市長記者会見 令和3年6月7日

 

ページ番号1036121  更新日 令和3年6月18日 印刷 

6月市長定例記者会見
【令和3年6月7日(月曜日)10時~】

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市長発表事項

発表項目

新型コロナワクチン接種について 

 おはようございます。6月の定例記者会見を開始させていただきます。今月からワクチンの状況が結構変化していきますので、できたら月2回のペースで記者会見をやりたいと思いますので、よろしくお願いします。今日の発表項目は2項目ございます。まずはワクチンの接種状況でございます。和歌山市は個別接種ということで、非常にスムーズに進んでます。全国、県の中でも、和歌山市は非常に接種率が高いということで進んでます。それとですね、高齢者の方で予約取れない方には集団接種を実施させていただきますということで、募集をさせていただきました。その結果ですね、混乱もなく少しまだ余裕がある状況になってます。そうした中で高齢者の方はほぼ予約ができてるのかなということで今日からですね、次のステップの日程を確定させていただきました。まず高齢者施設は、4月12日から進んでます。それと合わせて5月10日からは高齢者施設従事者の入所系の方、これが国の方の基準で高齢者と医療従事者に次ぐ、第2優先順位になってます。その部分も非常に今のところ順調に進んでます。それで和歌山市としてはですね、この第3優先順位の基礎疾患を有する方等への接種券配布ということで、まずですね、高齢者施設の従事者の通所系です。訪問サービスであるとかデイサービスの通所系の方が8300人ほどおられるんですけども、従事者への接種券、それと一般の方の基礎疾患対応ということで、今のところ約2万3000人で申請された方に対しては、6月8日から接種券を順次配布させていただきます。届いた方から順次予約をとっていただくことになります。資料の上のグラフによると大体6月下旬ぐらいから、大幅に高齢者の1回目の接種が終わってきますので、基礎疾患のある方は6月21日ぐらいの週から大幅に予約がとれることになります。もちろん個別接種なので接種券が届いて、各医療機関の方で余裕があれば、接種していただけることになりますので、早い方は来週から接種される方も出てくると思うんですけど、概ね6月21日からの接種ということになります。それとですね、最後の第4順位の一般の方についてはですね、まず団体の方から始めていきたいと思ってます。保育士さんであるとか幼稚園教諭ということで、まず、6月26日から幼稚園等から開始していくようになってます。これは各園がある程度まとまっていただいて、団体接種をしていただくということで、最終の第4優先順位のところへ入っていきたいというふうに考えてます。次に高齢者接種の状況について、昨日時点での今朝の発表であり、もうすぐ全国発表もあると思います。6月6日時点の和歌山市のVRS(ブイアールエス※内閣官房によるワクチン接種記録システム)での接種率は42.3%になります。VRSで打ち込まれてない医療機関もおられますので、若干これより高いんですけども、公表の発表としては42.3%ということになります。それと2回目接種も1割に達し、順調に進んでます。先週の月曜日での状況を表してます。先週でもですね、国が大体13.14%、そして県が26.8に対して、和歌山市が33%ということで、非常に順調に高齢者の個別接種という形で、或いは高齢者施設の接種という形でうまく進んでいるんじゃないかなと思ってます。次はですね集団接種を始めました。最初は予約が取れなくて溢れたらどうしようかと思ってたんですけど、案外ですね、予約が残ってます。イオンの方は残りが6月19、20日の週だけですけども、それでも300人程度空いていますし、北コミセンはまだ6月12日の週からも空いています。南保健センターも空いているということで、市内でですね、それぞれ地域ごとの偏りもあったんですけど、これでうまく調整できるし予約取れてない方であるとか、まだ日程が確定されてない方についてはですね、こういった集団接種というのを利用していただいてるんじゃないかなというふうに思います。次お願いします。高齢者施設等の従事者、第2優先順位の方ですね、医療従事者の次の高齢者と同じグループなんですけども、こちらの方は非常にスムーズに進んでます。V-SYS(ブイシス※厚生労働省によるワクチン接種円滑化システム)ベースですけど55%の配布をさせていただいてます。2回目接種も6.3%という形で、こちらの入所系の高齢者施設の方も順調に進んでます。次お願いします。それで先ほども申し上げたんですけど、一般接種、基礎疾患を要する方の接種券を明日から配布させていただきます。想定では2万3000人くらいかなと思ってるんですけど、今のところですね、8000人の方から予約をいただいてます。最初に予約いただいた方5000人に明日から接種券を配布させていただいて、それぞれですね、予約をいただいた方から、接種券を発送させていただきます。早ければ空いてるところがあれば、来週ぐらいからですけど、6月の下旬から、概ねほとんどの方に接種していただけるんじゃないかなというふうに思ってます。次お願いします。一般の方の特に保育士さんであるとか、幼稚園教諭の方ですけども、調整を今現在進めてます。まず幼稚園教諭さんの方の日程が6月26日で確定しました。あとの二つの協会については、現在調整中でできるだけ早期に保育士さんであるとか幼稚園教諭の方への接種をやっていきたいと思ってます。それでですね、今回高齢者の方と基礎疾患のある方を優先させていただいてるんですけど、高齢者の方でもまだやっぱり申し込まれてない方もございます。そんな中で、我々和歌山市の方で、これまで新型コロナでお亡くなりになられた方が23人おられるんですけども、23人の方全員が高齢者の方でした。60代の方が1人おられるんですけど65歳以上に入ってますので、亡くなった方の100%が高齢者の方であります。それでさらにですね、基礎疾患で調べると、亡くなられた方の100%が基礎疾患を持たれてますし、高齢者に限らないんですけども重症化された方で8割の方が基礎疾患を持たれてるということで、国が定めた順番が医療従事者、そして2番目に高齢者、3番目に一般でも基礎疾患のある方になっていますので、和歌山市としてはできるだけこの順番で進めていきたいと思ってます。慌てて次の段階へ移るんじゃなくて、段階的に状況を見ながら、次の段階に進めていきたいと思います。まだ、予約をされてない方については、これから呼びかけをしていきたいと思います。寝たきりの方については3800名ほどおられますが、現在ですね500名のケアマネージャーの方にそれぞれの確認をとっていただいているところでございます。先ほどの優先順位で、こうした接種を希望される寝たきりの方は必ず接種していただけるような体制でやっていければと思います。それで高齢者の方、基礎疾患をお持ちの一般の方については今日からですね、防災行政無線等で案内させていただきます。高齢者の方については、北コミセンと南保健センターが集団接種の空きがありますので、ぜひ希望される方は接種してくださいということをお昼に防災行政無線で案内させていただきます。夕方には基礎疾患の方が約2万3000人で、まだ8000人の方のお申し込みしかないので、基礎疾患の方についても重症化等の懸念がありますので、希望される方は申請をしていただければと思いますので、そうした呼びかけを、今日から積極的にやっていきたいと思ってます。ワクチン接種については以上です。

和歌山城ホールの建設工事を再開します

 二つ目がですね、和歌山城ホールの建築工事、新型コロナのクラスターが発生したということで、工事を1週間、一時中断しておりました。それで、金曜日からの調査を終わりました。その結果ですね377名の方を調査しました。これは今日の月曜日から入る方のすべての人員の方をPCR検査で調査させていただきました。そうすると377名中、陽性者がなしということで、今日からですね、工事を再開させていただきたいと思います。これによって工程の方も当初に近い形で進めばと思ってるんですけども、これからの状況次第というところではあるんですけども、できるだけですね、国民文化祭に間に合うような形で、工事を進めていきたいというふうに思ってます。それと和歌山城ホールについては今後再開にあたってはですね、特に会議室での感染が大きかったということで、そうした会議室等の状態を感染対策万全に、換気対策やったり、マスク手洗いはもちろんですけど、そういった対応をとる。それと人が集まるところ、そういう工事関係者が集まる休憩場所であるとか、喫煙場所については、これもしっかり感染対策をやるということで、今後万全の感染対策をやるとともに、新たに工事に入ってこられる方については、各企業の方で、抗原検査をやっていただくということになってます。そうしたことでこれからの感染を防いでいこうということで、進めていきたいと思います。

発表は以上でございます。

 

記者の質問事項

新型コロナワクチン接種について

(記者):団体接種を行う場所ですけれども、各園でするのか、どこかに集まってやるのかなど、どのような形をおこないますか。

(市長):高齢者施設のほうですか

(記者):1番の(5)番のこども園とか幼稚園です。

(市長):こども園幼稚園につきましては各協会でできるだけまとめていただきたいということで、協会の方で場所を設置していただくことになります。それと医療関係者も協会の方で確保していただくことになって、できるだけ今我々が進めている個別接種に、影響を与えない形で団体接種を進めていきたいと思ってます。

(記者):集団接種でイオンモールが12日、13日で空きがなくて、他のほとんどが空きのある状態なんですけれども、この空きが今出ている要因はどのように考えられますか。

(市長):個別接種の予約がですね、うまくいってると思ってます。VRSだけではわからないので、我々も職員約2200名のそれぞれの親族等の高齢者の状況について、毎週月曜日に調査をやってます。今日の結果はまだ出てないですが、毎週月曜日にやってると、予約とれてない方がかなり先週の段階で減ってきてました。それは2000名以上の調査ですので、抽出率としたら高いと思ってるので、かなり正確じゃないかなと思ってます。そうした中で、接種がうまく進んで予約もうまく進んでる、その状況が今回集団接種の予約状況で、ある程度出てるんじゃないかなと思うんですけど、ただ、まだ集団接種ができるということを知らない方もおられるので、その方についてはですね、今日からできるだけPRしていって予約を希望されているが、まだできてない方については、申し込みがまだ空いているということで示させていただこうというふうに思ってます。

(記者):団体接種について、幼稚園等で具体的に日程が固まってきてるんですけれども、そのあとの団体接種はどのようにお考えになっているのかということと、あと団体以外のその64歳以下の人は、どのように進める計画を持っておられるかということについてお願いいたします。

(市長):これはですね、供給量とも関係してくるんですけども、今後、一般の方についてはですね、接種券の印刷をまず進めていこうと思ってます。まだ調整中で確定できてないですが、接種券の印刷が終わる時点ぐらいで次の広報させてもらおうと思ってます。今月末にはですね、次の予定を発表できるんじゃないかなと思っています。進め方としてはですね、一般の方についてももう個別接種を開放させていただくっていうこと、もう一つは国も非常に進めてるんですけど、大きな職域は国、県っていうことになってますが、職域或いはそれぞれの小さい団体、企業さん等については、できるだけまとまっていただいて、それで個別接種の方へ影響を与えないような形で、段取りができるところから、団体接種というのをしていきたいと思ってます。その始まりと一般の方の個別接種の始まりとがほぼ一緒になってくるんじゃないかなと思っています。その時点はですね、次の発表の時にさせていただこうと思います。

 

発表項目以外について

質問無し

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