市長記者会見 令和4年4月28日

 

ページ番号1044267  更新日 令和4年5月13日 印刷 

4月市長定例記者会見
【令和4年4月28日(木曜日)10時00分~】

kaiken0808

市長発表事項

発表項目

令和4年和歌山音楽大行進及び子どもなかよしまつりの開催について~3年ぶりにパレード出発進行~

 おはようございます。4月の定例記者会見を開始させていただきます。本日の発表項目8項目ございます。5月5日こどもの日ですけど和歌山音楽大行進と子どもなかよしまつりを3年ぶりに開催させていただきます。感染がまだ十分収まってない状況ですので十分感染対策に気をつけて参加していただければというふうに思っています。パレードの方、30団体で音楽大行進を1時から、それと西の丸広場では、子どもたちのなかよしまつりが12時から開催されることになっています。様々な子どもたちに楽しんでいただいて、なかなか最近は外にも出る機会も少なくなっていると思いますので外に出て、こうした機会に感染対策に気をつけながら楽しんでいただければと思います。

混雑状況を確認してゴールデンウイークの和歌山市を楽しんでください

 それでですね、いろんなイベントがゴールデンウイーク中あります。和歌山市ではできるだけ公営の施設について混雑を避けていただいて、それが感染対策にも寄与するということで、例えば四季の郷公園でございます。駐車場が非常に混雑していることもあって駐車場の利用率を混雑ランプで明示させていただくことになります。29日から運用を開始させていただきます。また和歌山城はこの間からやってるんですけれども花見の時も非常に混雑してましたので、混雑ランプをすでにやってますけども天守閣、またわかやま歴史館それと動物園、そして茶室の紅松庵ということで、ここについては施設の混雑状況も事前に見れますのでそうしたところを参考にしていただいて、そして1人1人が感染対策に気をつけていただいてお出かけ頂ければというふうに思います。ゴールデンウイーク中は様々なイベントやってます。また参考にしていただいて、できるだけですね人の混んでいないときを選んで頂ければありがたいなと思うんですけどよろしくお願いします。

サマータイムレンダ公式アプリ Powered by 和歌山 和歌山市×サマータイムレンダキャンペーン開催!

 サマータイムレンダがテレビでアニメ放映されています。非常に人気も出てて、3月28日からサマータイムレンダのキャンペーンということでやってるんですけれども、ポイントを使用していただけるようになりました。4月29日から特にダウンロードが可能なもの、和歌山市コラボ限定待ち受け、またアプリ限定ARカメラフレームということで コラボ待ち受けはこんな形でですね、 ARカメラフレームについては写真を撮っていただいて誰かに写真を撮っていただければそこに本人が映るという形になってますので、そうした様々な特典も29日からダウンロード可能になっていますのでぜひ様々なところへ出かけて行って、ポイントを獲得していただければと思います。ポイントの集め方についてはこういったスタンプラリーであるとかアニメ視聴、単行本読破、スペシャルキーワード収集ということで様々なポイントが獲得できることになってます。チェックポイントは友ヶ島と市内の各地、和歌山城であるとかマリーナシティであるとかそういったところでポイントを獲得できますので市内の方も出かけて頂ければというふうに思います。

新たなスポーツ総合公園の一部となる「憩いの広場・駐車場」の整備が完成  ~防災機能を備えた災害時の避難場所~

 スカイタウンつつじが丘に市営のテニスコートがあるんですけども、そこの駐車場が狭かったということで今回広くしました。それと併せてですね、憩いの広場等を設けて、合わせて津波避難時の防災拠点にもなるようにということで、この広場、駐車場というのをオープンします。これは全体的には総合スポーツ公園。いろんな新しいニュースポーツも入れたような総合スポーツ公園の一環として整備するもので今回は駐車場とそういった広場を整備しました。引き続き2期工事に向けて整備を進めてまいります。

~和歌祭四百年式年大祭~第八代将軍吉宗公「松平健氏」に続く大名行列を率いる紀州藩主が決定しました

 和歌祭四百年式年大祭で5月15日に開催されるんですけれども、それに先立って大名行列の方を今回募集したところですね、38名の応募がありましてその中から抽選で森長遥海さん。小学校2年生の女性の方が今回藩主として選ばれました。女性の藩主ということで今度5月6日の時に就任式典を和歌山城ホールの3階多目的スペースで行いたいと思います。当日は大名行列があって、そして和歌祭の渡御行列がはいるんですけれども横断幕和歌祭の渡御行列のところですね、私とか市議会の議長も一緒に歩かせていただくということになっています。

こども医療費助成制度の所得制限を撤廃します-8月1日以降、中学校卒業までの全ての子どもにかかる医療費の自己負担額が無料になります-

 これはもう予算で既に発表させて頂いてたんですけど、こども医療費の無償化の所得制限がなくなります。8月1日からなくなるんですけども今まで申請していただいてる方、あるいは申請していたんだけど、所得が多くなって外れた方、そういう方については申請が不要となっています。ただこれまで申請したことが無い方等については申請が必要ですので、その方については和歌山市の方から案内を送らせてもらうことになっています。5月9日に申請が必要な方には案内書を送付させていただくことになってますので、ぜひですね、6月末までに申請をお願いしたいと思います。お手元の資料の方へも書かせていただいているんですけれども、受給者証の送付する期間が7月25日以降となってて8月から使用可能なんですけどもし届かない方はですね連絡いただければ8月中旬までに連絡いただければ受給者証の方送付させて頂きますのでその点、ぜひよろしくお願い申し上げます。

ユニバーサルデザインに配慮した視認性の高い「窓口サイン」(本庁舎1・2階)に改修~スムーズな窓口案内で市民サービスの向上~

 和歌山市の1階の窓口ですけども、今回ですねユニバーサルデザインを特に受付窓口等に配置してですね、例えば色彩の感覚であるとか文字についてはユニバーサルデザインに配慮したデザインに改めることにさせていただきました。これによってですね、多くの方いろいろな方により分かりやすく窓口を明示しようということになります。

空き家の利活用を推進~今年度から学生専用シェアハウスを整備する場合の改修補助事業を開始~

 空き家の利用活用でございます。空き家の利用がなかなか進んでいないということで危険な空き家については撤去する、あるいは利用できる空き家については空き家バンク等にも登録していただいて利用の促進を進めています。そんな中でですね、特に最近は大学も増えてきたし和歌山大学等の学生にもですね、まちなかで活動してもらえないかということでこの空き家をシェアハウスに改修して頂ける場合は補助をさせていただこうという制度をスタートさせます。できるだけ学生の方が、低料金で市内に住んでいただけるようにということで1室あたり上限200万円3軒分を予算として600万円の補助をさせていただくことになります。5月9日から6月10日までに応募していただく。応募多数の場合は審査により選定させていただくことになります。これによってですね、できればまちの中へ学生の方に住んでいただいて、そして和歌山市を知ってもらう。そういうことも大事じゃないかなと思ってまして、この事業に参加していただける大家さんを募集しています。その他空き家利用で今までやってますのは、地域交流拠点として整備を改修補助を出しています。また空き家バンクの登録物件で農地付き空き家ということでこれも去年から始めてるんですけど、普通だったら農業やっていないと農地付き宅地は買収したりすることはできないんですけれども、空き家バンクへの登録をしていただければ農地付きの空き家を買収できるということになっています。そうした制度であるとか三世代同居・近居ということで三世代が近くへ親もとへ例えば家を建てるとか借りるとかそういった場合に空き家を活用していただければ県外から転入される場合あるいは市内転居の場合、その場合それぞれの補助制度もございます。ぜひこうしたことを活用していただいて、空き家ということを減らしていければというふうに思ってます。

発表項目は以上でございます。

よろしくお願いします。

記者の質問事項

(記者):

ゴールデンウイーク混雑状況の件についてなんですけれども、空き、やや混み、混みと。やや混みがいただいた資料を見ると、色でいうと黄色になってるんですけど、さきほど市長ご説明あった際に私から見るとこれ黄緑色に見えるんですけれどもそれ黄色ですか青、黄、赤でいいですかねいわゆる信号と同じ

(市長):

黄色です

(記者):

ユニバーサルデザインに関連してなんですけどもこれ一気に変わるんですか、いつからって言えますか。

(市長):

ユニバーサルデザインについては5月9日から運用します。

(記者):

対象はこの市民課と国保年金課と市民生活課の3つで、色分けも3つに 色分けされる感じなんですかね。

(市長):

3つというかですね、ユニバーサルデザインは色と色の同色系っていうのか。ユニバーサルとして見分けにくい色っていうのがあって、それは避けた形で、できるだけその区別のできるユニバーサルデザインの色を使わせてもらっています。だから今回ですね、この青とオレンジであるとかオレンジと赤っぽい色。これは見分けがつきやすいということで、そうした色を着色させていただくので、今回3色かな主に。もうちょっとあったかな。何色あったんだっけ

(記者):

要は文字じゃなくて色でパッと分かるようにということですよね。

(市長):

10色がそのユニバーサルの色をとってます。

(記者):

病院だとよく色に沿って歩いて行くとそこに着くみたいなのあると思うんですけどそういう部分もあるんですか。

(市長):

それはないです。色と文字のフォントの形だとかあとは障害者に優しいということで椅子と椅子の間隔をあけたりだとか、車椅子が通りやすいようにそうしたことは配慮させていただきます。

(記者):

じゃあ9日から一気に始まるという理解でいいんですね

(市長):

そうですね、はい。

(記者):

今のユニバーサルデザインのところで4か国語をこの4つを選んだのは どうしてなんでしょうか。市内の外国籍の人数に比例してのことなのか、そこまず教えてもらえますか。

(市長):

以前からですね、4カ国語、中国語は2つ字体があるので、中国語は簡体と繁体文字とその2つを入れて4か国語ということでさせていただいてます。これは以前から4か国語にしてるんだけど、案内等ですね4か国語だいたい27年くらいから使わせてもらってます。それまでは日本語と英語っていうパターンが多かったんですけど中国語韓国語。中国語もその2つの簡体と繁体と両方入れてっていうパターンでだいたい統一させてもらっています。

(記者):

あとこども医療費助成のことで対象の児童で全体の12%、4万794人 っていうのは子どもの数ということでしょうか。4万人というのは下の方4番のところなんですけれども

(市長):

そうですね。全体数4万で所得制限が今までかかってた方がだいたい 5000人くらいいるかなということで。

(記者):

こどもというのは何歳から何歳までになるんでしょうか

(市長):

0から15歳です。

(記者):

この全体数4万794人というのも0歳から15歳までということですよね

(市長):

そうです。

(記者):

こども医療費の制度のことで8月中旬に届かない場合ご連絡くださいということなんですが、連絡先はこども家庭課でいいんでしょうか

(市長):

こども家庭課です。

(記者):

右上の番号でいいですか

(市長):

はい。

(記者):

わかりました。あと申請が必要な方には全員に紙が届くようになるっていうことですか、それともホームページ等で自分で申請することも出来るんでしょうか

(市長):

これはもう全部申請してもらった方がいいんだよね

(担当課):

所得がオーバーになっておられた方で、以前から和歌山市のこども家庭課にこども医療費の手続きをされていなかった方についても当方から申請の通知をお送りさせてもらいます。以上です

(記者):

通知が届いてから申し込むっていうことでいいですか

(担当課):

はい、その通りです

(記者):

わかりました。ありがとうございます。あとユニバーサルデザインに関しては改修時期いつからいつまでとかで窓口が使えなくなるような時期ってあるんでしょうか

(担当課):

この連休の5月7日8日で改修工事を行います。そして9日からオープンするということで支障はないと思います。

(記者):

わかやま新報の須磨です。サマータイムレンダのコラボの事なんですが、これもうキャンペーン自体は1か月前から始まっているわけですか。和歌山市とのコラボの部分なんですが、この限定待ち受けとか限定ボイスっていうのは和歌山市とのコラボの限定というのはあんまりコラボだから出てくる限定という意味がちょっといまいちわかりにくいですがどうコラボしてるんですか。

(市長):

例えばポイントを集めていただけるところはですね、和歌山城であったりとかマリーナシティまた磯の浦であるとかそういったところは和歌山市との共同になりますけど。

(記者):

例えばこの特典がコラボの限定特典というのはその和歌山市と共同でやった部分でのポイント取得とかでないと得られないとそういう意味なんですか。もともと和歌山市が舞台なのでこの部分だけ和歌山市とコラボっていうのがちょっと意味がわかりにくいなと思ったんですが

(担当課):

観光課です。もともとアプリ自体は3月28日から動いておるんですけども、今回ポイントを貯めることで得られる特典の中に1枚目の資料の中にございます。コラボ限定待ち受けであったりとかあとアプリ限定のARカメラフレームであったりとかコラボ限定ボイスというのがございましてこれが和歌山市とのコラボの商品になりますので、これが29日からダウンロードできるというようなことになります。

(記者):

このチェックポイントとかこういうところは決めるにあたっては和歌山市さんとこのサマータイムレンダのどことやりとりをされて決められているのかちょっとわからないんですが、これは公式のアプリなので集英社さんなりそういうところがアプリを作る主体としてはあって、そこに和歌山市さんが一緒になってこのチェックポイントの場所を決めたりとかそういうことをしたというふうな理解でいいんでしょうか。

(担当課):

そうでございます

(記者):

四季の郷公園の渋滞の関係ですけれども、住民生活とか事業活動への影響っていうのが渋滞に伴ってすでに生じているということだと思うんですけれども市としての認識を教えてください。

(市長):

土日が非常に多くなっています。昨年と比べて、だいたい土日で多い時で25%ぐらいアップしてます。和歌山市の方ではですね、今回臨時駐車場をまず設けましょうということで今週から設けることになっています。それと併せて今回混雑ランプということで、できるだけ駐車場の混雑時は避けて下さいよということで周辺への影響というのは少なくなるようにしようと思ってます。

(記者):

臨時駐車場それから混雑ランプそれ以外に何か対策とかゴールデンウイークに向けての対策って何か考えてやろうとしていることってあるんでしょうか。

(市長):

特にそれ以外はないですね これ以前からですね、四季の郷っていうのは割と長時間滞在になってしまうので、そういう意味ではですね、来られても長時間滞在の方がおられたらどうしてもそこにいけないということになって、イベント時というのは特に春だとか秋のイベント時というのは多くなっていました。できるだけ駐車場を広くしようということで去年の7月ですか道の駅に指定させて頂いて道の駅の駐車場ということで拡張もさせていただいたんですけど、やっぱりそれでもちょっと足りないなということになってきたので、そういう混雑時には臨時の駐車場を近隣の施設のところへ設けさせてもらうことにしました。

(記者):

今回はゴールデンウイーク中に限っているのを臨時駐車場ということだと思うんですけれども今後イベント開催時とかまたその来年とかになったらまたゴールデンウイークになったら、また人が一時的にどっとくるということでそういう恒久的な臨時駐車場の確保とかまたはその常設の駐車用の増設とかそういったことってのは検討はされるのでしょうか。

(市長):

ちょっと状況見てなんですけれども臨時駐車場といってもスペースが限られてきますのでね、その辺は状況を見ながらやっていくことになると思います。

(記者):

あとすみません。最後で米印のところに公共交通機関の利用とか車の乗り合わせというところそれから伊太祈曽駅からレンタサイクルってあると思うんですけども一応市長からもその辺の呼びかけをちょっとお願いしたかったんですけれども。

(市長):

四季の郷については道の駅に設置して、そしてまたこの4月から 拡張工事もできました。これでフルオープンということで非常に多くの方で賑わっています。道の駅ってことなので車は中心かも分からないんですけど、できるだけ貴志川線の伊太祈曽駅からも歩いて20分程度ですし、レンタサイクルもあります。公共交通機関等でも来て頂ければと思います。また歩いてもですね、色んなとこからも来れますのでハイキングも兼ねてこの四季の郷へ車以外でもお越しいただければというふうに思います。

(記者):

和歌祭なんですけれども、四百式年大祭を機にですね、その大名駕籠の衣装、道具等を使用して大名行列の一部を実演するということなんですけれどもこれまでこれは行われていなかったんですかね。大名駕籠と大名行列の一部を実演すること自体はこれまでは和歌祭ではやってなかったんですか。

(市長):

秋の国民文化祭の際は和歌祭と一緒にですね、大名行列を出させていただいて、5月の和歌祭で大名行列をやるって言うのは初めてになります。

(記者):

38人から応募があってこの森長さんを選ばれたということなんですけれども男女それぞれ何人応募があって、どのような形でこの森長さんに決まったのかというのを教えていただけますか。

(市長):

最後は抽選だっていうふうに聞いてるんですけど男女別がわかるか

(担当課):

女性が何人っていうのはちょっと手持ちが今ないんですけど、女性も数の中には何人か入ってました。それと先ほどの補足なんですけど、前回2回目やったときは第53回国民文化祭の紀州おどりの中で大名行列2回目前回させていただきました。11月3日です。

(市長):

和歌祭は歩いた

(担当課):

前回和歌祭ではなく紀州おどりです。

(市長):

ちがう、和歌祭は歩いたんだっけ

(担当課):

はい、その通りです

(記者):

要は抽選で選んだらたまたま女性だったというそういうことですか。

(担当課):

そうです。

発表項目以外について

(記者):

IRの件なんですけれども、県議会でダメになってしまったんですけれどもそのことについてまず市長の受けとめを改めて教えてください。

(市長):

まず IRが県で否決された時にですね、コメントも出させていただいたんですけどIRというのはこれからの和歌山市にとって経済波及効果であるとか、また雇用創出等で非常に和歌山市にとっても大きなチャンスだと思っていました。そのチャンスがなくなったということは非常に残念であります。ただ和歌山市も残念ばっかり言ってられないので新たな活性化策っていうのをしっかりと打ち出していってIRに代わる物っていうかな、あれだけの規模というのはなかなか難しいんですけれども、いろんな形で和歌山市の活性化に向けて全力で取り組んでいきたいと思っています。

(記者):

ありがとうございます。それでこの今回なぜ否決されたのだろうかというところはどう見ていらっしゃるのでしょうか。

(市長):

これはもう県に聞いていただくのが一番いいかなと思うんですけど、報道で見てもですね県から聞いてもいろいろまちまちですよね、反対意見っていうのは。で、それはもう今までの報道の通りじゃないかなと思っています。いろんな立場から反対意見があったんだろうと思います。

(記者):

県に聞いてくれということなんですけども、しかし市議会でもですね、たびたび出てたのは和歌山市というのは別に県の下請け機関ではないわけですから、このIR事業にもですね市長は積極的に関わってきたと思いますのでぜひ市長の立場としてなぜ否決されたのか何が足りなかったのかということはどう考えでしょうか。

(市長):

和歌山市議会ではもう随分議論させていただきました。ギャンブル依存症の点、また資金計画がそんなにも確定してない点、さまざまな点から議論いただいた結果、和歌山市議会では賛成いただいたし市としても同意をさせていただきました。県の方で県議会の方で審議されたわけですけれどもそれはもう県議会の判断だと思っています。和歌山市としてはですね県議会でそういう判断をされたということはこれは重く受け止めなければいけないんですけれども大きな和歌山市としては同意してた中でそのチャンスが奪われてしまったというのは非常に残念だというふうに思っています。

(記者):

IRに代わるものは難しいということなんですが、今後の活性化策なんですけれども、IRが今後再挑戦があるのかどうかわからないんですけれども市長としてはそういう機会があればまたIRを進めていった方、誘致する方が良いという立場なのか、もう完全に諦めて別の活性化策を考えるっていうのかどちらのお立場なんでしょうか。

(市長):

もう今はですね、新たな活性化策を考えていくということを最優先にしています。1回もうなくなってしまったわけですからなかなか再度復活というのは非常にハードルも高くなることだと思います。そんな中でそれに頼ってしまうということは非常にリスクが大きいと思っていますので新たな活性化策というのを和歌山市の方でもしっかりとやっていきたいと思います。これまでもですね、和歌山市の活性化策っていうのはさまざまなことをやってきました。街中の活性化であるとか大学の誘致であるとか様々なことをやってきて、一定の成果は出てきた。そんな中でコロナ禍ということで今特に落ち込んでます。今後ですね、いずれはポストコロナっていうことになりますのでポストコロナも見据えたそういう執行策というのをしっかりと打ち出していきたいと思っています。

(記者):

同じIRに関連してなんですけれども、いわゆる再挑戦ということなんですけれども、この事業予定書の県との区域整備計画が否決されたわけで申請に至るとですね審査期間が非常に長引いて、より別のですね、2次募集なのか何なのか知りませんけれどもそちらに向けてこれは反対して否決した方がいいというような考えで反対に回られた方もいるように聞いておりますのでその辺についてですねもうリスクが大きいという表現されましたけれども再挑戦できる可能性はあるとお考えですか。

(市長):

再挑戦はないとは言い切れないと思ってます。知事の方も再挑戦っていうことを多少この間も発言されてたので、それはないとは言い切れないと思うんですけどもただそれに頼りきりというのは非常に危険だと思ってます。やはり和歌山市としては、これからのポストコロナ見据えたいろんな活性化策振興策というのは考えられる限りのもの財源ももちろんあるんですけれども、民間投資を誘発するようなそうした政策というのはこれからもどんどん打っていきたいと思っています。

(記者):

今のIRの件なんですけど市長としてはもうIRというのはこれで1区切りだろうと、まあ否決されたのでこれでもう終わりなんじゃないかというそういうお考えなんでしょうか。

(市長):

終わりじゃないかというか一旦終わってしまったなという感じです。ただ今後あるかどうかというのは本当にわからない中でそれだけに頼ってしまうというのも危険だからここで一区切り我々としては気持ちを切り替えてですね新たな活性化策というのを今考えているところでこれまでの延長戦でも十分やっていけるとこあるんですけどもあれだけ大きなチャンスというのはそんなに巡ってこないんだろうなと思いますのでそれに代わるような民間投資というのを引き込めればと思っています。

(記者):

IRが県議会で否決された際にですね、県知 事がですねIRに代わるような県を活性化させるものっていうのはすぐには思いつかないというようなニュアンスで発言されていたと思うんですけれども市長は今の話の中でそれに代わるものという言い方を何回もされたんですけど具体的なアイデアっていうのがあるのかというのと、それとですねそれがまたマリーナシティを舞台にするのかとかですね、それとももっと広く市全体で考えていくのかとその辺の話を聞きたいのですが。

(市長):

新たな活性化策というか一つはですね、今技術革新も非常に進んでます。またカーボンニュートラルであるとかSDGs。新たなそういう要素っていうのが成長要因になると思うんですけど成長要因というのも出てきてます。そうしたことをうまく活用していくことによってですね、民間投資も引き込めるしIRほどの事業規模っていうのは難しいので市内全域でですね、そうした民間投資の引き込みというところをしっかり考えていきたいと思っていますし、何よりもこれからやっぱり環境というのが非常に重視されていきます。そうした環境っていうところと産業をうまく結びつけるようなそんな新たな政策というのを打っていければなというふうに思っています。

(記者):

先ほどちょっと質問したことなんですけど県議会が否決したわけでそれについての受け止めというのは県議会の方に聞いてほしいみたいな感じだったんですけどその市長としては一体何があれば県議会は賛成もらえたんだろう何が足りなかったんだろうか、どんな説明が足りなかったのかあるいはそれとも十分だったのかそこらへんをどのようにお考えか教えていただけますか。

(市長):

何が足りなかったかっていうのはですね、最終的には無記名投票にもなっています。それぞれの方の発言というのは確かに分かりにくいとこではあります。資金計画が不明瞭だというところは大分言われてましたので、それについてはやっぱり大きな一つのポイントだったんじゃないかなというふうに思ってます。やっぱりギャンブル依存症というところも心配される方もあったしそういうところが大きかったのかなというふうには思いますけど最終的には反対される数が多かったというところはですね、最大の理由っていうところはわからないのが本音です。

(記者):

県議会の採決でということですね。

(市長):

すいません。四季の郷の道の駅の発言で昨年7月オープンっていってし まったみたいで、これ一昨年7月なんですね。で、指定は3月っていうことだよね道の駅の指定が3月で、オープンが一昨年の7月ということなんですみません訂正します。

(記者):

六十谷のことで教えていただきたい。5月くらいに専門家会議があって6月までには工事が終わるということなんですけど前に市長がおっしゃってたその点検策ですね例えば他のドローンを使うとか、まずそれが具体的に有効なのかどうかはまだ調べてみないとわからないということをおっしゃったんですけどその点検策だとか、ああいったことは今どこまで進んでいるのか、長持ちさせるための対策とか問題があったときの見つける体制だとか、あれは今どこかでなんかそういうこういうことをやろうというのは話し合われているんでしょうか。

(市長):

企業局の方で管理者中心でやってます。点検についてはですね、早く点検基準を確立したいなと思ってて、次の委員会ではそこが確立できると思っているんですけれども、水管橋の最大の点検のネックっていうのはなかなか道路橋のように車が入って作業車から点検するとか下を見るとかそういうことができない、一方でドローン等がですね正式に位置づけられていないというところが問題だと思っています。それを和歌山市独自の基準で持って行けるかどうかというところでこれはいろんな委員の意見を聞きながらやっていく話になってて、できるだけ早期にたぶん次の5月では決められるんじゃないかなと思ってるんですけど決められるんかな

(担当課):

5月中の開催の時にその話を出して、決定するかどうかはちょっとわかりませんけども、話はそこでするという

(市長):

いずれにしても 早期に決めていかなきゃいけないので5月の委員会ではその議論をいただいて、もうできたら確定させたいと思っています。

(記者):

委員会というのは専門家の4人のことで、そのときに新しい前からおっ しゃってた点検基準ですね、あと点検方法とかをこんなのはどうだろうかっていうのは市としてなるべく出したい。でそれでokもらえるかどうかは分からないけれどもっていうそういう理解でよろしいでしょうか。

(市長):

そうですね。確実な点検方法っていうところの案を出させていただいてそれを検討いただくという形だと思います。

このページに関するお問い合わせ

市長公室 企画政策部 広報広聴課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1009 ファクス:073-431-2931
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。新しいウィンドウで開きます