働くひと

 

ページ番号1018685  更新日 平成30年3月13日 印刷 

オートメーション化が進んでも、人がいなければ成り立たない、製材業界で働くひとの写真

プレカット加工職人、藤井さん、仕事歴26年(平成29年度)

仕事内容

コンピュータ上の設計図の写真

弊社はプレカット加工による製材を行っています。プレカットとは、木造住宅の軸組工法の柱や梁、パネル(屋根)などを、設計図の情報を基にコンピューターに入力し、全自動加工機で生産する方法です。現在は在来軸組工法の戸建住宅で、プレカットは80%を越えるシェアとなっているといわれています。

私は工場で全自動加工機を扱う仕事をしています。社内のCAD入力課で作成されたデータが工場に送られてくると、まずは木材、木材数、形状などを確認してから、コンピューター制御された機械で加工を行っていきます。加工精度が少しでも狂ったら商品になりませんので、品質検査にはかなり気を配ります。

この仕事を選んだ理由

製材作業風景の写真

兄が弊社で勤務していることもあり、入社しました。高校卒業後からこの仕事を始めて、営業職に携わったこともあったのですが、私は現場の方が好きですね。体を動かすのが好きなので。

仕事のやりがいについて

製材作業を行う職人の写真

機械のオートメーション化とはいえ、木材の品質の確認や機器を使う計測、商品の目視チェックなど、私たち現場の職人がいなければ成り立たない仕事だと思います。広い工場が作業場なので夏の暑さや冬の寒さの対策が必要だったり、夜間シフト勤務があったりなど、きついと感じる面も確かにありますが、木を扱う職人としての経験や技能が必要とされることにやりがいを感じますね。

タイトル

和歌山市のものづくり物語 その他の物語

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