市長記者会見 令和4年12月9日

 

ページ番号1047796  更新日 令和4年8月4日 印刷 

12月市長定例記者会見
【令和4年12月9日(金曜日)14時45分~】

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市長発表事項

発表項目

令和4年12月定例市議会提出案件(追加分)について

 12月の定例記者会見を開始させていただきます。12月議会の関係で時間帯が変則になって申し訳ありませんでした。本日の発表項目は、12月議会への追加議案の1件のみでございます。順を追って説明させていただきます。まず小学校の給食費の無償化でございます。電気、ガス、食料品等が非常に物価が高騰してます。特に子育て世帯への負担が大きいということで、子育て世帯への経済的支援を行うため、小学校の3学期分の給食費の無償化を議案で提案させていただいてます。和歌山市内の市立小学校及び伏虎義務教育学校の前期課程6年生までということになってます。対象期間は、令和5年1月から3月までということで、小学校の給食費の無償化3学期分を行います。

 次は物価高騰それと物価高騰に伴う市民生活への負担軽減、そして脱炭素化を推進するため省エネ家電への買い替えの支援をさせていただきます。全体1/2の補助、上限が5万円ということで、対象者については和歌山市に住民登録がある18歳以上の世帯主、それと自宅のエアコンまた冷蔵庫を新品の省エネ家電に買い替えた方、それと対象製品については和歌山市内の店舗で購入した製品。市外の店舗だとかインターネットの購入は除きます。それと自ら購入して自宅に設置した製品、それと議会の議決が12月の後半の予定なんですけども遡及させていただきます。議会で議決が出れば12月9日本日以降に購入した省エネ家電ということになります。省エネ家電の省エネの部分が統一省エネラベルっていうのが一番わかりやすいということで、これについて家庭用エアコンと家庭用冷蔵庫では旧基準と新基準があるんですけど、それぞれ店舗で確認していただくのが一番いいかなと思います。申請期間は来年1月5日から来年の3月15日までということで1世帯あたりエアコン、冷蔵庫各1点2つ買っていただいてもいいし、各1点で交付させていただきます。

 3つ目でございます。国の出産・子育て応援交付金を活用して経済的支援と伴走型相談支援を組み合わせた形で、妊娠、出産の経済的支援あるいは相談支援を行うことを議案で提案させていただいています。妊娠の場合は5万円、出産の場合5万円、妊娠出産の場合は10万円ということになります。対象は今年の4月以降に出産された方になります。この4月から12月までの間に出産された方でも、妊娠の届けの5万円分と合わせて10万円の給付をさせていただくということで妊娠出産への支援をさせていただく。この3つの重要な議案を追加議案として本日議会の方へ提案させていただきました。

発表項目は以上でございます。

よろしくお願いします。

記者の質問事項

(記者):

3件が追加議案になった理由を教えてください。

(市長):

国の経済対策の予算がある程度、財源の目途が立ってきたということもあって、それと経済対策が必要だと、特に物価高騰に対する経済的支援も必要だということもあって追加議案とさせていただきました。

(記者):

ありがとうございます。給食費のことでお伺いします。物価高騰に伴って、市の方でも給食費が上がっている分は、市の方で補助して対応してきたということで伺っておりますけれども、ちょっとこれまでの背景と、さらに給食費の負担を軽減した狙いをもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。

(市長):

まず給食費の材料費の値上がりについては、家庭の負担ということになってます。その値上がり分については予算化させていただいて、既にもう支出もさせていただいているところです。今回さらに物価高騰の長期化、特に子育て世代の方、家庭への影響・負担が大きいということで、今回給食費そのものの無償化をさせていただこうと、3学期分だけになりますが、無償化させていただきました。少しでも家計への負担、子育て世帯への支援になるかなということでさせていただきました。

(記者):

ありがとうございます。続けて省エネ家電の方で補助をしていって、期待することとかがあれば教えていただけますでしょうか。

(市長):

2つっていうか3つぐらいの目的があるんですけど、1つはやっぱり物価高騰ということ、それと物価高騰による経済への冷え込み。そういった経済対策の面が大きくは一つ。もう一つはやはり地球温暖化脱炭素に向けてこれから様々な施策をうっていきたいんですけれども、まずはCO2の排出量が大きい家電、特に冷蔵庫であるとかエアコン。これがCO2の排出量が大きいということで今回CO2の軽減の面も含めて補助させていただきました。

(記者):

ありがとうございます。今電気代が上がったりとか市民の方もなかなかエネルギー高で苦労してるところがあるかと思いますけれども、省エネ家電に買い替えることでそのあたりのエネルギー高とかっていうのを改善してほしいという狙いもあるんでしょうか。

(市長):

物価高騰というのはすいませんちょっと言葉が足りなかったんですけど、もちろん電気とかガスの物価高騰を含みますので、電気代の少なくとも補助にもつながっていくと思います。

(記者):

ありがとうございます。ちょっと総合してこの3件子育て世帯への支援とか、あとは経済対策の部分を市としてどのように意気込んで取り組んでいきたいかという市長の意気込みを一言聞かせていただけますでしょうか。

(市長):

今回物価高騰、特に電気、ガス、食料品等の高騰が大きくなってます。家計への負担軽減、そして物価高騰に伴う経済対策、これも非常にいろんな分野に及んできてます。そうした経済対策の面、それと今回省エネ家電については脱炭素ということで盛り込ませていただきましたが、これから和歌山市にとって、特に市民生活にとって必要なこと、そして社会にとっても必要なことを今回盛り込ませていただいたつもりなので、議会をもちろん通らないと使っていただけないんですけど、ぜひ和歌山市のこの補助制度をご活用いただいて家計等への負担が少しでも和らいでいただければと思います。どうかよろしくお願いします。

(記者):

省エネ家電の買い替えについてなんですけども、ちょっと細かいところの確認になるんですけど、新たに買うという場合は対象にならないということでいいんですか。

(市長):

はい、その通りです。買い替えのみになります。

(記者):

わかりました。あとエアコン、冷蔵庫各1台まであるんですけど、どっちも替えた場合は最大10万円もらえるという理解でよろしいんですか。

(担当課):

各1台ずつ購入していただけます。エアコン1台冷蔵庫1台を買えば、合計で10万円補助するということにしてます。

(記者):

続けて今の省エネ家電なんですが、とりあえず今回の補正では3月15日までの申請期間ということですけども、脱炭素ということを考えるとこれは来年度以降も続けていくというような見通しはあるんでしょうか。

(市長):

今回コロナの臨時交付金というか物価高騰対策の臨時交付金を当てにしてるわけなんです。全体的な予算の中で可能かなっていうことで、一般財源で今出させていただいてるんですけども、今後国の予算の状況であるとか財源的なところ、これは来年度の予算については、脱炭素の面はいろいろ進めていきたいんですけど、同じことをやるかどうかというのは決まってません。来年度の予算編成の中で決めていくことになります。

(記者):

今あった来年度以降の見通しというところで学校給食費の方はどうなりますでしょうか。ちょっと同じことになったらすみません。

(市長):

学校給食費については今回3学期分ということで、電気だとかエネルギー等の物価高騰に対しての支援ということになってます。来年度以降、4月以降どうするかということについては、なかなか大きな財源がいる。それと1年通年で始めるとなると、先行きもしっかり立てていかなきゃいけないので、まず財源確保できるか、通年にわたって財源確保できるかというところをいろいろ議論しながら、新年度予算の中で、そこは検討することになってます。今のところ白紙状態になってます。

発表項目以外について

(記者):

次の定例記者会見があるかどうかちょっと未定なので、今年1年振り返っての市長の思いと来年に向けた抱負を一言ずついただいてもよろしいでしょうか。

(市長):

今年もやっぱりコロナで振り回された1年だったと思ってます。ただコロ ナ禍の長期化によって社会とか経済に大きな影響が出てきています。“転”というかそろそろ変わりたいなと思ってるんです。変わりたいというか変わっていかなきゃいけないと思ってて、これからやっぱりいろんな面で変えていければということで“転”なのかなと思ってます。来年度はコロナ禍の状況もあるんですけど、我々やっぱりコロナの感染対策等はしっかりやりながらも、今言ったように経済対策だとか社会の正常化へ戻りつつ、新たな課題に対応していくんだと思ってます。それはまさにデジタルであるとか脱炭素であるとか環境だとかいろんな面で、新たなところで入っていければと思ってます。特に最近非常に市民の方との共同作業というか市民の方がリーダーシップをとられてやることも多くなってきました。そうしたこともあってこれから民間さんの後押しをする官民協働というか官民共創に入っていければと思ってます。まだ早いんですけど、今月一応まだある予定ですけど今日はあんまり考えてなかったので今はそんなところです。

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