風水害に負けない和歌山市を目指して！風水害図上シミュレーション訓練を実施しました。

平成30年度和歌山市消防局風水害図上シミュレーション訓練の実施について

　平成30年6月11日、台風シーズンを前に風水害事案が多発した場合を想定した図上シミュレーション訓練を実施しました。

　今回のシミュレーション訓練は、和歌山市において発生した平成29年10月の台風21号豪雨災害の再来を想定し、その初動期（災害発生後概ね24時間程度の間）における消防警備本部及び方面隊本部等が行うべき状況判断、意思決定及び役割行動の確認、並びに応急対策活動上の問題点・課題を把握するとともに組織体制の連携強化を目的として、和歌山市消防局4課（消防総務課、指令課、予防課及び警防課）及び和歌山市中消防署が合同で実施しました。

訓練の様子（消防警備本部）

　なお、今回の訓練は、限られた訓練時間内においても臨場感を持って実施できるように、想定内の時間経過を10倍速としました。
　10倍速とすることで、実災害さながらの判断スピードが求められ、効果的な訓練となりました。

訓練の様子（消防警備本部）

訓練の様子（方面隊本部）

　パソコンやホワイトボード、ディスプレイ等を活用し、気象情報の収集や災害出動隊の管理等を実施しています。

訓練の様子（方面隊本部）

　今回の訓練で培った対応力をフルに活用するとともに、今後も継続して風水害図上シミュレーション訓練を実施し、風水害に負けない和歌山市を目指します。