製材物語

 

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和歌山市から世界に羽ばたくひとつだけの技術、製材物語ページの画像


豊かな森林資源に恵まれた和歌山市では、古くから製材業が盛んでした。中でも材木を細かく割る小割製材技術が発展し、建具、襖材、家具といった関連の産業が古くから集積しています。近年では木造住宅の柱や梁の継ぎ手、仕口を機械で行うプレカット加工を行う会社も増え、高品質でありながらスピード化も兼ね備え、時代に適した製材の提供も確立しています。


主に建築用材として求められる和歌山の製材

製材現場の写真

和歌山市の製材業界は、内川沿いを中心に古い伝統と歴史の中で発達してきました。本市で製材される製品はほとんどが住宅建築用材であるため、地場産業として生き残りをかけるには、付加価値を付けた二次加工・三次加工へと転換する製造方法や、大手ハウスメーカーとタイアップしたプレカット、集成材の製造など、時代のニーズに応えられる製材業界であることが求められています。

地球環境に対する負荷が少ないエコマテリアル

製材された材木の写真

近年、木材は他の資源に比べて製造から使用、リサイクル、廃棄までを考慮すると、比較的エネルギー消費が少なく、地球環境に対する負荷が少ないことから、木材業界はエコマテリアルとしての木材の利用推進に努めています。また、市下の製材関連の事業所で構成されている「和歌山木材協同組合」では、地元の工業高校にプレカット材を教材として寄付するなど、地域に貢献する活動を行っています。

タイトル

和歌山市のものづくり物語 その他の物語

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