働くひと

 

ページ番号1018688  更新日 平成30年3月13日 印刷 

研究を通して社会に貢献し、自分が生きた証しを残したい、化学業界で働くひとの画像

研究職、谷口さん、仕事歴5年(平成29年度)

仕事内容

研究風景の写真

新規化合物の研究や既存製品の改良研究、新規開発製品の現場化へ向けたスケールアップ検討など、研究職であってもさまざまな仕事があります。私は主に新規化合物などの合成研究を多く担当しています。

この仕事を選んだ理由

研究風景の写真

学生時代から有機合成に携わっていたことと、仕事場が「有機化学」発祥の地の一つである和歌山の小雑賀地区にあり、自分の生まれ育った地元で有機化学を続けるには最良であると感じたからです。現在でも芳香族ジアミンをメイン化合物として取り扱っている専門メーカーであることにも魅力を感じました。

仕事のやりがいについて

印象に残っていることは、入社1年目に行ったサンプル製品の合成です。合成プロセス工程における反応の注目ポイントが、学生時代の実験と大きく違ったことが印象的でした。実験結果は真実のみを素直に受け入れ、感謝の心を忘れないように心掛けています。

また、仕事を通じて自分が合成した化合物がお客様へ製品として出荷されることで、その喜びと責任、信頼の大切さを学びました。

今後目指していきたいこと

谷口さんの写真

当社は芳香族アミン類という化学としてはニッチな分野ですが、利用用途はさまざまです。無限の可能性を引き出し、新たな分野への展開ができれば、と思っています。研究を通して社会に貢献し、仕事の上で自分が生きた証しを残したい。その信念を忘れず、ものづくりに取り組んでいきたいですね。

タイトル

和歌山市のものづくり物語 その他の物語

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