市長記者会見 令和5年2月14日

 

ページ番号1048731  更新日 令和4年8月4日 印刷 

令和5年度当初予算等に係る市長記者会見
【令和5年2月14日(火曜日)10時00分~】

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市長発表事項

発表項目

2月定例市議会提出案件について 令和5年度予算と主要事業の概要

 おはようございます。令和5年度の主に主要事業新規事業を中心に説明させていただきます。まず令和5年度の予算の概要ですけども、昨年市長選でも公約で出させていただいた4本の柱を中心に展開してまいります。一つはふるさとで学び働けるまち、そして県都として活力にあふれたまち、子供たちがいきいきと育つまち、誰もが安心して暮らせる優しいまち。この4つの柱で5年度を展開してまいります。特に5年度の予算の特徴としてはオール和歌山市民の力、そして市内隅々までのポテンシャルを生かしてオール和歌山市で脱コロナに加えて新たな希望や可能性に向けて、踏み出す予算とさせていただきました。

 まず1点目のふるさとで学び働けるまちです。先日TGC和歌山が開催されました。入場者が延べ8200名、そしてパブリックビューイングでも2500名。さらに視聴者が延べ138万人で、主催者発表ですけれども大きな効果がありました。まさに和歌山の若い人、特にガールズのパワーというのをすごく発信できたし、多くの夢を持てたんじゃないかなと思います。そうしたことが今後和歌山市への愛着であるとか、シビックプライドに、誇りにもつながってくる。今年度は特にそうした部分をさらに強めていきたいと思っています。TGCの効果をさらに発現していく、そして子どもたちを中心に5月には子どもなかよしまつり。これは脱コロナの中でも従来以上のにぎわいを持たせたいと思っています。様々な民間との関係もあって発表できない部分もあるんですけども、今年度そうした子ども、若者、女性に夢を持ってもらえるようなイベントを繰り返していって、それぞれ大学生であるとか子どもたち、いろんなつながりを持つことによって、和歌山市の未来に夢を持ってもらえるような地域にしていきたいと思っています。

 特にこの1つ目の大きな項目というのは産業の振興にかかる部分なんですけども、5年度は特に産業の仕事の中でも人に重点を置きたいなと思っています。今まで例えば企業誘致であるとか市内企業の成長促進のための企業立地促進奨励金制度を設けていました。これは雇用確保をしようという視点でこれまで新規雇用が3人以上あればこうした奨励金、生産設備投資にかかる補助を出させていただいていたんですけれども、5年度はそれに加えて所得向上、例えば給与所得を1.5%以上増加させていただけるような設備投資であれば設備投資の5%を補助させていただきますということで所得向上へ焦点を当てた補助制度、支援制度というのを設けさせていただきました。

 そうした産業を支える道路ですけども、その中でも特に5年度は生活関連、身の回りの身近な生活関連道路というところを約20%増額させていただいています。さらに坂田磯の浦線、関西でも有数のサーフィンのメッカである磯の浦ビーチ。いよいよ5年度末に2車線道路でつながることになります。今まで非常に狭い道路で交通渋滞等を招いていたんですけども、この坂田磯の浦線ができることによって、有数のサーフィンのメッカへスムーズにアクセスできることになります。また都市計画道路なんかも新たな今まで着手してない区間について検討をしていって着手していくことになっています。

 夜を彩る特に光で彩るということで民間でもフェスタルーチェ等でもやっていただいていました。そうしたところと合わせて5年度は今までJR和歌山駅の前のけやき大通りをライトアップしていたんですけども、それを和歌山城まで延伸させていただきます。民間の皆さんとの連携によって、和歌山城までけやき大通りのイルミネーションを延伸していきます。それによってさらに和歌山市が特に冬場であるとか閑散期においても魅力を持たせて、観光にもつなげていきたい。そういう思いもあって今年度からさらに光に溢れたような和歌山市にしていきたいと思っています。

 今までコロナ禍の中ではご近所観光というかマイクロツーリズムを中心にやってきたんですけども、いよいよ脱コロナに向けてインバウンドも増えてくる。そうした中で稼げる観光を目指していきたいと思います。一つはクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」も5年度は2度入ってくれますし、それと最大の今まで入ったことがない17万トン級の超大型クルーズ船「MSCベリッシマ」も何度か入ってくれるということで大型クルーズ船の来航が増えてまいります。そうした中でインバウンドも増えてきますので、そうしたクルーズ船の活用あるいはツーリズムで今まで単イベントで、ジャズマラソンならジャズマラソン単体でやっていたんだけど、それをさらに宿泊や観光を兼ねたツーリズムとして推進していきたいと思います。もう一つは昨年和歌祭400年の式年大祭で和歌浦の花火をやったんですけども、それを5年度からも定着させていきたいと思っています。春の花火として和歌祭と合わせるような形で和歌浦の花火というところを5年度から定着させていければと思っています。さらにアニメを活用したような取組で、和歌山の稼げる観光というところをしっかり進めていきたいと思います。

 次は県都として活力にあふれたまちということで大きな2つ目に入ります。和歌山市のまず中心部については3つの核を想定しています。特に中心部というのは和歌山市のイメージ、まちの活力にもつながります。3つの核の1つはこの和歌山城周辺ぶらくり丁とかこの中心部の周辺については和歌山城を起点として、まずは和歌山城の魅力の造成につながるようなもの、天守閣については市民の方にもいろいろな議論があります。そうした天守閣のあり方の検討であるとか、復元できるところはできるだけ復元していく。そして市民により愛される、親しみの持てるような和歌山城にしていくことによって、その辺の集客力を増やしていきたいと思っています。また周辺では扇の芝が進んでまいりました。扇の芝というのは南西の角度から見ると石垣がまず前面にきます。石垣が前面に来て天守閣、小天守等が3つも見えるということで非常に景色の良いアングルになります。そうした扇の芝の復元に向けて次の段階へ進んでいきたい。またそれと合わせて県立美術館から寺町通りにかけてのグリーンベルトが続いていますので、グリーンベルトも生かして翌々年度の6年度になるんですけど「みどりの愛護」の式典もありますので、そうした緑を大事にした形でまちづくりをやっていく。合わせて市道中橋線というのが和歌山城ホールと市役所の間の南北の通りがあるんですけど、これが非常に良い通りで天守閣がずっと鷺ノ森のところまで見えるという形でこんな道路は珍しいなと思いますので、この南北の道路というのをもっと歩きやすいようなウォーカブルな道路にしてまいります。修景等加えて歩いて楽しいような、これは中橋線だけじゃないんですけども、今北ぶらくり丁なんかも民間の力で歩いて楽しくしようよというウォーカブルなまちづくりというのがまちの中で出てきました。そうした中心部についてはウォーカブルという視点も加えてまちづくりをやっていきたいと思っています。

 次が中心部の2つ目の核であるJR和歌山駅周辺です。JR和歌山駅周辺については、一つは東口の方で今民間の公募をやっていまして、もうじき事業者が決定していくことになります。そうしたJR和歌山駅の東口と合わせて、さらに和歌山駅の東部の方というのは都市計画道路がまだ未整備な部分が途中で止まったりとかそうした部分があります。それをさらに整備をしていくことによって、東部地域の発展をさらに促していきたいし、併せてJR和歌山駅の西側になるんですけど、友田町のあたりでけやき大通り周辺については再開発の動きが民間の方で出てきています。これを支援していく形で、さらに面的にJR和歌山駅周辺を発展させればと思っています。

 中心部の3つの核の一つである南海和歌山市駅周辺です。南海和歌山市駅周辺は市堀川という川もありますし、また紀の川、それと港にも直結している鉄道、道路、川、水運のそうした交通結節点にもあたります。そこに市民会館の跡地があるわけなんですけど、この跡地の有効活用をそろそろ決めていきたいと思っています。このにぎわいの核として、かわまちづくりであるとか、川とか新たな交通アクセスも生かした形で、市民会館の跡地を中心に周辺に広げていければと思います。それともう1つは南海和歌山市駅前の再開発。これもずっと長年市駅の前の再開発の検討をしてきたんですけども、いよいよ次の段階へ進むことになってきます。地権者等による市街地再開発事業っていうところを5年度は固めていきたい。併せてかわまちづくりを推進してまいります。かわまちづくりはリバーウォークであるとか、沿川を親しんでもらえるような水運だけじゃなくて沿川のまちづくりというのを進めてまいります。

 今中心部3つの核を申し上げたんですけれども和歌山市は、もともと県内で唯一の市街化線引き区域を持ってるんですけど、市街化区域、調整区域ってなっていました。調整区域には昔の和歌山市も市町村合併というかいくつかの町・村が合併して成り立っているんですけど、それぞれ調整区域内にも核があって、コンパクトシティ+そうした道路でつなごうということでコンパクトシティ+ネットワークで進めてまいりました。調整区域というのは開発を抑制する区域になっているので、なかなか注目されていなかった面があるんですけど、そうした調整区域については環境、森林、田園地域であるとか様々なポテンシャルがあります。そうしたそれぞれの地域のポテンシャルも引き出したい。和歌山市全域を有効活用していって、さらに和歌山市を活力のあるまちにしていこうと考えています。

 そうした中でまずは交通網をコンパクト+ネットワークになるんですけども、今バスの社会実験中です。地域バスについては100円で乗れるということでそれぞれ7つの地域で社会実験をやっています。それらの社会実験の結果を見ながら、全体の公共交通網について、さらに今の既存の鉄道バス等の支援につながるような交通体系を形成できればと。それとプラス例えば観光で来ても二次交通がなかなかない。そういったところについてもそうした地域バスを一緒に使えないかという検討をしていきたいなと思っています。新たなモビリティが出てきています。今年7月より特定小型原動機付自転車が道路交通法の中で20キロ以下のモビリティとして位置づけられます。そんな中で新たなモビリティ、例えばグリーンスローモビリティといった、国土交通省でも推進している20km未満の新たなゴルフ場のカートのような乗り物も出てきています。自動運転と合わせて新たなモビリティを活用することによって、中心部、さらには市内全域のモビリティの向上につながればと思っています。

 調整区域内というか今まであんまり目を向けてなかった地域のポテンシャルを引き出す一つなんですけど、先だって一条工務店さんがつつじが丘の高台の場所を新たな分譲地として、それともう一つは防災に備えてという目的で全区画買い取っていただきました。仮契約ということになっていますけど、今回の議会で承認いただければ正式契約になります。そうした特に北部丘陵部分というのは近畿圏整備法の中でも開発区域になっています。第二阪和から東側というのは緑地の保全区域、森林を保全する区域になっているんですけど、ふじと台から西側というのは開発区域ということで、今後そうした丘陵部分のポテンシャルをしっかり引き出せたら防災にもつながるし、また環境という面では非常に良い場所でもあるので、県外からの移住定住にもつながっていく。そうしたところをこの高台部分というところを例えば道路で結ぶであるとか、そうしたことによって非常に利用価値というのが出てくるよう新たなポテンシャルを引き出せると思っています。

 そうした北部丘陵部分のポテンシャルを引き出す。もう一つは和歌山市の中心部に非常に大きな河川、清流紀の川が流れています。ご存知のようにサイクリングロード等があって、スポーツ施設もあって、子供たちや多くの市民の方にも利用いただいているんですけどまだまだ未利用の部分がたくさんあります。これをせっかくの緑地なので、もっといろんな形で、スポーツであるとか憩いの場であるとか、様々な場としての活用を進めたいという思いで、紀の川の緑地の部分をこれから整備の活用の検討というのをやっていって、さらにこの活用を深めていきたいと思っています。市駅のすぐ後ろにも紀の川の緑地があって、市駅ともつながるし、それぞれの沿川の地域ともすぐ近くに清流紀の川の非常に環境の良い場所がある。そうした中でこの紀の川緑地の計画をまず作って、整備を進めていきたいと思っています。

 3つ目ですけど大きな項目の子供たちがいきいきと育つまちになります。まず5年度はこども医療費の助成制度。これは所得制限もなしで、18歳年度、高校卒業の年度までこども医療費全て無償化させていただきます。8月から実施させていただきます。これによって経済的な負担の軽減、子供さんはもう病気になっても、費用がいらない形で受診できますので、経済的負担の軽減であるとか子供の安心安全につながっていくと思います。それともう一つは、一時預かりの利用者の方の負担軽減をしていきたい。生活保護世帯であるとか、非課税世帯については一定額まで無償の支援をさせていただくことになっています。

 保育環境について待機児童の対策をずっと進めてきました。認定こども園、民間、公立において、受け入れ数の確保を進めることで、収容可能数は増えましたが、保育士さん不足等でどうしても待機児童がまだ地域偏在、地域によっては待機児童が出ています。そうした保育士さんの確保というところをしっかり進めていく。そのために保育資格がなくても保育業務を支援する人の配置を補助していきたいと思っています。そのことによって保育士さんの過労、荷重というところも軽減させていくことになりますので、その部分に5年度から保育支援者の配置を補助する制度を創設しました。また合わせて発達障害など支援の必要な子供が非常に最近増えていまして、障がい児の方の受け入れを促進していきたい。そのための民間への補助を3分の1から2分の1に引き上げていきたいと思っています。それと合わせて保育環境の改善で使用済みオムツについて公立の保育園、こども園において自園処分をしていく。今まで家庭へ持って帰ってもらっていたんですけど、自園処分を行っていきます。あと国の関係ですけど通園バスの安全装置の補助をやります。

 また教育については少人数学級を5年度は4年生まで上げてきます。これまで1年生2年生3年生って順次少人数学級を上げてきたんですけど、来年度和歌山市では4学年まで35人学級を進めてまいります。それと教科担任制を小学校でもしっかり導入していく。もう一つは教育のハイブリッド化ということで大型ディスプレイを入れて、家庭と学校、例えば学校を休んでも大型ディスプレイを活用した授業によって、家庭でも見やすくなるとかハイブリッド型の教育というのを支援していきます。

 学校の関係ですけど中学校給食についてはこれまでも議論いただいてきたんですけれども、できるだけ早期に全員給食化を進めたいと思っています。今デリバリー給食という形で希望者の方にのみやってるんですけども、そうしたデリバリーから全員給食化をできるだけ早期にもう進めたいということで、今年度具体的に手法を検討して契約に入りたい。そういう作業をしてまいります。それとオーガニック給食については、これも公約にさせていただいているんですけど、やっぱり子供たちに安全でおいしいものを提供したい。そんな中でオーガニック給食を段階的に進めていければと思っています。

 それと教育の一環でもあるんですけど、本をできるだけ読んでいただこうと。図書室なり図書館を利用していただこうということで特に学校の図書館の利用がなかなか進んでいない。今回学校司書を2名増員していくことによって、全体で7名の学校司書が市内に配置されることになります。学校司書の配置によって、子供たちに学校でも本を読んでいただいたり、図書室を利用していただこうと。また、市民図書館については図書館システムでマイナンバーカード等利用して、貸し出しなりができるシステムを構築してまいります。そうした取組、それと新設ですけども南コミュニティセンターが紀三井寺のところにあるんですけど、南コミュニティセンターには、まだ図書室がありませんでした。5年度から開室していきたいと思っています。

 最後の4つ目の項目になります。誰もが安心して暮らせる優しいまち。高齢者の方も障害のある方も子供から全ての方が安心して暮らせるということで、特に今トルコの大地震非常に大勢の方が犠牲になられました。心からご冥福をお祈りしたいと思います。和歌山でも南海トラフ巨大地震の確率がますます上がってきています。もう非常に待ったなしの状態になってきている。そんな中で命を守る対策というのを力入れていきたい。まず情報発信の部分では今まで防災行政無線を5カ年かけて整備をしてまいりました。ただ聞こえにくいというところもあって、特に高齢者等に防災ラジオが自動的にスイッチが入って、防災行政無線の情報を聞けるような防災ラジオの対応をさせていただきます。それと防災マップ。これは今年度事業でやっているんですけど、だいたい今年の4月ぐらいには全戸配布ができることになります。今までの防災マップをさらにバージョンアップして、例えば紀の川の洪水の氾濫であるとか、様々なハザードについて整理しています。また見やすいようにIT等の活用もできるような防災マップになっていて、全戸に配布していきたいと思っています。それと地区防災計画と、これも今進めているんですけど、事前復興計画を5年度には策定していく。大規模災害が来ても速やかに復旧復興につながるような計画策定していきたいと思っています。また3D都市モデルあるいは雑賀崎に非常に危険な廃旅館があります。所有者がない状態になっていて、非常に地域の方も心配されているんですけども、これをいよいよ代執行に向けて解体撤去を進めていきたいと思っています。

 治水浸水対策になります。紀の川については一歩前へ進みました。コンクリートの部分が紀の川の横断する形で残っていた。それがやっと切り欠きをしてもらえることになりました。4年度の補正予算で国の方で事業化できたので、ここの部分で安心していけるかなと思っています。ただ紀の川の治水安全度の向上については、引き続き議員連盟とともに頑張っていきたい。それともう一つは国営農地防災。目立たないところなんですけど、市街化調整区域内の農業地域については、この国営農地防災事業が非常に大きな効果を出しつつあります。大規模な事業なんですけどだいたい半分ぐらい進んでまいりました。それぞれの市街化調整区域内の治水安全度というのがずいぶん向上をしております。それと合わせて中心部というか市街化区域内の亀の川の流域なんですけども、ここもずっと懸案になっている浸水地域があります。紀三井寺競技場とかの周辺になるんですけど、新規に内水対策も整備に着手してまいりたいと思います。

 消防力の向上が重要な対策になっていますけれども、消防指令システムが更新期に入りました。今まで和歌山市、海南市、紀美野、那賀消防組合。那賀消防組合というのは岩出市紀の川市ですけど、その消防区域に加えて有田市さんが入ってきます。令和7年度運用予定で、構築を始めます。非常に広域になって、消防指令システムも広域化して速やかに119番の通報だとか出動を行いたいと思います。それと宮前出張所が此度移転することになります。また高規格救急車の購入あるいは消防団の方の年額報酬を大幅にアップさせていただく。こうした消防力の強化を進めてまいります。

 高齢者・障害者への生活の安心向上ということで一つ認知症の方高齢者等で、ひとり歩きのおそれがあるそうした方に今子供見守りサービスというのを民間さんと組んでやらせていただいてるんですけども、それに加えてひとり歩きのおそれのある方に対して、位置情報を提供させていただく高齢者見守りサービスを開始させていただきたいと思います。あと大きなところでいくと補聴器の購入補助を2万円まで補助させていただいていくという制度も新設させていただきました。

 水道の関係です。安全で安定的に水道を供給する意味で紀の川横断部の送水管の複線化については新規予算。これはまだ国の方の確定は出ないんですけど、新規制度が制度としては認められました。先日も厚労大臣に要望しに行ったんですけど、ほぼ国庫補助はその新制度へ乗ってくると思うんですけども、複線化への予算化を入れています。合わせて5年度は料金改定も含めた新水道ビジョンを策定させていただくことになります。

 脱炭素に向けて積極的に進めていきたいと思っています。5年度は大きくというよりは和歌山らしさを取り入れようということで例えば和歌山で今焼却処理しているような汚泥の一部を民間企業と組んで、今まで焼却処分して焼却の電気エネルギー回収していたんですけれども、それをさらに一歩進めて一部を堆肥化していこうと。焼却もせずにCO2を出さずに堆肥化していこうという取組を進めていきたいと思います。堆肥化することによって、和歌山市の遊休農地等が最近多くなっているんですけど、遊休農地等を活用して、その肥料を使って新たな作物等を栽培する。それと合わせてそうした安全な肥料で作ったもので、学校の給食等へ提供していって持続可能な農業を進める一石三鳥の形で、脱炭素を進めていきたいと思っています。そうした取組を5年度やってまいります。合わせて下水の汚泥についても今和歌山市では、全国にも先駆けてB-DASHプロジェクトということで、下水汚泥を焼却して、それで電気に回収するということをやっているんですけど、それをちょっと本格的にどの方式がいいか焼却がいいかあるいは堆肥化というのもあるんですけども、そうした民間のノウハウを利用する形で下水の汚泥についても改築方式を決めて施設の改築に取り組みたいと思っています。さらにEV自動車の導入補助を今回新設させていただきました。また公有地等についてはPPAということで太陽光パネルの設置。そういう民間と共同で新たに取り組んでいく。こうしたことによって、わかやま型の脱炭素モデルで一石二鳥、三鳥につながるような地域振興にもつながるような脱炭素を進めていきたいと思います。

 行政DXでできるだけもう市役所に来なくてもいろんな行政サービスが受けられる。まだまだちょっと遅れていた面があるんですけど、本格的に行政のDXを進めようということでオンライン化であるとか、ペーパーレス化あるいはデジタルデバイド対策ということで進めていきたいと思っています。今デジタル技術であるとかAI、IoT様々なものが進んでまいりました。和歌山市としてはIoTというかモノとインターネットをつなぐんじゃなくて、人をつないでいきたい。そういう意味でスマートシティというところをしっかりと進めていきたいと思っています。今和歌山市スマートシティ推進プラットフォームが民間さんとともに設置されています。そうしたプラットフォームでこれから行政課題の解決、まちの魅力向上、人に視点を当てて進んでいきたいと思っています。SDGsをこれまで進めてきたんですけども花王さんと海洋性プラスチックの処理をできないかということで、これは全国初になるんですけれども、普通の廃プラスチックと違って海洋性は非常に難しい面があります。花王さんの方でもだいぶ進んできて次の段階に入れるんじゃないかなと思っています。いよいよ実用化に向けて入っていけるんじゃないかなということで、これはまた今度一緒に発表させていただきます。そうした中でスマートシティ、サステナブルあるいはウェルビーングという形で多くの人にとって、本当に住みやすい真の幸せを感じていただけるようなまちを目指していければと思います。

 ここから予算の財政でも説明はしてもらっていると思うんですけれども、全体が1472億に一般会計があります。2.2%の増。特別会計については1.4%の減。公営企業会計については3.8%の増。全体が2863億で1.1%の増になります。一般会計予算としては順位でいうと5番目ぐらいの規模になります。予算全体はだいたい平年並っていうかほぼ同じぐらいの伸びになります。特徴ですけども一般会計についてはまず人件費が減りました。これは退職延長に伴う人件費の退職金の減、それと扶助費が非常に増えています。これは特に障害福祉サービスであるとか、これはもう高齢化社会だとか福祉社会に向けて必須のことなんですけれども福祉予算が非常に増えてきている。それと先ほどの消防指令システムが更新期を迎えたということもあってそうして経費が増えている。あるいは燃料高騰ということで一般会計については増えています。特別会計については介護保険後期高齢者の給付費の増という形で増えて、逆に一条工務店さんに今回一括買収いただけたということで5年度でもってこの土地造成の特別会計が廃止できることになりました。これによって特別会計全体は減額になっています。次が公営企業会計予算ですけれども、水道と公共下水の増加などで非常に増加しています。そうした特徴があります。一般会計で目的別で見ると前年比先ほど申し上げたように2.2%の増になっていますが、特に増えたのが消防費それと障害福祉であるとか福祉の部分の民生部門9.3億円。それと教育費の部分が増加。逆に減少は土木費。土木費は私も着手以来もう半分ぐらいに減ってしまっているんですけど、さらに減少になっています。それと総務費、衛生費こうしたところが減少になっています。性質別で一般会計を見ると先ほど申し上げた人件費が減、扶助費が増、公債費が増、投資的経費は消防とかで14億の増、その他物件費等で10億ほどの増になっています。自主財源と依存財源で見ると自主財源が若干減で依存財源が若干増となります。内訳は、市税等で増、その他で財政調整基金繰入金が14.5億円の減。これは24年ぶりに財政調整基金に手をつけないような貯金に手をつけないという健全化に向けての大きな一歩というところが達成できたんかなと思っています。そうした財政調整基金が今年で見込み120億円ほど積み上がっていますけど、手をつけない。それと依存財源については交付税が増で、消費税の交付金が増、市債は借換が出てきますので24億円の増、これは借換ですので結局プラスマイナスで行くとマイナスになります。国庫支出金が7.7億の減となります。予算の説明は以上になります。今年度ぜひ前向きというか新たな出発に向けての予算を県民市民生活をさらに豊かに安心なものにできればと思っています。

発表項目は以上でございます。

よろしくお願いします。

記者の質問事項

(記者):

市長冒頭でお話になった新年度の予算の位置付けと最後にもちょっとお話ありましたけどもう一度改めて令和5年度予算どういった予算になったのかというのをお聞かせていただけますでしょうか。

(市長):

令和5年度の予算は和歌山市民、オール和歌山市民の力、それと和歌山市の隅々の地域の力、ポテンシャルを引き出して、そして脱コロナと合わせて新たな希望とか可能性を見いだせるような前向きな予算とさせていただきました。

(記者):

オール和歌山市という言葉ですけれども、もう少し砕いてご説明いただけますか。

(市長):

今民間の方が和歌山市を盛り上げたい、地方を盛り上げたいという思い、ふるさとを愛する力、そうしたものが非常に増えてきました。いろんなところでこの間の東京ガールズコレクションも若い人たちが市民の有志が実現にこぎつけていただいた。それと合わせていろんな形で今市内の中でもまちづくり活動あるいは清掃活動、ボランティア活動、様々な市民の力っていうのが増えてきています。そうした行政だけじゃなくて民間の力と合わせてオール和歌山市民の力で和歌山を変えたい。もう一つは和歌山市の地域というのは隅々までいろんな可能性を持っています。環境の良い森林の場所であるとか、田園地域、市内の中心部だけではなくいろんなポテンシャルを持っている。そうした地域のポテンシャルを隅々までも引き出すことによって、まさにコロナ禍の中で経済も社会もちょっと疲弊してきた。それを脱コロナに向けてさらにこれから出発しよう。それと合わせてデジタル技術であるとか脱炭素、新たな時代の流れというのも出てきてます。そうした潮流も捉えて、脱コロナと次の新たな可能性を見据えて積極的な予算とさせていただきました。

(記者):

予算で政策的にこれを最も重視したって施策をもし2,3あげていただければどうい うものになるでしょうか。

(市長):

今挙げさせていただいたところが、今年度の予算の中で重視した点なんですけど、それをさらに重点化したらどうかということですかね。

(記者):

そうですね。ちょっと具体的に例えば子育てとか経済政策とか項目的に言うとどういう風に言えばいいのかなと思いまして。

(市長):

一つは人へ焦点を、人への投資というところに力を入れました。今まで産業振興というところをやってきたんだけど、それをさらにそれぞれの例えば個人所得が上がるようにとか、それぞれの方、例えば学生から働いている方まで、地域の方がつながりを持って、さらにこの町を活性化してもらえるような人のつながりによる活性化であるとか、そうした人への投資の部分というところに力を入れさせてもらっています。それが一つの柱なんですけど、もう一つの柱はやっぱり和歌山市は県庁所在都市で県全体のことを考えても和歌山市が求心力を持たないとダメだと思っています。そんなに人口が大きな都市じゃないんだけど、小さくてもキラキラって輝くような都市にしていければ、そんなまちづくりをやっていきたいと思って、今回まちづくりの中でも特に中心部であるとか、その郊外の良さも含めて中心都市としての魅力というのをしっかり引き出していきたいと思っています。3つ目は子育て支援は私も選挙の公約の中でも謳わせていただいたところでございます。県の新知事になられた岸本新知事も子育て政策というところに力を入れられるということですので、今後今年度の目標は公約でやらせていただいたように、こども医療費を無償化。18歳まで医療費を無償化しようというところをしっかりと今年は実現させていただきたいと思っています。そうした子育て支援というところに力を入れていく。それと最後の4点目。それぞれ骨格の中で大事なところなんですけども、特に防災対策等をしっかりやることによって、高齢者の方も全ての方が安心してもらえるような、命を守れるような政策というのが大きな市の使命だと思っています。そうした安心安全なまちというところにも力を入れさせていただいた。結局4つの柱になってしまって個々の事業については、今日は新規でさせていただいたところというのがそれぞれも重要な部分だと思っています。

(記者):

ちょっと財政全体のことで何点か教えてください。財政調整基金に手をつけないということで、資料を見ますと来年度末で141億ぐらいまで上げるということで積み残しをする、貯金をすると。それ24年ぶりに手をつけないということなんですが、なぜそういうことを今の時期にするのかということを教えてください。あと自主財源と依存財源の割合なんですけれども年々本当に少しずつですけれども、ちょっと自主財源の割合っていうのが、減っているんですけどもこの点について尾花さんはどのようにお考えなのか。あと3点目です。地方債残高もここ3年ぐらい次年度も含めて少しずつ減ってきているんですけども、これ将来どのようにしていきたいのかという見通しをちょっと教えてください。

(市長):

まずご質問の財政調整基金141.5億円積み上がっています。今まで当初予算ではだいたい財政調整基金に手をつけなきゃいけない財政状況でした。これは非常に厳しい中ではあるんですけども、特に今回つつじが丘の一括買収ができたとか、そうした中で一般財源の繰り出しの部分というのはできるだけ減らしていこうという中で、財政調整基金には手をつけないと。ちょっとたまたまというところもあると思います。退職者1年延伸になって退職金が減少したというたまたまのラッキーさもあるんですけども、できればこれからそういった健全財政の第一歩、24年ぶりに第一歩へ来たので、財政調整基金はいざという時のためにできるだけ手をつけずにいられればなと思うんですけども、先ほど申し上げたように今年はたまたまという面もあります。退職金の問題があるのであんまり宣伝してないんです実は。この財政調整基金に手をつけてないというところは聞かれたら答えるかなということぐらいなんですけども、できるだけ健全な財政に今後近づけていきたいという思いです。2点目の自主財源が減ってきている話なんですけど、これはなかなか難しい問題で、税収であるとか自主財源が減るというのは、人口減少に伴ってある意味やむを得ない部分があると思っています。ただコロナ禍という経済が特に落ち込んだ中で自主財源が落ちてきたというところもあるんですけども、全体的には伸びているんだけどなかなか歳出の方が増えすぎてる。特に福祉のところが増えてきているので、比率的に国に依存する部分が増えてきています。そうしたこともあって自主財源については相対的には比率としては減ってきているんだけど、さらにコロナ禍を乗り越えて経済を活性化することによって財源確保、自主財源のシェアというのを増やしていければと思っています。それと地方債の面です。これも私が就任した時、交付税除きの地方債というのは2000億円ほど実質的な市債というのがありました。それをずっと8年間で1,800億まで減らしてきたんですけれども、これって非常に大きな市債です。もう過去何十年という積み上がってきた市債なので、これはなかなか今まで焦点当ててなかったんだけど、私就任してから市債全体を減らすというところもシーリングかけたり、やってきたりもしました。そんな中で市債自体は苦しいんだけど、やはり減らしていってできるだけ地方財政の健全化を持っていきたいという思いで、これからも起債するにしても交付税措置があるような有利な起債、例えば防災関係であれば、今のところ有利な起債があります。そうした防災絡みの事業なんかを増やすことによって、有利な起債を増やしていければと思っています。

(記者):

まず予算のテーマのところ改めて伺いたいんですけれども、先ほど市長からオール和歌山市と、それから脱コロナというところ、それから重点施策として人への投資とか子育て支援、防災の紹介ありましたけれどもそこのつながりがちょっとごめんなさいわからないので教えてもらってもいいでしょうか。

(市長):

つながりというか今大きな力というのはやっぱり市民の力が大きいと思います。行政だけの力というのはやっぱり限界があって、これから市民の力をもっと一緒になって、共創って言うんだけど、共に創る共創なんですけど、共創に向けてそうした力、もう一つは和歌山市は今まで人口の動態を見ると、市街化線引き区域が和歌山県の中で今は和歌山市だけなんです。海南市さんが線引き区域だったんだけど平成12年の都市計画法の改正の時にそこをなくしています。調整区域が県内で唯一というのはどうしても住みにくいところが和歌山市の中に非常に多くあって、それが市外だとか県外への人口流出にもつながった面があります。今コンパクトシティというのは政策として行政経営の効率化とかそんな面でも大事な面があるので、そこは進めながら、ただ調整区域の中でも先ほど申し上げたように、この西側の和泉山脈の高台であるとかいろんなポテンシャルを持ったところがあります。そうしたポテンシャルを引き出す。それがオール和歌山市域の力だと思っていて、そうした力をこれからフルに活用することによって、まず脱コロナというのはやっぱり大きな問題だと思っています。これだけ社会も経済も落ち込んだ。それを市民の力あるいは地域の力でコロナ禍からの回復、脱コロナを達成したい。それと合わせてデジタル化だとか新たな時代の潮流がありますのでそれも活用して、今までにない可能性であるとか希望を見出せるような社会を、まちづくりをできればという予算です。

(記者):

ありがとうございます。ちょっとその部分確認させていただきたいんですけれども、まず脱コロナというのがすごいパワーのいることなんだと。そのために市民の力を活用するために人への投資をしたと。また市全体の隅々まで地域の力というのを活用するために、それぞれの地域にあった活用の仕方を考える予算編成になっているというようなイメージでよろしいでしょうか。

(市長):

その通りです。

(記者):

ありがとうございます。ちょっと各論の部分でお伺いしたいんですがよろしいでしょうか。まず27ページの水道の関係なんですけれども、まず送水管の複線化。これまで会議の中でいろいろあったと思います。改めて事業化されるということで先ほど市長からも国の補助金が出るということだったと思うんですけれども、今見込みとしてはどれぐらいの割合国の補助金を活用するということで予算編成されているんでしょうか。

(市長):

国の補助金としては直接的な厚労省の補助が3分の1です。それと合わせて厚労省の補助が使えるようになると総務省の交付税措置がどんだけだっけ。一般会計から普通は市民の税金は使えなくて利用者の利用料金で水道は成り立つんだけど、税金を使える形を認めてもらっています。その一般会計から繰り出す部分に対して総務省の交付税措置がきくことになります。交付税措置がどんだけだっけ。2分の1が国からの支援と思っていただければ間違いないと思います。

(記者):

ありがとうございます。同じページの隣の配水管の整備事業なんですけれども、これも同じく会議の中で課題として挙がっていました。お金としては23億4千万円の計上ですけれども、これはここ数年と比べて多いのか少ないのかそのあたりちょっと解説いただきますでしょうか。

(市長):

拡充という形になってないんだからほぼ同じぐらいかな。ただ今回ビジョンの中で今まで老朽管の更新率が非常に低かったんです。それは更新率を上げていこうということで今0.4%だっけ更新率が。それを0.8%ぐらいに上げるんだっけ。5年度に更新率の増大含んでるんだよね。ちょっとその辺はまたちゃんと資料提供させてもらった方がいいですか。

(記者):

そしたらまた担当課に改めて伺うようにします。

(市長):

更新率をビジョンの中で今検討しているのも更新率が非常に低いので、このままだったら100年以上かかるねというところをですね、更新率を上げていきたいと思っています。それが今回の予算に入っているかどうかはちょっと確認しないとわからない。

(記者):

わかりました。次のページの脱炭素の話なんですが28ページで先ほど和歌山らしい脱炭素をしていきたいということなんですけれども、和歌山らしさというのがどういうところなのか改めてお話しいただけますでしょうか。

(市長):

組み合わせだと思います。一つは和歌山市は都市近郊型農業をやっています。非常に品質がいいし安全な野菜とか農業が盛んなんですけども、そこを脱炭素とうまく連携できないかなと。もう一つは教育関係、特に子どもたちに安全でおいしい食料を提供できないか。そうした観点を合わせてやるのが和歌山型かなと思っていて、非常に工夫した形になっています。特に和歌山の課題を一挙に解決できることにもなります。遊休農地の拡大なんかも和歌山市でも水田が特に多かった分、遊休農地が広がっていますので、そうした遊休農地を解消していく突破口にもなります。それとどっちかというと今まで脱炭素に向けては、燃やして電気でエネルギー回収しようという形でやってきたんですけれども、それも今後エネルギー電気での回収だけじゃなくて燃やさない、CO2を出さない脱炭素というのも大事だと思っていて、その取組が和歌山市の民間企業で結構進んでいるんです。全国の中でも最先端で進んでいる取組があります。その肥料、要は炭素を固定する方法というのが非常に進んでいる技術があってその民間技術も取り入れた形で、炭素の固定、燃やさずにCO2にせずに炭素の固定をしようというそうした方法を使うことによって、和歌山らしいかなと思っているんですけど、それ以外も今後さらにまだ政策的には打ち出してない面もあるんですけどももっと和歌山らしさの中で、脱炭素の取組を進めていければと思っています。

(記者):

ありがとうございます。ちょっと関連してなんですけれども全体的に今回脱炭素とか緑環境といった部分が少し全体的に多いのかなという印象なんですけれども、そのあたりは何か目指されるものがあって、今年から進めていくということなんでしょうか。

(市長):

ウェルビーイングですよね。やっぱり環境というのも心の満足、心の平穏、身体にも環境は非常に大事だと思っています。私も昨年の市長選の中では、和歌山市は緑が結構多い部分があるし、川なんかも紀の川が真ん中に流れていて、市堀川等ですね水辺もある。そうしたいろんな面で環境というのが恵まれているので、さらに環境を重視してやっていきたいなっていうことで今回緑の部分っていうのも非常に多くさせていただいています。

(記者):

ありがとうございます。ちょっと資料戻って5ページの道路の関係で伺いたいと思います。生活関連道路を20%の増額ということで先ほど市長からお話しいただきましたけれども、ここを特に重要視している理由などあれば教えていただけますでしょうか。

(市長):

これまで幹線道路特に産業にも通勤通学にも使えるような幹線道路というところを特に力入れてきました。生活道路も通学路であるとか浸水の解消のための道路であるとかいろんな形で狭隘道路等の整備もやってきたんですけども、幹線道路もちょっと一段落してきたところもあります。特に身近な通学にかかるような道路の安全性を確保する。特に子供の事故も増えています。そうした身近なところの生活道路に今回重点をだいぶさかせていただきました。20%の単独これは国の補助が効かないので単独事業を思い切り20%増額させていただくということもさせていただきました。

(記者):

ちょっと細かい話ですけど15ページの紀の川周辺緑地の魅力化なんですけれども、どういうことをしていくのかもうちょっと何かありますか。予算で言うと2300万ぐらいですけど、いろいろ検討していくってことなんでしょうか。もう実際に広場を整備するとかというところも入っていくんでしょうか。

(市長):

紀の川緑地というのはまだまだ木がいっぱい生えていたり、農地の部分があったり市民が使うという面ではまだまだ未利用な部分があります。あれだけの広域な都市空間が和歌山市の中心にあるというのでこれをもっと隅々まで活用したいなと思っています。市民のために憩いの場として活用したい。それと合わせてサイクリングロード等もあるんですけども、さらにそういう観光的なところの拠点になればと思います。そんな中でこの今年度の予算でまず計画づくりをやっていこうと思います。市民の皆さんの意見も聞きながらどうした計画をしていくのが市民のためというか市民に親しまれるようなエリア、都市空間になるかというところを対話形式で計画を作る。それで計画を今年度にできればそれに合わせて整備を進めていきたい。場合によってはちょっと先行的に整備する部分もあるんですけども、計画づくりを5年度にしっかりやって、それで紀の川全体和歌山市域の重要な都市空間として6年度以降の整備を進めていきたいと思います。

(記者):

すいませんちょっと戻って27ページの送水管の複線化なんですけれども、これまでずっといろいろご説明をいただいたのはいただいたのでそれは構わないんですけども、改めてこうやって実施設計で1200万という額が出て5年度から取り組むということが形になったわけなので、この事業についてのやはり市長の思いをもう一度聞かせていただけますでしょうか。

(市長):

まず北部の水道の安定化、そして安全でというところで、5年度にまず複線化の方安定的に供給するためのリダンダンシ―の確保に努めたいと思っています。複線化については5年度から国の補助事業もほぼおりることになりましたので、それに向けて事業着手していって、早期にまず複線化によるリダンダンシ―というかその安全性の確保を図っていきたいと思っています。

発表項目以外について

(記者):

予算の関連のところでお話もありましたトルコの地震の関係でお伺いしたいんですけれども、地震後、県とかで関わりの深い串本町中心に支援の輪が広がっておりますけれども、和歌山市としては何かやっていく方向とかありますでしょうか。

(市長):

直ちに市の中で義援金の設置をしようかということで検討しました。県の方でもまず全般的にやるということで県の募金を活用させていただこうということになりました。トルコとは串本は特にそうなんですけども、和歌山市も民間レベルで非常につながりが強いところでもあります。それぞれ民間の方がトルコって割と親日のところが多いので、今和歌山市内の企業さんなんかもトルコとの関係が深い。そうした中でしっかりと今回の大きな被害に対して応援していきたいと思っています。

(記者):

ありがとうございます。特に何か具体的に何かしていくというのはまだ決まってないということでよろしいでしょうか。

(市長):

義援金はやってるんだよね。

(公室長):

市自体は設置してないです。県の募金を活用させていただいています。

(記者):

3期目に入って選挙の前に、職員の方の声をよく聞くおつもりというようなことについてもちょっとお話があったと思うんですけれども、そういった意味でこの3期目の予算編成時で、何かこれまでと意識されたこととかそういったことはありましたでしょうか。

(市長):

3期目の時は市民の方の声をまずよく聞きたいということもあって、移動市長室を設けさせていただきました。去年から始まって、移動市長室というのは一対一で市民の方に聞く。今まで市政報告会とかやった時は、集団の中で意見をいただくんだったんだけど、今の移動市長室は結構いろんな意見、個人的な意見もあるし、地域の意見もあるんだけど、そうした一対一の移動市長室を市民の小さな声も拾えるそんな場だと思っています。それが一つ新たにやっていてまだ全域まで行ってないんですけども、市民の声をよく聞くというところは今までもやってきたつもりなんだけど、個人個人の意見を聞くというところをさらに深めていければ、いろいろな小さい声も聞けるかなと思っています。それと職員との意見交換はいろんな場でやっています。もともとはいろんな提案もいただいたり、市長室の中でもできるだけ若い方にも入ってもらってそうした声を聞いていく。職員との対話もしながら特に市民目線というところをしっかりと捉えていきたいと思っています。

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