市長記者会見　令和4年3月10日

3月市長定例記者会見
【令和4年3月10日（木曜日）10時00分～】

市長発表事項

発表項目

本市初！「和歌山市アニメ観光大使」が全国へ魅力発信～TVアニメ「サマータイムレンダ」の登場人物 「小舟 潮」 が和歌山市初のアニメ観光大使に就任～

　おはようございます。3月の定例記者会見を始めさせていただきます。本日の発表項目5項目ございます。一つ目から順に発表させていただきます。まず和歌山市でも初となるんですけれども和歌山市アニメ観光大使に今回就任していただくことになりました。これはご存知のようにテレビアニメ「サマータイムレンダ」の登場人物である「小舟　潮」さん。彼女が今回アニメ観光大使として就任していただきます。3月24日の3時から市長室で就任式をさせていただく。「小舟　潮」さんの等身大のパネル、そして株式会社小学館集英社プロダクションの方からもアニメプロデューサーさんが来ていただけることになっています。それとアニメ放映が4月14日木曜日から関西テレビ・TOKYO MX・BS11ほかテレビ放送されることになっています。深夜帯が多いんですけれども、深夜帯から有名なアニメになったのも多いので、ぜひですね、多くの人に見て頂ければというふうに思ってますし、今後このアニメ観光大使で、和歌山市また加太、友ヶ島。こういったところのPRをしっかりとやっていただければというふうに期待しています。

～春の訪れを告げる和歌山城周辺の桜～

　くじけない命の桜ということで 、根性桜は広報広聴課の課長がものすごく推薦してるんですけど、以前ですね、もともとはこの外務省の陸奥宗光像の周りにあった桜の枝を平成28年になるんですけど、当時の岸田外務大臣から私が飯倉公館でいただきました。それでその当時、1年半かかったんかな。根をはやして、それでこの岡公園の陸奥宗光像の方へ移植させていただいたんですけれども残念なことに切断されました。これはですね、今回ここからまた枝が出て、桜が再生してきたということで「根性桜」くじけない命の桜ということで課長がこういう時代コロナで、本当に大変な時代にいいんじゃないかということで非常に推奨してくれてます。これからですね、さらにまた花が咲いて、再び立派な桜になればと思っています。今後ですね、再発防止のために防犯カメラ等も設置しています。

　徐々に桜の季節を迎えるんですけれども、和歌山城公園の方も桜祭りをすることにしています。3月26日から4月10日までと。ただまだコロナ感染が十分収まっていないということで、市民の皆様にはですね、感染対策を十分とっていただいて、そして静かな花見をしていただければと思います。シート等は今回敷いてもらってもいいんですけれども、できるだけ少人数で静かに感染対策を十分にとって、桜また夜桜を観ていただければと思います。ライトアップの方も日没から午後10時までさせていただきます。非常にですね、和歌山城内の駐車場に限りがありますので、今回市役所の北駐車場もオープンしています。ぜひですね、中央駐車場、北駐車場こうしたところをご利用いただければ、スムーズに和歌山城公園の花を見られるんじゃないかなと思いますので、それと感染拡大防止対策を取っていますので それについてはご協力いただきたいと思います。また今年度から混雑状況、和歌山城の天守閣であるとか動物園、歴史館。そうしたところにあまり人が密にならないようにということで混雑ランプをこのホームページへ載せていますので、その点もですね是非見ていただいて、そして混んでるところは避けていただければというふうに思います。

京橋親水公園を開園します～まちなかの回遊拠点として、市営駐車場をオープンスペースに転換～

　次が3つ目「京橋親水公園」が開園します。これもともとですね、京橋親水公園は市営駐車場でした。老朽化して機械等も不具合が出てきて閉鎖となっているんですけれどもその後オープンスペースとして活用したいと。いろんな市民の方が元々イベントをしようよと。ここで屋台村やろうとか、いろんなことを一緒に行ってきたんですけれどもそんな中で、なかなかガードマンとかそういう費用がかかるということでイベントも長続きはしなかったんですけど、今回このオープンスペースによってですね、いろんなイベントが市民の方にも使っていただけることになります。3月27日の10時に開園します。特にここに熱心にやっていただいてるのがまちづくりメンバーのチャッカマン。チャッカマンって火付け役ですよね。まちを元気にしようということで今はチャッカソンスクールっていうのかな。まちづくりスクールのチャッカソンというのを開講してるんですけども そのメンバーのチャッカマンたちによるオープニングイベントが朝から夕方まであります。この親水公園を活用してですね、さらににぎわいにもつながるようなそんな市民運動が本当に起こってきたなということで大変喜ばしいことだと思っています。また貸出もやっていますのでぜひですね、ご利用いただいていろんなイベント、また集まりであるとかそうしたことで利用していただければと思います。

道の駅 四季の郷公園がグランドオープン！～関西最大級の道の駅がさらなる魅力アップ～

　これもオープンスペースというか四季の郷公園が完全に完成しました。前、道の駅に整備させていただいたときは入り口だけだったんですけれども、全体がもう整備できてフルオープンします。グランドオープンします。特に子どもたちが遊んで楽しいような「見晴らしの丘」ここは遊具施設等あります。「見晴らしの丘」ということで新たに再整備しました。「ドッグパーク」、そして「つきやまの遊び場」ということで、これは元々ブドウの遊具があったところなんですけれども、そこに新しく遊具を設けましたし、また中央部分には小川ということで「四季の小川」も整備させていただいてます。それとさらにですね、もともとフードハンターパーク自体も様々な農産品の直売所であるとか四季の花々、バーベキュー広場、そして地域食材レストラン、体験農園等があります。道の駅ですので24時間無料駐車していただけます。ぜひですね、これ関西方面からも来ていただきたいなと思ってるんですけど、ぜひ多くの方に訪れていただければと思います。こうした様々な施設もありますし、四季いろんな花が咲きますので、そうした四季折々でお越しいただければと思います。記念式典は10時から15分間だけ記念式典をさせていただいて当日はいろいろなイベントを催しております。コロナの中ですけどもそうしたその野外でまた春を楽しんでいただければと思いますし、これから春夏秋冬様々な利用の仕方がございますので、ぜひですね多くの方、全国からも高速道路の南インターからすぐですし、たま駅長で有名な和歌山電鉄の伊太祈曾駅からも、すぐいけるということでお越しいただければと思います。

「和歌祭四百年式年大祭」の開催について

　「和歌祭四百年式年大祭」が詳細が決まってきました。まず8時から神輿おろしがあります。これは東照宮の方で神輿おろしをさせていただいて、それで神輿の出立式。また神輿わたりということで、これは東照宮から和歌山城まで神輿をお越しいただくということで、もともと昔にはやってたことなんですけども今回50年ぶりぐらいに東照宮から和歌山城へ神輿がやってきます。それと12時からはフォルテワジマ前から渡御行列の始め式があります。今回ですね、将軍がまず先導してくれると。白馬に乗って将軍が先導してくれて、その後藩主である大名行列がつきそうようになっています。その後ろを和歌祭の渡御行列が行列するということになってて、非常にですね、にぎやかな祭りになりますし、今回は和歌浦だけでなくてフォルテワジマから和歌山城まで来ていただいて、また和歌山城の西の丸でもイベントがございます。5月ってことでこれもちょっとコロナの中で収まっていればいいなと思うんですけど、ぜひですねお楽しみいただければというふうに思います。これがフォルテワジマからずっと本町通りを通って、この公園前から西の丸へ入っていきます。こんな中で多くの行列が出ますのでこれはもう本当に日本中から来ていただければなと思いますので、またよろしくお願い申し上げます。

発表項目は以上でございます。

よろしくお願いします。

記者の質問事項

（記者）：

和歌山城の桜をもう一度整備し直すという話もあったんですけどどんなように考えていらっしゃるのかとかですね、せっかくそんな再生した桜もあるからそれを広くPRしたりとかあるいは今年の桜の咲き具合とかなんかそんな感じで何か情報があれば教えてください

（市長）：

まず造園建設業協会の方で、ここは一の橋から表坂に向けて、桜の剪定等やっていただいて、非常に桜が弱ってきてるということでそういう回復作業をやってもらうことになっています。これは剪定ですのでちょっと桜は減るかも分からないんですけれども、今後の再生に向けてさらに桜が来年以降ですね、もっともっと綺麗になればと思っています。それと全体的には桜の老木化が多いのでこれは何とかしなきゃということで和大の先生とも一緒になって、学生等にも見てもらったりしてたんですけども、特にひどいのが護国神社の前のあたりの桜が一番老木化してます。そこの部分をなんとかしないといけないんですけど、非常に難しいのは国指定史跡に和歌山城公園がなっていますので、史跡との調整が難しいということでこれは引き続きやっていって、ぜひですね、もう桜っていうのは和歌山城になくてはならない存在にもなっていると思いますので、その辺はしっかりと整備していきたいと思っています。今年は多分例年通りの花見ができるんじゃないかなと思います。一番心配なのはやっぱりコロナがまず収まってくれないかなと思っていまして、ちょっとずつ今コロナが収束しているのでこの頃に収まってくれれば皆さんに楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。

（記者）：

観光大使なんですけど、これ漫画ではなくてアニメの画像みたいなもの自体が観光大使ということでいいんですよね。

（市長）：

そうです。漫画の方じゃなくてアニメの方になってて、その権利を無償で貸してくれることになりますので非常にありがたいなと思っています。集英社さんには本当に感謝しかないです。

（記者）：

ちょっと細かいことですけど就任式の際に、この演じている声優の方の声などを聞いたり話したりとかそういう演出はあるんですか

（市長）：

それはどうなんだろ。声優さんの声は聞けるのかな。来れないんだよねまず声優さんは。

（担当課）：

声優さんは来ていていただくことはできないんですけれども、まだちょっと交渉中なんですがZOOMでですね出ていただくようなことであるとかですね、そういったことを交渉中ということになっております。

（市長）：

顔出しはできないけどってこと

（担当課）：

顔出しも含め、それもまだ現在調整中になっておりまして、そこはちょっとできるかどうかはまだ分からない状況です。

（市長）：

それまでには当然わかるよね

（担当課）：

はい

（記者）：

就任式以降、無償で利用できるということなんですけど、どういった所で露出っていうかこのパネルが立っていたりとかそういうことは考えていらっしゃるんでしょうか。

（担当課）：

市内であれば、まず本庁であるとか和歌山城、また友ヶ島の方ですね、設置できないかというようなことも考えておりまして、あと南海さんと協議なんですけども主要駅にですね、例えば市駅あとなんばの方にも置けたらなというふうなことを考えております。

（市長）：

それは全部等身大だよね

（担当課）：

はい。等身大パネルです。

（記者）：

アニメ自体がそういったバージョンみたいな形で宣伝したりするような展開っていうのは、この観光大使の中ではそういったことって考えていらっしゃいますか。

（担当課）：

アニメの放映が始まりますので、その前にですね、和歌山市の観光大使に就任したということで、等身大パネルであるとかですね 、チラシ等で友ヶ島を舞台ということになっておりますので、そういったところをPRしてですね 和歌山市の方にお越しいただけるようにというようなことを考えております。

（記者）：

細かいことで彼女は和歌山市民なんですか、それともフランス人って書いてあるんですけど。

（市長）：

小舟さんですよね。キャラクターの彼女ですよね。

（記者）：

はい。

（市長）：

和歌山市民だよね。

（担当課）：

そうです。友ヶ島を舞台ということで漫画の中でですけれども。

（記者）：

和歌祭の件で松平健さんですね、松平健さんこの最後の方の地図のルートでいうとどの辺を通るんですかね。

（市長）：

これはもうフォルテワジマの出発のところから入ってくれます。

（記者）：

すべて通ると思っていいんですかね。

（市長）：

すべて通ります。市役所前まで。

（記者）：

コロナ次第でしょうけど、特に規制はないんですね

（市長）：

コロナ次第になってきますね。あまりにもひどければ、その辺はかなりの制約加わってくるかもしれないんですけれども、それと雨天の場合はできませんので、その辺はですね、コロナ、天気の状況それを見て若干変更は出てくると思います。

発表項目以外について

（記者）：

2つあって、一つは六十谷水管橋の現在の進捗状況をお聞きしたいということと、それから昨日人事案件で同意されてますけれども、副市長さんどういう趣旨で今度の方をお選びになったのかというところを教えてください。

（市長）：

六十谷水管橋については比較的今順調にいっています。それで3月7日に　ですね、落橋した両側2径間はもうすべて撤去完了しました。現在この真ん中の1橋、落ちた両側の2橋の架設をやっていこうということで落橋部と両側2径間か。それは3月8日から架け替えを開始してます。残りの4径間については、今足場を設置しようとして、足場を設置できれば、まず点検やって、その後必要な補修をやっていくと補強をやっていくということになっています。今のところなんとか6月の中旬までには完成していけるんじゃないかなというふうに考えています。それと副市長の方です。実はですね、私が就任してから総務省の方にお願いしてました。今まで総務省で来て頂いてたんですけど、去年から六十谷水管橋もありましたし技術的なサポートがしっかりした人がほしいなっていうのが、私も技術屋なんだけどもっとしっかりした技術屋が欲しいなと思って、国土交通省さんにお願いしました。それとこれからやっぱりまちづくりにおいてはですね、公共投資がなかなか難しいので民間投資を入れたい。そういう民間投資をすごくやってる方ということで国土交通省さんにお願いして、今回そのぴったりの人が就任いただけるんじゃないかなと思っています。そういう意味でちょっと事務系から技術系に変更させていただいて、技術的なところをしっかりさらに次のまちづくりに向けていろんなノウハウを持っている方です。もうまさにまちづくりのプロだし、復興庁にもおられたので、復興のプロでもあるし、そういう意味では非常に期待しています。