鋳物物語

 

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和歌山市から世界に羽ばたくひとつだけの技術、鋳物物語トップ画像


鋳型に溶かした金属を注ぎ、日用品や機械部品をつくる鋳造業。和歌山市の鋳物の歴史は、明治初期に必要な鍋や釜などの日用品を生産したことから始まりました。

現在、和歌山県鋳物工業協同組合に所属する和歌山市の鋳造所は2つあり、優れた加工技術を元に、大手メーカーからの発注や単品での依頼などさまざまなニーズに対応。現場では高い技術を持った外国人鋳物工が活躍するなど、グローバルな一面も持っています。


クオリティーの高い鋳物づくりに日々まい進

鋳物の写真

和歌山市の中心産業として発達した繊維機械づくりが始点にあった機械鋳物業は、金属工作・加工機械、産業機械などに使われる素形材を主に製造するように発展。本市の鋳物業は日本の基幹産業のサポーティング・インダストリーとして期待されている業界の一つです。各社で、製造技術の向上はもちろん、検査・管理を徹底する一方で、各種材質の研究開発にも怠りなく、クオリティーの高い鋳物づくりにまい進しています。

技術と安全管理能力が問われる専門職、鋳物工

作業風景の写真

日用品から大型の機械部品までさまざまなサイズやフォルムの製品や部品を製造しますが、どれもミリ単位での精度が要求される厳しい仕事。また、クレーンやひしゃくを使って溶解した金属を鋳型に流し込むなど、安全管理能力も必要とされます。ある企業では、インドネシア人やフィリピン人、ブラジル人、中国人などの外国出身の人材も鋳物工として活躍するなど、和歌山市の鋳物業界をグローバルな力で支えています。

タイトル

和歌山市のものづくり物語 その他の物語

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