市長記者会見 令和4年12月23日

 

ページ番号1047987  更新日 令和4年8月4日 印刷 

12月市長定例記者会見
【令和4年12月23日(金曜日)9時30分~】

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市長発表事項

発表項目

厚生労働省により「リダンダンシーに関する新たな補助制度」が新設されました

 おはようございます。今年最後の定例記者会見を始めさせていただきます。本日の発表項目5項目ございます。順番に説明させていただきます。まず始めです。水管橋の複線化について今まで厚生労働省の方へ要望活動を行ってきました。もともと複線化、リダンダンシーについては補助制度がないということで、新たな制度を設定してくださいという要望をしていたんですけど、本日の閣議にこの制度新設がかかることになりました。これ解禁付きで申し訳ないんですけれども、本日閣議後に国の方、厚労省の方から正式に発表があった後の解禁になります。補助内容については新たな制度として水道管路耐震化等推進事業、管路の複線化に対する補助対象事業の新設ということで大規模地震による災害等に備え水の供給のバックアップ体制を確保するため災害等で破損した際に広範囲に影響を与えることとなる河川を横断する導水管及び送水管の複線化事業について新たな補助対象とするということで、昨年の10月の広域的な断水が非常に市民生活に影響が大きいということで、今回そうした広範囲に影響を与えることとなる河川を横断する送水管の複線化の補助制度が決定することになります。閣議後ということになりますので、その辺の扱いよろしくお願い申し上げます。これによってシールド工法、地中を通す工法で来年度5年度から事業着手したいと思います。国会の予算また市の予算等もあるんですけども来年度事業着手に目途がつくことになりました。非常にありがたいなと思います。事業費が全体で約25億円ということでスタートさせていただきたいと思います。これによって料金面の値上がり等へもある程度緩和ができるということで非常にありがたいと思ってます。

市立和歌山高等学校卒業生からの寄附受入式について

 これも非常にありがたい話なんですけど横浜DeNAベイスターズへ入られた小園さん、そして千葉ロッテマリーンズで活躍されている松川さん。この2人から市高の野球部の発展のため施設整備等に使ってくださいということでお二人で合わせて800万円のご寄附をいただくことになりました。寄附をいただくのは1月4日9時半にいただくことになります。非常にありがたいことでこれを和歌山市立高等学校の今後の野球部の発展の弾みにつながってくると思いますので、非常にありがたいと思います。有効に使わせていただければと思いますので、まず感謝申し上げたいと思います。

-3年ぶりの通常開催-新春の本市主催イベントについて

 コロナ禍が3年近くになって、特に社会に与える影響が大きくなってきました。どうしても閉じこもりがちになったり、健康活動いろんな体操であるとか、ふれあい活動、そうしたことができずにそれがもう習慣化してきています。このままいくと本当に健康にも影響が出てくるし、いろんな形で今までなんとかできるだけ外へ出ていただいてふれあい、交流活動していただこうとか、祭りを復活したりとかそうした動きをやってきたんですけれども、どうもその逆の固定化がなりそうな状態になってます。そういう意味もあって、来年からまず過去の正常だった時代に戻したいなと思って、1月1日の新春の行事からほぼもう例年通りの形でやっていきたいと思ってます。まず和歌山市の始まりは和歌山城の新春初登閣から始まります。朝6時から9時まで無料で登閣していただける。そしてかわらけを先着1000名の方に配らせていただくことになってます。

 合わせて6時半からですけども新春つれもて歩こう走ろう会。これも今まで通りの正常な形でやらせていただきたいと思ってます。6時半から受付先着2000名の方にメダル引換券を配布させていただいて、7時開会、7時15分スタートということで、これも1年の始まりを健康な形でスタートできればと思います。

―「サマータイムレンダ」の聖地 ・和歌山市―「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」2023年版に認定されました!~聖地巡礼をお楽しみいただけるキャンペーンも続々実施!~

 次ですけれども、サマータイムレンダの聖地和歌山市が「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の2023年版に決定しました。これは世界各国から投票されるということで最近非常に海外の方の投票が多くなってます。特にアメリカ等からの投票がトップになってきて、今後順次海外でもアニメ配信されていくということで、非常に和歌山市の友ヶ島を舞台にした「サマータイムレンダ」の聖地が世界的にも認められていってこれから大阪・関西万博に向けても非常に嬉しいことだなと思います。アニメはもうサブカルチャーを越えてメインカルチャーになってきてるんじゃないかなと思うんですけど、そうした中で今回の聖地の認定が非常にありがたいなと思います。それと合わせて12月24日からサマータイムレンダオリジナルコースタープレゼントキャンペーンが始まります。市内17店舗、お手元のところに書かせていただいている店舗で飲食等された場合に、このコースターがプレゼントされることになってます。それぞれアニメに出てきたキャラクター、それと和歌山のそういった聖地をコースターにさせていただいてます。それと1月20日からはアニメにも出てきてます「慎平のカレー」ということでカレーを食べていただけるようになります。ぜひ和歌山市に来て味わっていただければと思いますのでどうかよろしくお願い申し上げます。

省エネ家電への買い替え支援が決定しました~令和5年1月5日(木曜日)から申請受付開始~

 最後ですけど、これ前回もやらせていただいてるんですけど、昨日議会の方で省エネ家電の買い替えの支援が決定しました。各1台最大5万円ということで冷蔵庫それとクーラーについては、省エネ家電対象がなかなか自分では見つけにくいんですけど、この省エネ型製品情報サイトというネットで見ていただければ、だいたいタイプが出てきますので、そこで多段階評価の条件を満たしていれば、その製品については冷蔵庫5万円そしてエアコン5万円ということで補助対象になりますので、ぜひわからない場合はそれぞれ店舗等でお聞きいただいて購入いただければと思います。12月9日以降に購入された方が遡及して対象になってきます。申請期間は来年の1月5日から3月15日までという形になってますので、よろしくお願い申し上げます。2分の1補助、最大5万円ということで、和歌山市に住民登録がある18歳以上の世帯主とそれと自宅のエアコンまたは冷蔵庫を買い替えた場合ということで、それぞれこうした要項がありますのでぜひご覧いただいて、この際省エネ家電に買い替えられる方はこれを使っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

発表項目は以上でございます。

よろしくお願いします。

記者の質問事項

(記者):

厚生労働省の新たな補助制度のことで、これは閣議決定後に例えば金額とか補助の割合とかそういった細かい話も聞けるんでしょうか。

(市長):

閣議決定後そこからどのぐらいの時間かわからないんですけど、厚生労働省の方からの発表になります。その後であればわかる範囲で答えさせていただきます。

(記者):

わかりました。あと補助の額とかが関わってくるんでしょうけども、今複線化と新しく作るやつということで料金の過程を出してますよね。こういう値上がりになるんじゃないかと。これはまた決まり次第改めて作り直して今度次の会議にかけるとかそういったことをするんでしょうか。

(市長):

だいたい料金設定については補助が3分の1っていう設定。これに似たよう な補助制度があるので、その3分の1っていう形でやらせてもらってます。ただそれは厚労省からの補助で、その後の部分については、総務省等の交付税措置と市の一般財源からの繰り出し措置に対して総務省の起債であるとか交付税措置がついてきますので、その辺はこれから詳細に決めていくことになります。多分補助率は3分の1でついてくるだろうなと思っていて、全額25億に対しての補助制度という形になると思います。

(記者):

今水道料金の値上げということを検討されてますよね。最大22%でしたっけ22.5%。2つやるわけですから。これ今回の補助によってこれがもしかしたらちょっと下がるかもしれないっていうことになるんでしょうか。

(市長):

この全体の料金は今別の部会を設けて料金検討会という形でやってます。料金の検討を段階的にやるかとか、例えば口径別にやるか、それは今料金検討会の方でやってるので、このことも反映してどういった料金になるかというのはそっちの方の検討会でやることになります。ただそっちの検討会はもうちょっと時間がかかって、多分来年いっぱいか、5年度いっぱいかかると思うのでそれは最終的にビジョンの策定という形で出てくると思います。

(記者):

同じく厚生労働省の関係なんですけれども、国への要望活動を市として続けて来られたというところで、どんな思いとかどんな部分が国に伝わったのかなと市長は感じていらっしゃいますでしょうか。

(市長):

今回はだいぶ県内選出の国会議員の先生方にもお世話になって、非常に市民生活に大きな影響を与えた断水事故でしたので、国会議員の先生方も強力にバックアップをしていただきました。厚生労働省の方もなかなか水道っていうところは大きな厚生労働省の中で目の行き届きにくいところではあったんですけど、今回非常に大きな影響があったという認識をしていただいて、今回制度の新設に向けては非常にご努力をいただいたと聞いてます。そんな中でもうこれからの水道インフラの大事さ大切さというのがインフラ部門は国土交通省へ来年から移るんですけども、国土交通省厚生労働省挙げて、非常に大事な生活インフラという認識のもとに整備を進めていくことになります。

(記者):

ありがとうございます。それと同じ分野なんですけれども、制度が厚生労働省の方で新設されると思うんですけれども、もう和歌山市の方はこの制度に準拠するというか補助がもらえるということはある程度は固まってるんでしょうか。制度ができて、申請したからといって和歌山市がそれに該当するかというのはまた別の問題になってくるじゃないですか。和歌山市として要望してるんで、おそらく補助が出るとは思うんですけれども、制度ができた後和歌山市はその制度の対象になるということでそういう流れになっているんでしょうか

(市長):

それは間違いなく。和歌山市の今回の事象を対象にして制度を組み立てていただいたと思ってます。以前水管橋が落ちた際、それも補助制度を新設していただいたし、今回のリダンダンシーっていう形で、今は必要ないんだけど、いずれ災害時に必要となるリダンダンシーに対しての補助制度というのは和歌山市をモデルにして作っていただいたと思ってまして、これ今までの打ち合わせの中でも間違いなく該当すると考えてます。

(記者)

度々すいません。料金のことなんですけども今回この補助を受けることになったとしても、今出している料金の値上げが大きく変動するとはちょっと思えないんですけども、若干は変わると思うんですね。また改めて計算し直して第2回の料金検討会議とか、もともとの本体の方の検討会議に出すことになるんでしょうか。

(市長):

まず8月に立ち上げた検討会というのはどっちかというと投資の方の検討 会です。ビジョン検討会という名前ですけど。それで投資の検討会の方は、前回の結果、まず複線化は急ぎましょうということに決まりました。もう一つ新浄水場建設については、もうちょっと慎重に検討しようねっていうことになってます。まず急ぐ方の複線化についてはもうほぼ検討会の結果をいただいたと思ってて、それについてはもう来年度、予算が制度が確定すれば着手したいと思ってます。それと料金の方の検討会というのは先月11月に立ち上げさせていただきました。料金についてはいろんなところから検討していかなきゃいけないと思ってて、今回補助制度をいただいて、それは非常にありがたいんですけど、料金の場合はかなり他の事業費のところも絡んできますし、特に老朽化対策どうするかとか、それによって料金設定等も変わってきます。口径別にも変わるのでこれじっくりと来年度いっぱいぐらいかけて検討していきたいと思ってます。当然この補助が入ることによって助かるんですけれども、それらも含めて料金検討というのが来年度5年度で決定していきたいと思ってます。

(記者)

すいません。今のとちょっとずれるんですけれども、今年の8月に和歌山城ホールで最初の1回目の検討会議がありまして、ビジョンを新しくするための。そこで新設の方は少し待ってほしい。複線化は急ごうという話になっていると今おっしゃったと思うんですけども、それは私も出席してそういうのは聞いてはいたんですが、検討会で決定する場なんでしょうか検討会議というのは複線化をします新設をしますというのを。私の理解ではあそこの意見は尊重するけれども決定するのは、市企業局の方であってということなので、今までの私の理解では市としては両方もうやりますよと。ただし強引に推し進めることはなくて、検討会議などで意見を聞きながら進めていきますよという理解だったんですが、ちょっと今の市長の言い方だと検討会議から新設の方はストップがかかっているみたいな感じに聞こえたのでそこら辺のちょっと検討会議の役割っていうのをもう一度改めて説明いただけますか。

(市長):

おっしゃる通りで、検討会は意見聴取、意見を出していただく会だと思ってます。その会の中で決定したのがまず複線化は先やりましょうということが決定しました。新浄水場については土地の問題とかいろんなことを含めて、再度もうちょっと検討しましょうということで検討会としては意見をいただいてます。検討会の決定がじゃあ市の決定になるかというと、そこはまだ言われる通り差があって、市の決定に至るまでには企業局内での決定、そして予算上の議会との決定。そこがありますので最終決定というのはまだまだ先になりますけど、ただ検討会の決定としては複線化を急ぎましょうっていうのは決定されているので、今回の補助制度によって、来年度着手の見通しがたってきたということでございます。

(記者):

ちょっと確認なんですけど市長冒頭で料金について緩和されてありがたいって最初おっしゃってたんですけど、実際料金の値上げが緩和されるかどうかっていうのは、まだ決まってないとこれからずっと検討するっていうことでよろしいんですか。

(市長):

緩和っていうか料金も助かるのは事実です。まず厚生労働省の補助金が入る。そして市からの繰り出しもできることになって繰り出しについては、総務省の起債交付税もついてきますので、まるまる25億円料金の中で事業するというよりもやっぱり補助が、交付税がついてくるというのは緩和につながってくると思います。ただどの程度緩和されるとか、それは料金の検討会の中でやっていく話だなと思ってまして、緩和されるのは間違いないんだけどそんなに全体には大きくは効かないことになるかなと思います。

(記者):

事業費が緩和されて市民の方の負担が緩和されるかという言い方でよろしいんですかそれは。

(市長):

もともと水道は料金採算性ですので料金の中で事業をやっていくことになるんですけど、そこに国の補助事業が加わればその分料金だけに頼らずに、国の補助金等を使えますので、事業費自体が全然変わらないですけどその中の負担する部分が若干変わります。

(記者):

水道の関係で追加で1点お願いします。今まで補助要望活動はしてきたと思うんですけれども、水道企画課さんとしてはおそらく補助がないという想定で動いてこられたと思います。補助がもらえることはいい面がある一方で、おそらくここからもう1回計画をし直していったりとかっていう時間がかかると思うんですけれども、スケジュール感については影響が出そうでしょうか。

(市長):

前回のビジョンの方の検討会でも水道の方からある程度もう補助は、欲張りなんだけど見込んでる状態でスタートしてます。だからそんなにも作業としては大きく変わることはなくて、財源の内訳がちょっと変わる程度で事業費等はもう全く変わりませんので予定通り進んでいくと思います。

発表項目以外について

(記者):

今日が今年最後の会見になるんでしょうか。今年1年をちょっと振り返っ てどういう年だったのかというのを市長ちょっとお話を聞かせてください

(市長):

毎年いろんなことあるんだけどやっぱり今年もいろんなことがあった年だなと思います。まず1月からいくとIRの住民投票の問題もありました。その後は例えば5月ではこれは嬉しい話だけど、和歌祭四百年式年大祭があった。大勢の人が和歌山に来ていただいたし、市民の方にも大勢に、和歌山の歴史文化を見ていただけた。非常にありがたいことだなと思ってます。またその後市長選があって、私も3期目挑戦させていただいて新たな決意で和歌山市をさらに前へ進めていこうという決意もさせていただきました。その後今年1年で言うと、水管橋の問題等についてはずいぶんいろんな検討も進んできたと思っています。それと先月には知事選もあって新しい知事も誕生されたと。新しい知事と今後特に岸本新知事におかれては子育て政策等へ力入れていきたいということで、これは方向性も非常に和歌山市と合ってますし、今後市町村の後押しをしたいということを言っていただいてます。まさに県市連携して、子育て環境であるとか市民全ての方が幸せに暮らせるようなまちづくりに連携して取り組んでいきたい、そういう決意もさせていただきました。そういう意味ではコロナ禍がだいぶ長引いてきてるんですけども、変わりつつあるのを感じる年だったんじゃないかなと思ってます。特に変わった面では市民の方との共同作戦っていうのが非常に多くなってきました。非常に市民活動がコロナ禍ではあるんですけど、経済活動まちづくり活動等が活発になりつつあります。そうした嬉しい面が出てきてそれをぜひ来年に続けていければなと思ってます。

(記者):

ちょっと質問ではなく確認なんですけども、先ほどの厚労省の冗長性についての補助制度なんですけれども、閣議決定されたらご連絡をしていただきたいのと、それ以外の部分で水道料金について今ほどお話にあった部分についてはこちらとしてはそれにとらわれないと認識してますのでそれはよろしいですかね。例えば来年度いっぱい料金については検討していくっていうお話がありましたけれども、そこはこちら補助制度に関わらず既にお話をされたと思いますのでその部分についてはこの解禁縛りに関わりなく書けるという認識なんですけれどもその辺市長は大丈夫ですか。

(市長):

まず今日の閣議決定後、厚生労働省から発表があります。そのタイミングっていうのは閣議決定直後かどうかというのが分からないのでそれをまた別途連絡させていただきます。多分今の発表以上のことはその時は出ないんじゃないかなと思うんですけども、それと今回の新制度が決まったことによって大きく変わるところっていうのは事業費の面で助かるということと、もう一つは来年度5年度の事業着手の見込みが出てきたということで、その2つがやっぱり今回の新制度の決定によって変わってくる面だと思ってます。全体の検討の中にはそんなに大きく変わる話でもなくて、今回はその2つが大きな要素だと思ってます。

(記者):

ちょっと先ほどの朝日さんの質問の続きになろうかと思うんですけれども、今年1年ちょっと積み残したみたいな課題みたいな来年に繰り越す課題っていうのはありますでしょうか。

(市長):

積み残したっていうかコロナの影響が非常に大きくてなかなかコロナが始まって以降、思った成長が出てきてないっていうところはあります。これはもう今年1年に限らないんですけどもやっぱり今後コロナ禍をどう克服していくかっていうのが次の年の大きな課題になっていて、今のままでは本当に価値観が変わってしまうというか習慣化いろんな面でしてしまって、逆にもう健康であるとか人が動かないことによって経済への影響というのは固定化してしまう恐れもある。それを何とか来年は変えていきたい、転換していきたいと思ってますので、積み残した面っていうよりも来年への新たな課題っていう形で捉えていきたいと思ってます。

(記者):

わかりましたありがとうございます。ちょっと別の話題ですみません質問させてください。今回の12月定例会で道路の関係の予算が大きくちょっと国の補助金がおりなかったという事例ありましたけれども、原因はどのように分析されてますでしょうか。

(市長):

国の予算というか、もともと経済対策補正というのは、これはもう地方自治体にとっては非常にありがたい制度なんです。財源措置が十分あって地方負担がほとんどないので、追加で和歌山市としてはもう最大可能額を国へ要望してます。それはもう市民の皆さんのいろんなインフラ整備への要望等を迅速に答えていくためでもあって、できるだけ多くの執行可能額、今の時期に来るのでなかなか厳しいんですけど1月発注とか2月発注でやれる分というのを最大限要望してるわけなんです。それは経済対策補正っていう制度が非常にありがたいので、そういう経済対策補正がある年には最大限の要望をしてます。今まではだいたい要望通りついてきたんですけれども、今回国の方、国土交通省もこれも大変弱ってる話なんですけど、国土強靭化の5カ年計画の予算以外はほとんどついてこなかった。通常の事業予算についてはほとんどついてこなかった。というのは誤算が生じてましてこれは国全体でもそんな誤算が生じてます。今までと違う形になってしまったのが、やっぱりいろんなコロナ対応であるとか物価高騰対策であるとかそうしたところの財源へ回ってしまったんだろうなと思ってて、その辺を読み切れなかったというところが今回の大きな内示差が出た理由じゃないかなと思ってます。

(記者):

わかりましたありがとうございます。道路の関係の事業としては今回12月補正では実現できなかったけれども次の議会等でもう1回予算化するというのはできるかと思うんですけれども、事業の遅れとかは大丈夫なんでしょうか。

(市長):

これ全く大丈夫というか、当初新年度予算というのはだいたい4月に国から内示が来てそれは予算ほぼ要望通りついてます。4年度今年度やる分というのはもともと十分な予算をもらってます。その執行はもう全然問題なくて、ただ来年度を先取りして加速したいっていうところは今回残念ながら国土強靭化以外の部分がついてこなかったので、それは来年度もともと5年度やろうとしてたところに、当然ですけど含まれることになります。

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