命を守る　介護老人保健施設で消防訓練

命を守る　介護老人保健施設で消防訓練

民間と行政の合同訓練

和歌山市消防局では、「敬老の日」を含む1週間を「高齢者等防火推進週間」と定めています。

この期間中に民間の高齢者施設に協力していただき、消防訓練を実施しています。

今年（平成29年）は、9月21日に「医療法人青松会介護老人保健施設パインドーム」に協力していただき訓練を実施しました。

消防隊出動

まずは、施設職員さんによる通報訓練、初期消火訓練、避難訓練が行われ、いよいよ消防隊の訓練がスタートします。

火災発見時の適切な活動により、消防隊はスムーズな活動ができます。また、日ごろの防火設備の点検により、助かる命を適切に助けることができます。

屋上から怪我人を救出

屋上から地上に張ったロープを使って怪我人を搬送します。

乗っている人のことを考えて慎重に慎重に

救護所でトリアージ

怪我人が多い場合は、救護所で搬送の優先順位を決めます。これをトリアージといいます。

一人でも多くの命を救うためには、効率を考えることも重要になります。

緊急脱出

火災現場から救助隊員が緊急脱出。

このあと、消防隊の一斉放水で火災が鎮火し訓練が終了しました。

 

訓練終了

訓練が終了し、消防局長から訓練講評がありました。

最後に、パインドーム施設長の「訓練をすることで防火の意識が高まりました。これからも訓練を続けたいと思います。」という言葉に、この訓練をやったことの意味を感じることができました。

これからも民間と行政が協力して訓練をすることで和歌山市の消防力を上げていきます。