働くひと

 

ページ番号1018702  更新日 平成30年3月13日 印刷 

伝統的な技術をもっと身につけたい、洋家具業界で働く人の写真

家具職人、谷口さん、仕事歴15年(平成29年度)

仕事内容

家具製造を行う様子の写真

洋家具店で家具づくりをしています。うちは別注家具がメインで、加工から仕上げまで機械を使う行程もあれば、手作業で進める行程もあります。

この仕事を選んだ理由

家具製造の様子の写真

もともとものづくりが好きだったこともあり、地元の職業訓練校である和歌山産業技術専門学院に進学しました。在学中に家具の製作に興味を持ち、同校で就職先として弊社を紹介してもらい、卒業後に入社しました。

職場ではベテランの先輩職人について、家具づくりを一から学びました。ひとつひとつの工程を覚えるのが大変で、ちょっとでも気がゆるむと寸法に狂いが出たりして、厳しい世界だなと思いました。入社から4、5年経ったぐらいかな、一通りのことを自分できるようになったのは。

仕事のやりがいについて

製造過程の家具の写真

品物が出来上がったときが、達成感を得るときですね。

先輩から学ぶにつれて、伝統的な技術をもっと身につけたいと思うようになり、毎年「和歌山家具手加工一級技能士創作作品展」に参加しています。この作品展に出るには、自分でデザインし、製図から製作まで行い、伝統技術の細工を施すことが条件です。機械はあくまでも手仕事の延長としてしか使えないので、とても勉強になります。2017年の作品展に参加したときは、自分の作品を地元の割烹料理店が気に入り、購入してくださいました。とても励みになりますね。

タイトル

和歌山市のものづくり物語 その他の物語

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