建具物語

 

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和歌山市から世界に羽ばたくひとつだけの技術、建具物語

ドアやふすま、障子など、建築物内の部屋や出入り口を間仕切り、開閉する役割を持つ建具。弥生時代の遺跡から出土されるほど、日本の建具の歴史は深いものがあります。林業が盛んな和歌山では、明治初期から建具の製造が行われており、一大産地としてその名を馳せました。紀州生まれの建具は、室内の調湿機能やナチュラルな質感など木の特性を生かした木製建具を中心に、機能性はもちろんデザイン性にも優れたものが、現在も多々そろいます。

職人の技と現代デザインが融合で、メイドイン紀州の魅力を発信

建具製造風景の写真

和歌山県は和、洋建具の生産地であり、品質、生産量ともに全国的に高い評価を得ています。中でも、和歌山市は県下の建具業者が集中する地域で、そのほとんどが家内工業。大手メーカーなどの下請けを担う一方で、独自のブランド製品を手掛ける会社も数社そろいます。例えば、職人の技と現代デザインが融合した天然木の障子製品が「グッドデザイン賞」を受賞するなど、さまざまなスタイルで、紀州発の新しい建具の魅力を発信しています。

県外市場開拓や地場産業の組織強化に努める協同組合

製造中の建具の写真

県内の建具業者が中心となって構成されている「和歌山県建具事業協同組合」は、和、洋、木製建具の製造販売を目的に、社会のニーズに対応して人々の生活に役立つ製品を提案しています。また、技能・技術・安全衛生等の研修会や講習会を開いたり、業界の情報提供を行ったりなど、地場産業の組織強化に努めています。

タイトル

和歌山市のものづくり物語 その他の物語

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