応募していただければと思います。皆さんで和歌山を盛り上げていただければと思いますので、マスコミの皆さんにもご協力お願いできればと思います。今年はYouTuberというかいろんなYouTubeでも配信されている三津家さん、そしていつも応援いただいているFUN×FAMさん、またスペシャルゲストで、和歌山市出身、ホリプロの米倉れいあさん。そうした方も、今回このイベントを盛り上げていただけることになっています。ちなみに私も今年は2km走ろうと思っていますので、是非一緒に走られる方がいたらどうぞよろしくお願いします。
発表項目は以上でございます。
よろしくお願いします。
記者の質問事項
(記者):
「Live119」をまずお伺いします。制度を効果的に利用するためには住民の皆さんが、いざという時に使えることが1番大事かと思います。この制度を周知する方法とか、工夫、今後検討されていることがありましたら教えてください。
(市長):
今回試験的なスタートになります。県内では初っていうことで、まだまだ住民の方に馴染みがないと思いますので、試験的なところを通じて、こういう利便性があるんだとか、こういう効果があるんだというところは、今後の活動を通じて、できるだけPRしていきたいと思っています。こういう使い方していただいたらいいんだよとかそんなに難しくない形で操作できますので、ぜひうまくPRしていければと思います。多くの方に使っていただいて1人でも命を助けられる形にしていきたいと思っています。
(記者):
PRの方法で、今考えてらっしゃるようなことはございますでしょうか。
(市長):
なかなか実際やってみないと分からないところがあるので、デモ的な実演やってもいいんじゃないかなと思っていて、その辺は今回の11月9日以降になるかも分からないんですけども、デモ的な形で、こういう形になるんですよっていうところをうまくPRさせていただければと思います。
(記者):
同じ119番映像通報システムなんですけれども、実証実験っていうことなのですが、すでにもう実際に始まっているところっていうのはあるんでしょうか。
(市長):
全国で言うと81消防本部でやっています。
(記者):
運用イメージの中でまず映像を撮ってもらう方なんですけれども、ここには火災とかありますが、他にはどんなことを想定されていますか。
(市長):
例えば怪我したとかそういった時の状況等も、もし可能であれば送っていただければと思います。そのことによって救急の対応も変わってくると思いますので、火災だけじゃなくて、人命にかかわるところは送っていただければと思います。
(記者):
これはずっと送り続けてもらうっていうことなんですか。ライブっていう言葉が入っていますけれども。
(市長):
送り続けてもらうのもあるし、どっちかというと言うと、消防側からこんな形で心臓マッサージしてくださいよとか、AEDをこういう扱いしてくださいよって形でずっと送り続ける場合もあると思います。送り続けるだけとは限らないです。
(記者):
今お話しにあった逆に見てもらう方なんですけれども、例えば心臓マッサージとか、あとはAEDとか他はどんなものが既に用意されて、すぐ送れるようにということでどんなケースを考えていらっしゃるんですか。
(担当課):
消防局指令課です。現在用意させていただいているのは、AEDの使用方法であったり、それも成人用、子供用もあります。それから何かものをつまらせた時、呼吸困難になった時の応急処置の方法等を用意させていただいております。以上です。
(記者):
映像は何種類ありますか。
(担当課):
現在のところ映像は6種類用意させていただいております。
(記者):
使い勝手がいい人には使い勝手がよく、そんなに抵抗なくできると思うんですけども、そうじゃないケースもありながら、何かPRっていうんですかね、設定していただいたらこちらも取材できますし、見てもらうことで知ってもらうことができると思うので、ぜひそういうことをやっていただきたいなと思うんです。
(市長):
わかりました。そしたら消防で1回11月9日までにデモやるか。マスコミさんには、また日にち等については通知させていただきますので、できるだけ11月9日までデモをやって、こんな映像なんですよとかこんなことがやれるんですよっていうのをやってみるか。じゃあまた日時が決まれば通知させていただきます。よろしくお願いします。
(記者):
地域バスの件でお尋ねします。平面に見えますけど、かなり高低差がある路線だと思います。高齢者が多いところだと思うのでどんな要望があったとか、あるいはどういう利用して欲しいかとか、あるいはどんな形での運行を今後計画しているかみたいなところで思うとこがあればお聞かせいただけませんか。
(市長):
今回利用者の多かったところ、大体1台あたり1.5人以上のところが3地域ありました。そのうち2地域は高台で、高齢者の方も非常に出歩きにくいっていうか、病院であるとかまた買い物あるいは駅、電車へ乗りにくいとかそうした状況の方が多くて、特に高台の有功地域であるとか、木本地域についてはできるだけ停留所を近くに置いてっていう声が多くて、結構この図面を見ていただいたら分かるんですけど、停まる位置がこまめに止まることになっています。高低差が非常に大きいので特に頻度が高くなっています。それとルートについてはできるだけニーズの高いルート、病院であるとか商業施設であるとか、そういったところをできるだけ経由してっていうことで希望に沿うようにしています。
(担当課):
他に工夫した点としましては、すごく熱心な方も中にはいらっしゃいますので、やっぱり先ほどおっしゃったんですけども、介護とか買い物とかそれと駅の時刻。駅の時刻に合わせた運用をして、乗り継ぎやすいような手段で、バスを運行させていただきます。
(記者):
地域の自治会にはもうご連絡当然していると理解してよろしいでしょうか。
(市長):
はい。これは十分自治会の意見を聞いています。ルート、時間帯であるとか、そういったところは十分話し合いながら、今回やる2地域っていうのは熱心な地域で、協議会としてもまとまっていて、できるだけ多くの人に利用してもらおうっていうことでそうした運動もしていただいている地域でもあります。
(記者):
ここにあるように既存のバスと並行しているところ潰しちゃいけないっていうことで乗れない区間があるっていうのはこの通りでいいんですね。オークワと六十谷駅の間は乗ってはいけませんみたいな。つまり15と16の間は和歌山バスが走っているからここだけ乗るのはやめてねということだと思うんですが。
(担当課):
おしゃる通りです。やっぱり行政がしますので、民間事業者さんが元々走っているルートにつきましては、できるだけ被らないように走らせていただいていまして、どうしても被らなければならないところについては、乗降については制限させていただいております。
(記者):
あと最後すいません。運行は民間の業者されるようですけど、期間とか今のところ向こう何年とかっていうのは定めてはいないですか。
(市長):
一応要綱っていうか、和歌山市の中で地域バスについては、大体1車あたり1.5人以上乗っていただけることとか、あと運賃収入が10%以上あることとか、細かい規定はあるんですけども大体1.5人以上乗っていただければ、ある程度地域バスとしては効率的かなと。1.5人を2年間下回るようだとやっぱり地域バスっていう運行形態が実状にあってないんだろうっていうことで他の方法を検討していこうと思っています。今回、昨年の実証運行から外れた地域については別の手段、例えばAIのオンデマンドバスだとか、もうちょっと小型なものとか、デマンドタクシーにした方がいいんじゃないかとかそういったその他の手段に切り替えて、全体的には効率的な公共交通体系っていうのを作っていければと思っていますので、今回の本格運行は継続していくつもりです。
(記者):
今の質問に関連してですけれども、1台あたりの乗車人数が1.5人以上の地域が3地域あったっておっしゃっていて、今回やる2地域以外のもう1つっていうのは川永のことですか。
(市長):
そうです。川永地域です。
(記者):
そこは状況が変わったので改めて実証した上でという話ですね。それからあと確認ですが、この新たな2地域の運行形態は紀三井寺と同じような地域協議会を作って、そこが主体になるということでよろしいですか。
(市長):
はい。その通りです。
(記者):
地域バス関連ですいません。地域バスは一般的なコミュニティバスと違って、乗車率が悪ければ運行している自治会の方での費用負担が発生してくるかと思います。それを踏まえたルートとかあとは運賃設定になっていることは承知なんですけれども、ガソリン代の高騰など運行を取り巻く環境っていうのが厳しい中で、どのように持続可能な事業にしていくかご所見をお伺いできますでしょうか。
(市長):
地域負担を求めると非常に地域の方が窮屈になるし、協議会に入ってくれる方も少なくなってきます。昨年紀三井寺も含めて試験的にやったのは地域負担を求めないっていう形でやりました。今後乗車率が悪くなっても、地域負担は求めていかない。その代わり2年間例えば1.5人を下回ってくると、他の交通機関の方がいいんじゃないかっていうことでそこは継続しないかを検討する。できるだけ地域の方が気軽に乗れる形にしていきたい。そのことによって運営が維持、持続しやすくなるんじゃないかと思って、地域負担についてはもうやめました。
(記者):
分かりました。ありがとうございます。イルミネーションの関係なんですけれども、民間事業者の方で、実行委員会発足しまして今事業進めているところだと思います。イルミネーション盛り上がるように、和歌山市行政としてはどのように取り組んでいくのか、意気込みとそれからライトアップの方メニューで上がっておりますけれども、この他イベントとか誘客につながるような取り組みを何か考えてらっしゃいましたら教えてください。
(市長):
イルミネーションイベントっていうのは元々ナイトタイムエコノミーから始まりました。実は平成29年、2017年なんですけど、当時タカショーデジテックさんが、フェスタ・ルーチェを和歌山マリーナシティでやるんだと。それを行政に協力してやりますと。そうしたことによって冬場の経済の活性化につながっていく、和歌山市全体の活性化にもつながるっていうことで平成29年から3年間の予定で始めていただきました。和歌山市としてもフェスタ・ルーチェを活用して、もっとまちなかをいろんな明りで、冬場を夜のナイトタイムエコノミーとして活用していただけるようにってことでやってきていたんですけど、今年特に民間の方から和歌山市が一部補助してくれればしっかりと運営していくよっていうことで声がかかりまして、それはもう非常にありがたいと。元々和歌山市は駅から柳通りまでしかイルミネーションをしてなかったので、そういう民間の方の声が上がっていたのは非常にありがたいていうことで、一緒になってやりましょうってことでスタートしています。これからナイトタイムエコノミーっていうのは、インバウンドの方が増えてくれば、さらに重要になってくるし、和歌山市のシティプロモーションにも繋がっていくと思っています。そうした中で民間の方と協力していかないとやれないんですけど、さらに特に冬場の夜間の経済が落ち込む時期についてはナイトタイムエコノミーをやる、あるいは夜が長くなってくるので文化的なところ、ナイトカルチャーの面もしっかりやっていきたいと思っていて、そうした夜の活用っていうのは官民共同でさらに増やしていきたいと思っています。
(記者):
わかりました。ありがとうございます。それと結婚の関係を教えていただければと思うんですけれども、資料によると全国平均よりは低くはないけれども、年々減少傾向にあるという婚姻率ですけれどこの背景にある部分っていうのは市長としてはどのように考えてらっしゃいますでしょうか。
(市長):
少子化っていうか結婚されない方っていうのは、1つはやっぱり経済的な不安っていうのがあると思っています。子育てにかかる経済的な不安っていうところがあって、子供を持たれないという。少子化と結婚とまたちょっと差があるんですけど、まず結婚から行くと、やっぱり自立される方も増えてきて、それぞれの人生の楽しみ方っていうのはいろんな価値観に基づいていて、結婚だけじゃないっていうところが増えてきたんだと思っています。もう1つはなかなか出会いの場が少ないっていうところがあって、昔はもっと出会いの場もあったし、例えば仲人さんがいろんなとこにおられて、どんどん紹介してくれたりしていた。そういったところが社会の慣習の変化によって、だんだん紹介する人もなくなってきたし、個人情報って形でそういうこともやりにくくなってきたっていうところも背景にあって、まず出会いっていうところが少なくなっているような気がします。そうしたことでライフスタイルの多様化と出会いの場の少なさっていうところが結婚にはなかなか結びついてないんだろうなと思って、今回はできるだけそういう機会を多くしたいということで、昨年から縁結び会っていう形で活動いただいていて、多くの方を出会わせていただいたりしています。成功された方もおられるんですけども、付き合い中の方もおられるし、ただ人数的にはまだそんなに多く広がっていないので、登録しにくいというところもあって、今回軽い形で婚活イベントも兼ねた形でもっと登録してもらいやすく、出会いやすく、参加してもらいやすくしようっていうことで、イベントっていうところも組み合わせてやっていこうと思っています。
(記者):
ありがとうございます。ちょっと今出会いの場の創出とかあとは経済的負担の改善とかありましたけれども、この婚姻率を上げるためにもちろんそれぞれ課題抱えている方に強制はできないかと思うんですけれども、行政としてはどのような支援のスタイルが望ましいと考えてらっしゃいますでしょうか。
(市長):
行政としては無理やりってことはもちろんないので、希望されている方の希望に沿えるようなサポートっていうところを自然な形でできればと思っています。それが1つは出会いの場の提供だし、あとはワークライフバランスの面では、いろんなワークライフバランスの中で今特に人生を楽しむっていうところでは就労の仕方であるとか、所得の向上であるとか、若い人をできるだけ呼び込んでくるとか、そうしたところは行政としてやっていく必要があって、できるだけ若い人の定着も含めてやっていきたいと思っています。それと経済的な支援っていうところは先ほどの結婚新生活応援のような形で、できるだけ負担のない形で結婚というところをスタートしてもらえればと思います。
発表項目以外について
(記者):
交通の話が出ましたので、昨日国会の方で、一般の車に乗客を乗せて有料で走るライドシェアについて代表質問で言及がありました。今すぐっていうことではないですけれども、市長のご所見と、和歌山市として、もし取り組む方法があるなら、どんな可能性があるのか教えていただけますでしょうか。
(市長):
ライドシェアの問題はこれから広がってくるんだと思っています。それは特に運転手不足で、特にタクシーの運転手さんが少なくなって、東京なんかはもう大変な状況になっていますけど、そういったところは地方にもすでに及んできているし、まだ拡大していくことになると思っています。そんな中でライドシェアっていうのはありえることかなとは思っているんですけども、今のところ和歌山市はライドシェアの前にまだやらなきゃいけないことが実はあって、交通機関の充実、いろんな交通機関が今出てきていますので、タクシー、バスだけじゃなく、いろんな交通機関を通じて、できるだけ便利に移動できるような形をまず作っていきたいと思っています。その上でどうしてもライドシェアを導入しなきゃいけないとか、ライドシェアを導入した方がいいいところがあれば、その点は積極的に検討はしていきたいと思います。
(記者):
ありがとうございます。ちょっと話題を変えます。先日県の知事会見の方で県職員さんの働き方改革を進めるということで、リモートワークを拡充しますという発表がありました。和歌山市の取り組みと、今後和歌山市の方で職員さんのリモートワークの関係とか働き方に関して取り組んでいくことがありましたら教えてください。
(市長):
県とちょっと違うところは、やっぱり市役所っていうのは住民生活と密着した面があります。これまでもコロナ禍でリモートワークっていうのは試験的にもやったこともあるんですけども、なかなかやっぱり直接市民さんとの対応の中ではリモートワークを全面的に導入するのは非常に難しいと思っています。ただそんな中でも部署によっては可能なところもあって、それと例えば妊娠であるとか、そういった時期でやはりそれぞれの状況に応じてテレワーク、リモートワークっていうのは導入していこうということで準備はだいぶ進めてきています。そうした中でどういったところからリモートワークをやるかっていうところでは、現在和歌山市の市役所のDX化の中で今検討しているところで、今年ももうじきその結論を出すことになっています。
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