(11) 和歌浦観光遊歩道(万葉集巻6-918)
【歌碑の内容】
山部赤人(やまべのあかひと)
沖(おき)つ島
荒磯(ありそ)の玉藻(たまも)
潮(しほ)干(ひ)満(み)ちて
隠(かく)ろひゆかば
思ほえむかも
【解説】
この歌は万葉集の巻六に載る歌(九一八番歌)です。神亀元年(724)に聖武天皇は紀伊国(きのくに)(和歌山県)玉津島を訪れ、十四日間ほど滞在しました。天皇にお伴した山部赤人(やまべのあかひと)が詠んだのがこの歌です。この歌は視点を沖の島に絞ります。今は干潮時ですが、潮の動きは干潮から満潮へと転じ始め、沖合の荒磯に根をはった海藻が、満ちて来る潮にゆらゆらと揺れながら次第に海中に姿を消していく様子を想像して歌っています。美しい海藻の動きを通して、自然の神秘に触れた感動を詠んだ歌です。
歌碑の文字は宇治田省三氏の揮毫です。
本ページは、近畿大学名誉教授村瀬憲夫氏にご協力いただき、作成しています。
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