市長記者会見 令和4年9月8日

 

ページ番号1045801  更新日 令和4年8月4日 印刷 

9月市長定例記者会見
【令和4年9月8日(木曜日)10時00分~】

kaiken0808

市長発表事項

発表項目

9月定例市議会提出案件について

 おはようございます。9月の定例記者会見を開催させていただきます。本日の発表項目5項目ございます。ディスプレイの方で説明させていただきます。まず9月議会への補正予算の関係でございます。主なものについて説明させていただきます。こども医療費の助成制度の対象年齢を高校卒業まで、18歳の年度末まで無償化させていただくということで、これは先の市長選の公約でもあったわけなんですけれども、現在中学校卒業までの医療費の無償化を行っていますが、これを来年のできれば8月が新規の受給証の交付発行月になりますので来年の8月に間に合うように今からシステムの方の改修をしたいと思っています。そのシステム改修の予算をあげさせていただきます。それで順調にいけば来年の8月には受給証をお渡しできることになります。

 物価高騰が非常に厳しい状況になってます。これは特に料金に反映できないところで、保育所であるとかこども園また幼稚園等の食材費等のそうした値上がり分に対する助成を行いたいと思っています。全体で約3100万円の予算でございます。

 また漁業者等も漁船もかなり燃料を使うということで特にその燃料高騰分が漁業経営者への影響が非常に厳しい状況になってます。そうした漁業者への燃料等の一部支援を行わせていただきます。約690万円の予算でございます。

 これはワクチン接種4回目も含めてワクチン接種を行うための予算でございます。約4億8000万円です。

 道路補修修繕ということで今回特に生活に関係が深いところを重視させていただいて身の回りで道路に穴があったり、非常に危ないそうした修繕を行うということで今回約7600万円の補正をあげさせていただいてます。国の方の有利な起債制度ができたということもあって、その計画に入りましたのでこれを計上させていただいてます。

 和歌山城ホールなんですけれども、建築基準法等で基準は守れてたんですけども、高齢者の方から暗くなったとき、階段に手すりがないので下りにくいというご要望もございました。そうした中で手すりの設置を行いたいと思っています。約500万円の予算でございます。

 これは初めてのワーケーションの中でもスポーツワーケーションをやってみようということで、観光庁の方の予算でそういう東京の民間の事業者、ジムやってる経営の方なんですけれども、そこと組んで実証的にアウトドア型のスポーツ。東京ではスポーツジムという形でやってられる事業者なんですけれども、それを和歌山のアウトドアを利用した形でワーケーションを兼ねてやってみたらどうかということで新しい試みとしてスポーツワーケーションの事業を実証的にやってみたいと思っています。約140万円の予算です。

 中央卸売市場、これまで道の駅を併設するという形で県とも一緒になってやってきました。道の駅と道路施設と一体型の地域振興施設をつくっていくことになるんですけれども今年度事業者を公募する予定になっているんですけど、その基本計画の調査設計費用の一部、500万円ということであげさせていただいています。

新型コロナウイルス感染症の現況について

 次の大きな2点目の項目へ入らせていただきます。新型コロナウイルス感染症のまず和歌山市の現状でございます。第7波も若干収束してきたかなと思ってます。ただ過去の第6波と比べてもまだ人口当たり1週間の平均で取っても、非常にまだ高い状態でまだまだやはり気は緩められないと思っています。第7波における新規陽性者数の年齢構成をずっととってるんですけども、夏休みということもあって若干この期間中は10代、あるいは10歳未満のところがすこし減ってきました。ところがまた8月の末から学校も開校していますので、若干また増えつつあるような状態でございます。特に第7波での新規陽性者数が全体的には減りつつあるんですけど、死亡者数は相変わらず高い状態になってます。特にやはり高齢者の方の死亡が目立つということで重症化しないような対応が非常に大事じゃないかなと思っています。クラスターについては8月から特に医療機関が増えてきています。やっぱり夏休みの関係でいくと学校等のクラスターが少なくなって医療機関等で非常に多くなっているという状態でございます。

ウクライナ避難民の方から和歌山市に寄せられたメッセージについて

 それで3点目の発表内容です。ウクライナからの避難民の方の就職も決まって、現在は元気に過ごされています。それでお手紙っていうかメールをいただきましたので紹介させていただきます。原文はウクライナ語と英語でメールをいただいて、原文の方は皆さんのお手元の方へ次のページに資料としてつけさせていただいてます。日本語訳でいくと、『非常にお世話になりました』ということで『私も就職も決まって、今後語学の勉強もできる』という内容になってまして、日本の皆さんまた和歌山市のみなさんへの感謝のメッセージをいただいています。

災害時における情報発信について

 災害時における情報発信のやり方を若干ですけど変えました。台風が先日も日本に近づいたということもあって、これから本格的な台風シーズンに入ってくるんですけども、その中で防災行政無線の音声もなかなか聞き取りにくいっていうとこもあって、警戒レベル5の部分はもう全てサイレン音にさせていただくことにしました。サイレン音については非常によく聞こえるというのは以前からも言ってたんですけど、今までサイレン音を流してたのは津波の際それとJアラートで国から発信された場合、そうした時にはサイレン音を出してたんですけど、今回和歌山市では警戒レベル5の部分例えば川が決壊して氾濫が生じた。直ちに身を守る行動を取っていただく例えば垂直避難、2階へ上がっていただくとかそうした身を守る行動をとってもらう時には警戒レベル5のところでサイレンをさせていただきます。4以下については今まで通りという形になります。もう一つは今回の改正点で音が重なる、声が重なるのでどうも聞こえにくいっていうこともアンケート等で出ています。そうした中で近くの防災行政無線の子局については近接部分について時間をずらしていこうということで2グループに分けて放送をさせていただいて声が重ならないようにさせていただく。この2点が今回情報発信で大きく変更させていただくところです。

過去最大!プレミアム率最大50% 和歌山市プレミアム付商品券~わかやまペイ~購入申込み開始

 それで最後の発表項目になります。プレミアム率最大で50%っていうのは過去最大のプレミアム率なんですけれども、和歌山市のプレミアム付商品券が9月27日から10月12日まで。まず第1次の募集になりますので和歌山市民限定で発売をさせていただきます。1次募集で完売すれば2次募集を行わない。完売しなければ2次募集をこれは市外の方も含めて2次募集をさせていただきます。デジタル商品券と非デジタル商品券の2つになっています。商品券の利用期間については10月31日から2月15日までと。デジタル型と非デジタル型があるんですけれども、デジタル型は3000円で4500円分が使える。非デジタル型は3000円で4000円と若干プレミアム率が変わっています。50%の方はこのデジタル型の方でございます。もう一つ特徴的なのは中小の店舗限定分がこのうちの2500円、共通分が2000円という形で計4500円のうち中小店舗限定分というのが2500円分が必ず入っていますので、和歌山市としても、一つの業種に偏らないようにできるだけ中小の店舗で使っていただけるようにということで分けさせていただいています。それぞれ発行数は45万口19万口になっています。

発表項目は以上でございます。

よろしくお願いします。

記者の質問事項

(記者):

こども医療費の無償化なんですけど間に合えば来年の8月からということなんですけど、これ年齢というのはその年度に18歳になる人とか年齢の計算の仕方はどうなっているんでしょうか。

(市長):

年度単位になりますので、来年度は8月に発給させていただいて4月に遡及するんかな。しないのか。8月分から医療費無償化で18歳の年齢に達するその最終年3月まで翌年の3月までが例えば最終の18歳でしたら無償化になります。だから高校に行ってる方は高校卒業までの月がすべて医療費の無償化が対象になります。

(記者):

高校生で留年とか19歳の高校生とかは対象にならないということですか。

(市長):

ならないです。

(記者):

プレミアム付商品券のことで、経済にすごく重要な政策かなと思いますが、利用に向けて改めて狙いの部分と市民の皆さんに利用の呼びかけというのを一言いただいてもよろしいでしょうか。

(市長):

まず和歌山市ではこの秋9月27日から過去最大となるプレミアム率最大50%のプレミアム付商品券を発行させていただきます。期間9月27日から10月12日までですので、これまず1次募集ということで和歌山市民限定になっていますので、ぜひ申し込んでいただければと思います。中小の店舗あるいはスーパー等でも使えます。ぜひ地域の消費に貢献していただきますよう皆さんにもご購入頂ければと思います。どうかよろしくお願いします。

(記者):

予算の道路舗装修繕の計画的な整備というところなんですが、これはより身近な生活道路等も含めたということですけどもこれはどういうところを整備するというのはどういった基準で決めていくことになるでしょうか。

(市長):

今まで割と身の回りの生活に関連したような要望というのが非常に多かったんです。ただそれに対して市の単独予算の限界があって、十分応えられていない部分がありました。例えば道路が陥没しているであるとかひび割れがきてて、非常に二輪車なんかも危ないと。そうしたところがまだまだ十分対応できていない部分があったんですけれども、国の事業債が国の有利な財源の部分が制度化されていました。ちょっと気が付いたのが遅かったんですけど、東京行ったときにそれが分かりまして、それでじゃあ使わせてもらおうかということになって、計画の方の承認も頂いたので今回議会で補正が認められれば、そうした身の回りの道路なんかで危険な部分というところを優先的にやっていきたい。特に積み残していた部分については優先的にやっていきたいと思っています

(記者):

プレミアム付商品券に戻るんですけど、和歌山市民限定というところで1次募集で、予定数に達しない場合の2次募集についても和歌山市民限定になるんですか。

(市長):

物価高騰等でまずは市民の方に還元したいということで今回1次募集は和歌山市民限定にさせていただいてます。ただそれで残った場合はさらに範囲を広げさせていただいて、全国の地域を対象にさせていただいて広げさせていただければと思っています。

(記者):

全国の地域というのは使える場所ですか。

(市長):

ではなくて全国の方を。

(記者):

あと申込みのポータルサイト、ページなんですけどこれっていうのはホームページとかでもたどれるんですか。

(市長):

リンク貼るんだよね、はい。

(記者):

ありがとうございます。あとすいませんウクライナ避難民からのメッセージなんですけど日本語に訳されたのは和歌山市の市役所の職員さんが訳されたんですか。

(市長):

和歌山市の職員です。

(記者):

ちょっと細かいことなんですけど、ウクライナ避難民なんですけどウクライナ語も英語も この人が書いたということですか。前聞いたらこの方英語をあまりできないという話をされてたような気がするんですけど。

(市長):

いや、初めからウクライナ語とロシア語と英語もできるっていうのは聞いてましたけどね。

(担当課):

得意ではないですけど、できますということです。

(記者):

コロナの関連になるんですけども政府が26日から全国で全数把握の見直しの方針を明らかにしたと思います。これについて和歌山市の市長さんとしてどういうふうに受けとめられているかというところをお伺いさせてください。

(市長):

第7波が非常な勢いで陽性者が増えました。和歌山市でもなかなか全数把握というのは大変な状況だったんですけど、特に和歌山市の場合は医療機関に代わって和歌山市で入力していくということが多かったのでそういう面では保健所の作業というのは大変な状況でした。医療機関は特に休診されてるような夜間であるとか土日であるとかそうしたところが、非常に負荷もかかってて、医療機関の方も今回第7波では大変な状況だったんですけど、今後全数把握の内容がはっきりしてくるんですけど、全数把握の見直しについては当初どの程度効果があるかというところが掴みかねるところがありました。メリットとデメリットもやっぱり出てきますので、そうした中で今回一律の全数把握見直しということになりますので、今後そこの部分が十分メリットの方が多いような形で進めていきたいと思っています。

(記者):

なかなか詳しいところっていうのはこれからの基準とかも含めて、でてくるところだと思うんですけど、今の段階としてはメリットの方が大きくっていうところはできるんじゃないかというふうにお考えですか。

(市長):

全数把握がなくなった場合、心配されるのは把握されてない方で急に容態が悪くなったりとかそういったところがやっぱり心配されると思います。そうした方への対応も含めてしっかりと取れれば全数把握がない方が保健所の運営あるいは医療機関の負担も減っていくんじゃないかなと思います。

発表項目以外について

(記者):

安倍さんの国葬の件で伺いたいんですけれども、この弔意を示すとかですね市役所など公共施設に何らかの指示をするのかどうかということ、あと教育委員会などですね学校などに何かしらの指示を出すのかどうか。そういった対応をどうするのかをちょっと教えていただけますか。

(市長):

弔意についてはそれぞれ個人にお任せしたほうがいいんじゃないかなと思っています。弔意を強要するとかもそういうことは考えてません。各学校とかそういったところもそうなんですけどもそれぞれがその個人の立場で判断していただければいいんじゃないかなと思います。

(記者):

そうすると例えば市役所に何かしらの旗を掲げるとかですねそういったこともされないということなんでしょうか。

(市長):

以前お亡くなりになられた時、記帳所は設けさせていただきました。これは安倍元総理の突然の訃報に対する弔意っていうこともあったし、またこれまで地方創生等いろいろ努力されたとそういったこともあって、市としての弔意は示させていただきました。今回は国葬等に関してはやはり半旗等は前回もやらせていただいているので今回もやっていくことになると思います。ただ学校等とかその指示とかそれは特に考えてないしやらないつもりです。

(記者):

半旗は市役所ですかそれとも市の公共施設全部でということでしょうか。

(市長):

市長部局の公共施設になります。だから学校等教育機関はまた別になります。

(記者):

もう一つよろしいでしょうか。統一教会との関係なんですけれども前回の会見で関係は恐らくないだろうという話されてたと思うんですけど、その後共産党の指摘でしたかね。自転車の挨拶には出ましたよっていうのがありましたけどそれ以外に統一教会との関係とかもしあるのであれば教えていただきますか。

(市長):

全くないし、その自転車の話もなんであのタイミングで出てきたのかよくわからないんだけど、ある人がYouTubeへ和歌山城で当時の副市長が出迎えたところを写真撮られた。それが共産党さんから問い合わせがあって、市役所の秘書課で、あれは自転車のフェスタとして県会議員さんから要請があって、高野山からずっとよってくるので和歌山市役所でも誰か出迎えてくれたらということで、出迎えて和歌山城で結果的には受けた形にはなってるんですけど、統一教会ともうちょっと調べればよかったんだけど統一教会との関連というのは別にその時もその県会議員さんの事、それと和歌山市もいろいろなサイクリングのフェスタをやってました。サイクリングは振興ということで力入れてたのもあって、そうしたことでやったわけでそれ以外まったく関係ありません。

このページに関するお問い合わせ

市長公室 企画政策部 広報広聴課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1009 ファクス:073-431-2931
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。新しいウィンドウで開きます