動物もお客さんもみんな幸せになれる動物園に。動物園HAPPY大作戦!!/和歌山大学教育学部附属小学校 3年B組

 

ページ番号1054097  更新日 令和6年1月30日 印刷 

動物もお客さんもみんな幸せになれる動物園に。動物園HAPPY大作戦!!

地域の工事現場から出た廃材を使って動物が動物らしく安全に遊べるおもちゃを作る

動物もお客さんもみんな幸せになれる動物園に。動物園HAPPY大作戦の画像

飼育員さんに相談する子供たちの画像

完成したおもちゃ

目標11住み続けられるまちづくりを。目標12つくる責任つかう責任。目標17パートナーシップで目標を達成しよう。

実施主体

和歌山大学教育学部附属小学校 3年B組

実施場所

和歌山市内

実施時期

2023年9月12日から2023年12月20日

取組のきっかけ・内容

  和歌山大学附属小学校3年B組は、和歌山市内の清掃活動を通じてSDGsについて学びを深めている。和歌山城公園内の清掃活動に訪れた際に、動物園に興味を持ち、交流するなかで、飼育員の仕事や動物たちの様子から、もっと動物園を元気にしたいという思いをもった。
 そこで調べ学習を進める中で、飼育員の困りごととして「園内の環境整備に日々忙しく、動物達の遊ぶおもちゃ作りができていないこと」を知り、地域の工事現場から出た廃材を使って、動物が動物らしく安全に遊べるおもちゃ制作を試みることとなった。おもちゃ制作には、動物の生態を知る必要があり、飼育員や獣医師に相談しながら、児童自ら考えたイメージをもとに1か月以上かけて完成させ、今は動物園内に常置されている。

今後の計画・展開

 児童が試作したおもちゃを動物に与え、試行錯誤を重ねながら、先生や飼育員、獣医師など多方面からアドバイスをもらいながら児童自身で、課題や計画を決めて取り組み、ブラッシュアップをしていく。完成後は、動物園でおもちゃのお披露目イベントを開催し、保護者や観光客に対して児童自らが動物の生態についても説明し、動物たちの良さを共有できるような機会をもつ。