化学テロ災害に備えて(北消防署)

 

ページ番号1055307  更新日 令和5年12月13日 印刷 

化学テロ災害に備えて(北消防署)

イオンモール和歌山でNBC災害対応訓練を実施

写真:訓練中の風景(1)
隊員が救助に向かう様子

令和5年11月16日(木曜日)に和歌山市北消防署は、化学災害(化学テロ災害)対応訓練をイオンモール和歌山で実施しました。NBC災害とは、核(nuclear)、生物(biological)、化学(chemical)による災害の総称です。北消防署は、イオンモール和歌山協力のもと和歌山県警察と合同で訓練を実施し、実災害に備えた対応能力及び連携の向上を目的として取り組みました。NBC災害はとても特殊な災害で、一歩間違えば被害の拡大や、救助に向かう隊員にも危険が伴います。今回は、何者かが薬品を散布して動くことができない人がいる、という内容で訓練を実施しました。動けない人を救助に向かい、救助した人に付着した汚染物質を除去したり、緊急度や重症度を迅速に評価し、治療や搬送の優先順位を決定するなど、それぞれの隊が連携して活動することが大切で、このような災害が起きた際に、1人でも多くの人を助けるために日頃から訓練に取り組んでいます。

写真:訓練中の風景(2)
救助した人に付着した汚染物質を除去している様子
写真:訓練中の風景(3)
救助した人を手当している様子

最後に

NBC災害対応訓練では、化学テロ災害を想定して訓練を行いました。テロ災害というものは、人為的であり、とても特殊な災害ではあると思いますが、いつ災害が起こったとしても、より良い活動ができるように日々訓練をしていきたいと思います。

 

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