働くひと

 

ページ番号1018724  更新日 平成30年3月13日 印刷 

時間を掛ければ掛けるほど、感覚というか、技術が身に付いてくる、和家具業界で働くひとの写真

紀州箪笥伝統工芸士、辻さん、仕事歴40年(平成29年度)

仕事内容

箪笥を製造している様子の写真

和歌山市内の和家具店の老舗店で、紀州箪笥の製作をしています。箪笥の製造工程には大きく分けて、木材を組み立てたり加工したりする「木地」と、仕上げや塗装を専門とする「塗装」がありますが、私は「木地」を担当しています。

この仕事を選んだ理由

桐材にかんなをかけている様子の写真

職業訓練校で木工の箪笥製造を習得し、和歌山市内の数カ所の家具店で働き、今の会社には3年前に今の会社に入社しました。40年間一貫して家具作りをしています。

木材の扱いを習得するのに、10年は掛かると思っています。時間を掛ければ掛けるほど、感覚というか、技術が身に付いてくる。それほど経験がものをいう職種ですね。

仕事のやりがいについて

桐箪笥の写真

自分が作る製品が世に出回るのは励みになります。それと、1995年度に伝統工芸士の資格を認定されました。12年以上の実務経験がある上で、知識テストや実技テストなどで実力を試される試験を通ったことで、自分の職人としての腕が国家に認められてうれしかったです。

家具職人を目指す方へ

メッセージを送る辻さんの写真

職人の世界はなかなか厳しい世界ではありますが、ものを作ることに興味がある人なら耐えられるやりがいのある仕事だと思います。

タイトル

和歌山市のものづくり物語 その他の物語

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