市長記者会見 令和3年7月29日

 

ページ番号1037038  更新日 令和3年8月16日 印刷 

7月市長定例記者会見
【令和3年7月29日(木曜日)10時30分~】

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市長発表事項

発表項目

新型コロナウイルス感染症とワクチン接種の現況について   

 おはようございます。7月の定例記者会見を行います。本日の発表項目5項目ございます。ディスプレイの方で説明させていただきます。まず1点目でございます。新型コロナウイルス感染症の現在の状況、またワクチンの接種状況等について説明させていただきます。和歌山市、7月中旬からですね、コロナの新規陽性者数が非常に増えてきました。赤が、和歌山市でございます。指標上いろんな指標あるんですけど、陽性者数でいくとステージ3に近づいてるということで、ほぼ今日の発生人数いかんによるんですけども、ステージ3を超えてくるという状況になってきてます。大阪等がですね、非常に急拡大してますので、その影響がもう色濃く出てきております。その中でですね、デルタ株でございます。デルタ株については和歌山市の衛生研究所でスクリーニングして、その中でデルタ株L452Rと、確定されるものについては国立の感染症研究所で確定させてます。この青の濃いのが、国立感染症研究所で確認されたものでございます。7月11日に最初に確認されてます。青の薄いのがですね、これは和歌山市の衛生研究所で、まだ国立感染症研究所では確定はしてないんですけど、ほぼもう今までもスクリーニングしたものが、確定されてますので、大体今のところですね、最近特に、多くなってます。直近1週間の和歌山市でのデルタ株の検出率がもう29%ということで、どんどんデルタ株に置き換わってきてるのがわかります。

 そんな中でワクチンの接種状況でございます。水色が高齢者に対してのこれまでの1回目の接種、ピンクが2回目の接種ということで、高齢者の接種、和歌山市は非常に早いペースで進んできました。7月のですね、上旬ぐらいでもうほぼピークに達してきて、大体、7月末には、希望される方への、高齢者の方への接種が完了するという見込みとなってます。当初アンケート等で90%ぐらいを目標に置いてたんですけども、大体もう7月上旬で、ほぼ達してきたかなということで、7月末には希望される方にワクチンを接種できるというふうに考えてます。そんな中でですね、新規陽性者に占める65歳以上の方の平均が約1.6%ということで、非常にですね、新規陽性者数に占める高齢者の率が低くなってます。これはやはりワクチンを接種した効果っていうのが出てきてるんじゃないかなと。特に和歌山市の方は、当初のスピードが早かったんで、かなり多くのデータが得られてるので、かなり信頼性の高い数字じゃないかなと思ってます。それと、通常高齢者の方へは同居家族に感染が多いんですけども、家族内で感染された方がいる18人のうちですね、17人の高齢者は、陰性ということで、18人中1人しか感染されてないという状況になってます。高齢者の中で、2人だけ陽性者は出てるんですけども、この方は1回目のワクチン接種が終わった方が陽性になってます。

 そういうことを受けてですね、県の方からも発表されたんですけども、呼びかけについてはもう県と同じでございます。やっぱりワクチン接種したからといって、安心しないでマスクは引き続きお願いしますと。それと在宅勤務、また症状があったら直ちに、クリニックを受診してください。それとまたオリンピック・パラリンピックは少人数家族でということで、それとですね、特にお願いしたいのが、和歌山市でも感染源と考えられるのが、大阪等の感染拡大地域での飲食になってます。ぜひですね、これはもう感染拡大地域では、会食等は避けていただきたいというふうに思ってます。それと帰省地については感染状況を踏まえて慎重な行動をお願いしたいということで、この呼びかけについてはもう全く県と同じでございます。

 それでですね、ワクチンの削減等もあったんですけど、8月の集団接種を確定しました。当初どおりのスケジュールで始めさせていただきます。8月分を開始させていただきます。予約開始が8月7日の土曜日の朝9時から、集団接種については、予約していただけることになります。大体1万人になりますけども、1万人の方に集団接種で、予定通りさせていただこうというふうに考えてます。今回からLINE予約もできますので、よりWeb,LINE等でやっていただくのが、やりやすいかなと、予約取りやすいかなと思いますので、ぜひお願いいたします。

 それで現在ですね、供給量が減ってきてます。大体和歌山市でいうとピークの5割ぐらいになってきてます。今週から予約については3割削減。そして8月9日からは5割の削減ということで、この状況でですね、国の今の供給状況でいくと、当初9月末ぐらいかなと思ってたのが、やはりこのペースでいくと11月12日までということで、この大体9月末から11月中旬ぐらいまでの間でですね、供給量次第で、和歌山市のワクチン接種については、完了していくことになります。設定の目標は70%、これアンケート等もありますが、大体、集団免疫ができるのが大体70%と言われてますので、この目標を70%に設定して、進めていきたいと思います。今までの9月末からちょっと若干幅ができてますけども、そうした中で早期に接種していければというふうに考えてます。

令和3年7月熱中症搬送者 150%増!~熱中症に注意しましょう~ 

 二つ目の大きな項目になります。今年は非常に暑いということで、熱中症が非常に増えてきました。倍率でいくと2.5倍、増加率でいくと150%増ということで、7月の救急搬送が、昨年の7月の同時期に比べて、150%増になってます。赤く括ったのは熱中症アラートがでてるときですけど、熱中症アラートが出てないときの、救急搬送も非常に増えてます。ぜひですね、その日その日の状況を見て、熱中症指数等に注意していただいて、行動をやっていただければと思います。これは年齢別、環境別、場所別で見たものでございます。年齢別では、やはり65歳以上の高齢者の方が非常に多くなってます。それと環境別ですけども、屋内が屋外よりも多くなってます。52%が屋内になってます。だからそういう屋内でも、非常に注意を要するということになります。それと場所別にいくと、住宅が多い。その次に公衆のところが多いということで、こうしたところについては特に注意をお願いしたいと思います。

 コロナと両立していくのが大変なんですけども、ぜひですね、今回熱中症もあるということで、屋外で人と人との距離を2m以上とっていただいて、暑い場合はもうマスクを外していただく。或いはマスク着用時は、水分補給をこまめにしていただく。それと屋内におられる方は安心しないで、エアコンを適切に使用していただく。また外出はできるだけ控えていただく。それと熱中症リスクが高い方への声掛け。熱中症指数、これは環境省のWebの方で見られますので、そういう指数が高い時の運動については原則中止、延期をしていただければと思います。

ICTを活用した教育の推進教育機器(大型ディスプレイ装置)寄贈式について

 三つ目の発表項目でございます。JAさん、わかやま農業協同組合さんからICTを活用した教育の推進ということで、大型ディスプレイを寄贈いただくことになります。日時は8月2日のちょうど学校の登校日に当たるんですけども、この日に寄贈式を行いたいと思ってます。今までですね、プロジェクター等で、やってたのをこのディスプレイでやれるということで非常に汎用性が高くなってきます。例えば教師用の教科書のデジタルコンテンツ等をディスプレイで提示する、或いは動画等で解説できる。英文の読み上げ機能なんかもついてるということで、これからのICTの教育の中で推進されることになります。

開館記念公演決定!さだまさしさんと東京藝大・澤学長が駆け付けます!!「~さだまさし&澤和樹 和歌山城ホール奇襲(紀州)大作戦~」 

 次の四つ目の項目でございます。和歌山城ホールの方で、和歌山城ホール開館記念公演が決定しました。日時が11月23日、ちょうど一般公開が始まる日に、この開館記念公演をさせていただきたいと思います。和歌山市出身の東京藝術大学の学長の澤先生が、駆けつけていただけると、さだまさしさんとともにですね、開館記念公演をやっていただけるということで、非常に楽しみにしております。予約申し込み等については、8月16日から開始させていただきたいと思います。

和歌山環状道路と和歌山環状北道路が高規格道路として新広域道路交通計画へ位置付けられました

 最後の項目になります。和歌山環状道路・和歌山環状北道路が、和歌山市の周辺をですね、ぐるっと高速道路を補完し、一体となる高規格道路として今回、国の方で位置付けされました。まず環状北道路については京奈和と第二阪和を結ぶところ、そして和歌山環状道路についてはさらに港湾のところも含めて、ぐるっと一周する、そうした道路が今回位置付けされました。和歌山市としても念願で、これまでにも要望させていただいたし、議員連盟も、非常に熱心な活動をしていただいた。そうした結果、今回、この道路が高規格道路として位置付けられたってことは非常にうれしいなと思ってます。今後ですね、事業化に向けての次のステップとして重要物流道路の指定というのがあるんですけど、その指定をぜひ次の段階としてお願いしたいということで活動していって、早期事業化につなげていければと考えております。

発表項目は以上でございます。

よろしくお願いします。

記者の質問事項

(記者):

2のデルタ株の検出のところで、直近2週間とおっしゃいましたか

(市長):

直近1週間ですね。

(記者)

わかりました。それでこの今後の見込みのところで、昨日事務次官に申し入れをしたわけですけども。そこまではいいんですが、向こう側は何と言ってきたのか。というのはこれ取材が断られてるのでわからないんですけどね、退出を求められてるので。昨日の申し入れに対して、国側は一体どういう反応なのかそれちょっと教えていただけますか。

(市長):

二つ大きく要望させていただきました。1点目は安定供給ということで、できるだけ供給量をふやしてくださいというお願いをさせていただきました。2点目は特に若い方が接種されてる方が少ないので、ちょっと具体的な事例を挙げて要望させていただきました。まず1点目のですね、ワクチン供給量が少なくて、先ほどの説明でもさせていただいたんですけど、当初9月末に、もともとのペースであれば完了するというところが、どうしてもその削減を受けていくと、11月12日ぐらいになってしまうと。ということで要望させていただいた。それに対してはですね国の方でも、やはり非常に危機感を持ってると。ということで、できるだけ供給量を多くしたいのと、もう一つは、計画をですね、できるだけ前倒しで公表していきたい、市町村が接種計画を立てやすいような、前倒しで計画を示していきたいという返事をいただきました。今後国の方もですね、いろんな手を使って、供給量を確保していって、早い目に供給計画を出していただけるということで、我々もその方が3週間ぐらい前に、供給量がわからないと、次の予約が取れないので、今のところ次の約3週間後ぐらいまでの予約はある程度確定してきてますので、ぜひそれ以降についてもですね、早く示していただければというふうに思ってますので、そうした返事はいただけた。国の方も厚労大臣、また河野ワクチン担当大臣においても同じような考えであるということで仰ってました。それと二つ目ですけども、二つ目についてはですね、若い人への接種をどうするかっていうことで、これ見ていただいて、昨日、ここ説明させていただいたんですけども、どんどん64歳以下の方については、5歳刻みに1回目の接種率が落ちてきてます。それで和歌山市の方で分析したところですね、年齢別に見ると、モデルナで職域接種した方が、非常に若い人が多くなってきてますので、ぜひ職域接種のモデルナの方も増やしてくださいというお願いしました。それについてはいい資料を見せていただいたんで検討しますということを言っていただきました。それと意識啓発ということではですね、特に若い人については、今後ですね、データ等を示して、意識啓発をしていただきたいっていうことをお願いしたところ、それについては十分わかってると。国の方でもやはり若い人がなかなか接種してもらえないという状況は把握してるので、今後その辺についてもしっかりと、若い方へのアピール、PRっていうのをしっかりしていくという返事をいただいてます。

(記者):

7月26日の週からでしたか、3割と、次の5割の抑制というのはもう実際に3割抑制は始まってるんでしょうか。そして5割抑制ももう始まってるんでしょうか。

(市長):

まず3割抑制はもう始まってます。今週26日からの分については、当初いただいた要望というか、今まで接種していただいた量の3割をカットして、配分量を示させていただいてますので、すでに今週からは3割減ということでやらしていただいてます。5割減の方は、8月9日の5割以降についても、配分量を示させていただいて、それに応じて、予約を取っていただくということになってます。

(記者):

それは医療機関に伝えてるということですか。

(市長):

はい。

(記者):

事務次官の受けとめとしては、一定の理解はしてると理解しておいてよろしいですか。

(市長):

これはもう多分他の市町村も同じだと思うんですけどね、和歌山市の方はいろいろデータも豊富に出てきてますので、その辺は示させていただいたところですね、非常に良いデータを見せていただいたということで、すごく理解はしていただいてると思ってます。

(記者):

環状道路の件なんですけれども、この和歌山環状北道路というのは、いわゆる、阪和道から横に高速道路ができるようなイメージでよろしいですか。

(市長):

高速道路は高速自動車国道というのがあって、高速道路という定義ではないんですけど、高規格道路ということで、信号のない60キロ以上で走れるような高規格道路が、第二阪和から京奈和、あるいは阪和道まで接続される道路になります。

(記者):

そういうものを整備していこうという話ですね。

(市長):

はい。最終的には和歌山市をぐるっと環状するような、信号がなくてすぐランプから上がっていって高速道路へアクセスできる、そんな環状道路になっていきます。

(記者):

これができることによってどんな効果が期待されるんでしょう。

(市長):

まず和歌山市の産業で特に工業地帯というのは臨海部へ偏ってます。高速道路が街の中心を挟んで東側にありますので、今まで物流関係はどうしても市の中心を通らなきゃいけない。物流産業活動についても、いろんな支障もありました。また中で住まわれてる方についても、トラック、コンテナで渋滞等も発生していました。そういうことがまず緩和されます。環状道路ができて信号のない道路ができることによって、スムーズになります。それとあわせてですね、将来の話になってくるんですけど、自動運転の車っていうのは、やはりそういった信号のないところから導入されてきますので、そうした自動運転の方への導入促進にも繋がってくるということで、こうしたこの環状道路、人と区別されたような自動車専用道路というのは、しっかり早く整備していきたいと思ってますので、これから強く国に要望していきたいと思います。

(記者):

熱中症のことでちょっと伺いたいんですが、熱中症の発生場所ですけども、場所別で見ると住宅が非常に多いということなんですけどもね。そうすると、熱中症の危険性になかなか気づくのが遅い高齢者であるとか、子供あるいは、空調設備を整えることができない生活苦の人とか、おそらくそういった人たちもこの中に含まれてるんだろうと。そこに対する福祉とかのアプローチだとか、呼びかけであるとか、そういったことはどうなってるんでしょうか。

(市長):

まず屋内が多い、その屋内の中でも住宅での発生が非常に多くなってます。それで特に高齢者の方については、そうしたまず救急体制についてはですね、しっかり体制をとってます。それと併せてですね、一人暮らしの方等についてはですね、緊急用の非常時呼び出しボタンっていうんかな。そういうのを無償で配布させていただいてます。異常があれば、ボタン押すだけで、警備会社等へ繋がってすぐ対応していただける。中には救急車が必要であれば、すぐ配置していただくということで、そうした緊急呼び出しの整備もやってます。さらにですね、これからそうしたエアコン等の対応等についてもですね、検討していかなきゃいけないんだろうなとそういう時期にも来てるんじゃないかなというふうには思います。

(記者):

質問というのよりもこれ要望なんですけどもね。昨日の事務次官の申し入れの時もそうでしたけども、市長が要望しましたと。そのあとに向こう側がありがとうございますと言った瞬間にもう退出を求められたんですね。これは幾らなんでもおかしい話なので、例えばですね、向こう側の、今後退出を求めるときはですね、誰の判断で、つまり市長の判断で退出を求めるのか、それとも厚生労働省側からの判断で退出を求めてるのかそこをきちんと説明して欲しいということ。あともう一つは内容について先ほど質問したんですけれども、もしああいうふうにして退室を求めるであれば、しかるべき責任者が一体どういう話し合いになったのかということをちゃんと説明して欲しいなと思っています。よろしくお願いします。

(市長):

はい。ちょっと昨日のはですね、ちょっとイレギュラーだったんです。通常は和歌山市が発表して、こうした要望しますとか要望文を出さしていただきますっていう形だったんですけど、実は要望の方はもう7月16日の段階で、要望書を出してました。昨日は衆議院議員の門議員の方から、呼びかけがあってぜひ、生の声を事務次官に届けたらっていうことで、門事務所の方で厚労省と話していただいて、その結果冒頭のみとなってしまいました。冒頭のみとなったんで和歌山市のもともとセッティングではなかったので、その辺はですね、大変失礼なことをしたなと思ってて。後であの内容であれば、オープンにもできたんじゃないかなとは思ったんだけど。向こうの方のセッティングだったのでそういうことになりました。今後、その扱いについては十分気を付けますし、できる限り公開原則でいきたいなと思ってますので、今後についてはそうした取り扱いをしっかりやっていきます。

(記者):

7月16日の段階で出したってのは、前の会見で言ったやつのことですかそれ。

(市長):

そうです。

(記者):

和歌山市の接種率の目標なんですけどもね、100%あるとしても、集団免疫の70とか或いはそのもろもろのアンケートで9割ぐらいいるんじゃないかなとかっていうのがありましたけども。とりあえず市としての目標は、7割でよろしいんでしょうか。

(市長):

高齢者についてはアンケート等で大体9割ぐらいかなと思ってたんです。アンケートはある程度その抽出の数ですので、9割を目標にしたらどうかなってことでやってたんですけれども、大体もう7月の上旬のところで、もう1回目の接種をやられる方が本当に少なくなってきました。先ほどのグラフでもそうなんですけど、それで、最終的にはですね、ほぼ希望される方が9割までいかなかったんだろうなと高齢者の場合は、80何%止まりで、すべて希望される方には終わる予定になってます。それで64歳以下の方も含めた12歳以上の全市民についてはですね。16歳以上の方についてはある程度のアンケートもとってます。大体60から70%ぐらいかなあと思ってるんですけど接種するっていう方が。それと合わせて市中集団免疫等でやっぱり60%とか70%という線が出てますので、ちょっと高い目の70%っていうところをですね。全市民に対する接種目標率として設定させていただきました。高齢者の接種目標と全市民とは率が違います。

(記者):

全市民には65歳以上も含めてということですか。

(市長):

そうです。65歳以上、それと医療従事者の優先枠等も含めてですね、12歳以上の、接種目標率ということになります。

(記者):

高齢者の方が接種率が高いわけですから全市民の目標を7割にしてしまうと、若い人がもっと7割以下になってしまって、実際ちゃんと社会的に広がらない率に到達するのかどうかっていうところはちょっとやばい感じがするんですけどいかがでしょうか。

(市長):

さっきもちょっと申し上げたんですが集団免疫ってじゃあ何%っていうところがですね、はっきり出てません。60%っていう説もあるし70%という説もあって、大体60%から70%ぐらいかなと思ってるんですけど、高齢者が和歌山市では大体3分の1、30%ほどです。それからいくと、70%という数字はですね、妥当な数字じゃないかなと思います。

(記者):

例えばちょっと学校とかで考えてみた場合ですね、若い人は、それだけ大人数の人と日常的に接する機会があって、活動も活発なわけですよね。それが高齢者の分も足して7割っていうところになっちゃうと、7割以下になってしまうじゃないですか、その集団の接種率というのがですね。それはちょっと危ないんじゃないかなっていうふうに考えるんですけどいかがでしょうか。

(市長):

ワクチンは強制できないんです。ある程度我々もすべての方に65歳以上の方も含めてアンケートをとってみると、やっぱり60%から70%ぐらいかなという感じがします。高齢者も確かに希望は高かったんですけども、全体で見ると60%から70%ぐらいということで、希望される方へはほぼ届くんじゃないかなと思います。どうしても70%以上設定して、それに向けてっていうところをやるのかっていうとですね、やっぱりそこはあんまり無理はできない。特に15歳以下の方についてはですね、いろんな保護者の方の考え方もあるし、その辺はちょっといろんな状況を見ながら、場合によっては接種目標が変えるかもわからないんですけど、今のところは70%ということで進めていきたいと思ってます。

発表項目以外について

(記者):

和歌山城ホールの開館というか検査終わっての引き渡しはもう順調にいくと理解しておいてよろしいですか。

(市長):

国民文化祭までには間に合わせたいと思ってます。国民文化祭が10月30日ですので、何とかそこには間に合わせたいなと思ってます。国民文化祭が10月30日から11月21日まで、そして一般に利用していただけるのが、11月23日からということになりますので、その2つについてはですねしっかり対応していきたいと思います。今のところ大丈夫だと思うんですけど。何かあればまた別ですけども、今のところ順調かなと思ってます。

(記者):

和歌山の宿泊券が20億積んだやつがもう2週間でなくなってしまった3週間で。和歌山市もやってるんですけども、それの進捗をどのように受けとめてらっしゃるのかっていうのと、ちょっとこんな時期ですけど観光に行きたいと思ってる人とか、移住定住を考えてる人もちょっといるようなので、そんなとこについてコロナのこんな厳しい状況だけども、そういう観光の側面とか、IターンUターンとか、ほんのちょっとの滞在とかってどういうように市長理解してらっしゃって今どう考えてるのかなと。

(市長):

県のリフレッシュプランの方は県民限定ということで、これはもうすごく早い時に売り切れました。で、和歌山市の方のシステムはですね、宿泊の方の支援と或いは利用される方への支援の両方を兼ねたような形になってます。現在、お得なプランを提出してくださいってことで現在調整してまして。大体今のところですね対象事業者のうちの半分以上の方がそういうプランを利用して、そういう設定をしようということで今進めてくれてます。さらに増えてますので、非常にその二つを組み合わせると、県のリフレッシュプランと、また県民外の方も利用できますので、そういう意味では今後のそうした観光業の方への支援にも繋がってくると思ってます。それで、ただ県外の方については緊急事態宣言が出されてる地域、或いはまん延防止が出されてる地域についてはご遠慮くださいってなってますので、今後の動向によってはエリアが狭まってくる可能性もあるんですけども、今のところですね、やっぱり和歌山ってのは非常に夏の観光客も多いので、そうした期間で可能な方には来ていただいて和歌山を知っていただく。そしてそれが移住定住というところまで繋がればありがたいなと思ってますので、積極的に進めていきたいと思います。

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