洋家具物語

 

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和歌山市から世界に羽ばたくひとつの技術、洋家具物語のトップページ画像


高い技術とデザイン性を誇る和歌山の洋家具。その理由の一つは業界が一丸となって行う人材育成。家具職人が技術検定試験にパスするよう、サポート体制を組み、多くの技能士を誕生させています。その結果、国内外の大会で優勝や入賞を収めるなど、「和歌山のものづくり」を作品で体現。伝統技術や技法を若い世代が確実に受け継ぎ、時代によって機能もデザインも変化する家具市場のニーズに対応しています。


生活環境の多様化により、需要が増えるオーダーメイド家具

洋家具を製造する作業場の写真

昭和30年代から40年代の高度成長期の波に乗り、順調に発展していった和歌山の洋家具業界。1977年には木工家具製造企業や関連企業15社が集積する「和歌山洋家具団地」も形成され、操業を開始しました。

新加工材、生産機械により量産家具を中心に製造された時代には、木工専門の職人の製品が市場から姿を消すことが一時期ありました。しかし、時代とともに生活環境が多様化するにつれ、オーダーメイドの家具のニーズが高まり、一部は建築と融合したトータルインテリアへと移行しています。

全国的に知名度が高い和歌山の洋家具の技術

製造過程の家具の写真

「和歌山県洋家具商工業協同組合」では人材育成にも力を注ぎ、1985年以降、全国グランプリ優勝4回、入賞4回、国際技能競技日本代表3回、入賞1回などの実績を残しています。全国的知名度が高いことから、他府県からの技能研修も受け入れています。

2011年から行われている「和歌山家具手加工一級技能士創作作品展」では、和歌山の家具手加工一級技能士の優れた技術を用いて制作された家具が展示され、購入することも可能です。

タイトル

和歌山市のものづくり物語 その他の物語

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