織物物語

 

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和歌山市から世界に羽ばたくひとつだけの技術、織物物語の画像


和歌山市の織物業界は1890年から約130年、幾多の変遷を経て今日に至っています。第二次大戦後、開発途上国の追い上げ等もあり、情勢は非常に厳しくなっている面もありますが、最新織機の導入など、諸設備の近代化と技術の向上を目指し、努力を続けています。またアパレル繊維以外にも、機械などに使用される産業資材用繊維など、新たな分野で活躍を見せる企業もあります。


アパレルから医療用、産業用まで多岐にわたる織物製品

機械で糸を編んでいる写真

県下の主な織物製品は、綿織物、合繊維物、スフ織物などで、生地織物ではユカタ地、シームレスオムツをはじめ、フィルタークロス、ネル生地、ガーゼ、フキンなど医療用、工業用の資材を製造しています。現在、和歌山県織物工業組合に所属する企業は11社。各企業により、長年の技術の特性を生かした織物製品が作られており、オリジナリティーあふれる自社製品の品質向上に努めています。

絶え間ない努力で生き残る、各企業のものづくり精神

織物製品の写真

県内に事業所を有する和歌山県織物工業協同組合の組合員の中には、高品質な国内産ガーゼ製造にこだわった老舗会社もおり、最新のレピア織機を導入したことで、高速かつ精密な製織が可能となり、さまざまなパターンのガーゼ生地を製造しています。他の組合員においても、産業資材用繊維に特化し、機械や工業用の繊維を製作。オーダーは全国各地から入り、大手繊維会社からも新しい産業資材用繊維を依頼されるほど、技術開発力にも長けた企業が活躍しています。

タイトル

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