市長記者会見 令和8年2月12日
令和8年度当初予算に係る市長記者会見
【令和8年2月12日(木曜日)14時00分~】
市長発表事項
発表項目
【2月定例市議会提出案件について 令和8年度予算と主要事業の概要】
皆さんには病気の療養中、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。これからしっかり頑張って参りますのでよろしくお願いします。それでは令和8年度の予算の発表です。お手元にお配りさせていただいている資料で、どれも主要事業なんですけれども、その中でも特に私が令和8年度で大事だと思う事業を説明させていただければと思います。ご質問はそれ以外でも結構です。令和8年度は物価高騰への対応など、市民の方の暮らしに寄り添いながら、和歌山市の未来への歩みを着実に進める予算とさせていただきたいと思っています。
・子育て世帯に寄り添う物価高騰対策
特に物価高騰の影響等を受ける子育て世帯について、和歌山市独自の子育て応援手当として約6億円を計上しています。出産予定日が4月以降となる妊娠届を出されている方、また今年の4月1日から12月28日までに妊娠届を出される方に対して3万円の支給をさせていただきます。それと国の子育て応援手当に合わせて、さらに市独自で1万円を上乗せして支給させていただければと思います。次に園児等への給付について、特に給食費が物価高騰等で値上がっています。その一部を応援しようということで、年額36,000円の補助をさせていただきます。また園に通わず在宅で子育てされている方につきましても、同じく年額36,000円給付させていただきます。対象は3歳児から5歳児となっています。
・ふるさとで学び働ける環境づくり
次に奨学金制度についてです。これまで和歌山市では、民間企業の方と一緒に奨学金返還に係る助成金を半分ずつ出していました。民間企業の方は人材育成、そして学生の方は奨学金返還が非常に負担になるということで、これまで対象業種を医療、福祉、介護の分野に限っていたんですけれども、これを全業種に広げたいと思います。全業種に広げていき、民間企業の方で奨学金を出してでも人材を育成して雇いたいという方について、奨学金返還の補助をさせていただければと思います。4年制大学卒の方で100万円、大学院卒の方で150万円を企業と半分半分で補助をさせていただきます。学生にとっても企業にとってもメリットのあるように進めていきたいと思います。
・市内企業の生産性向上
物価が高騰している中でなかなか所得が上がらないことに対して、補助は令和5年から始めているんですけれども、8年度はさらにパワーアップしたいと思っています。これまでは給与1%以上増加の表明で設備投資の5%を補助してきたんですけれども、給与3%以上増加の表明で設備投資の10%の補助を追加させていただきます。少しでも所得向上、賃上げに繋がればという思いで新たに設置します。
・更なる発展の基盤となる道路網
北インター周辺にいろんな企業も増えてきました。現在北インターは、大阪行きの北向きだけですので、さらに南向きにも行けるようフルIC化したいと思っています。防災時に南との連携も取りやすくなり、役立つということで、県と一緒に本格的にフルIC化を進めていければと思っています。
・重点整備区間道路の整備
都市計画道路の今福神前線で、堀止の交差点から少し西に入ったところに、神明神社があるんですけど、そこから大浦街道に向けてほとんど道が通れない状態でした。これがようやく8年度に供用していけるということになりました。非常に効果の大きい道路だと思っています。宮前駅から三菱電機の前と堀止交差点、そして最終的には大浦街道、花王の工場の中でも日本最大の工場である和歌山工場の正面まで行く道路になっていて、和歌山市内で東西の大きな道路が完成することになります。
・歴史を生かしたプロモーション
NHKの大河ドラマに合わせて、これまで和歌山城は徳川ばかりPRしていたので、豊臣というところをしっかりPRしてプロモーションをかけたいと思っています。特に今まであまり脚光を浴びていなかったような、例えば太田城の水攻め堤跡は、県の指定文化財になっていますし、また紀三井寺はあまり豊臣の縁のなかったところなんですけれども、春子伝説があるとか、和歌山と豊臣の歴史を生かしながらプロモーションをかけていければと思っています。
・史跡和歌山城の歴史的魅力向上
扇の芝はこれまでも説明させていただいたんですけれども、8年度は芝張りをします。将来憩いの場になるので、できるだけ市民の皆さんと一緒にやりたいと考えており、市民参加型の芝張りをしたいと思っています。それによって景観もだいぶ違ってきますし、憩いの場としても、市民の集える場が新たにでき、さらに珍しい屏風折れの高石垣も見れて天守閣も見れる非常にいい場所になりますので、整備を進めていければと思っています。
・歩きたくなるまちなかの整備
今まで北ぶらくり丁のアーケード撤去後の道路空間について道路設計を進めてきたんですけれども、8年度もできるだけ北ぶらくり丁の方の要望に応えられるような道路づくりを進めていければと思います。
・新たな交流拠点の創出
第6ブロックのコミュニティセンターの整備についてです。和歌山市ではコミュニティセンターの10館構想をこれまでも進めてきました。10館のうちの9館目となるコミュニティセンターを整備します。和歌山駅周辺の部分になりますので、非常に利便性も高い位置になるかなと思っています。
・地域の拠点となる主要駅の整備
紀伊駅は、県下で4番目に乗降客が多い駅です。岩出方面とかターミナル駅としても交通の結節点として非常に重要なんですけども、駅前広場としては非常に貧弱でした。これをさらにターミナル駅に相応しいような駅前広場にしようということで、本格的に8年度からやっていきたいと思っています。
・産後ケアの更なる充実
産後ケアの重要性はますます増えています。昔は核家族ではなくて家族の方に応援もいただいていたんだけど、単独で子育てしなきゃいけないということでケアが必要となってきています。宿泊型は課税世帯で6,000円、非課税世帯で3,000円と自己負担額を引き下げる形で利用の拡大を図っていきたいと思います。
・子育て家庭に寄り添い、子供の成長を支援
こども誰でも通園制度は7年度に公立保育所2園で実施しました。好評で、結構利用者も多かったということもあり、8年度では本格実施して参ります。民間の保育園も含めて、市内全域で誰でも通園できる形で本格実施していきたいと思っています。
・健やかな体を育む学校給食
和歌山市で中学校全員給食の準備がやっと整いました。併せて中学校給食費の無償化を実施して参ります。生徒が安心して給食を受けられる、また栄養バランスのとれた給食を受けられるということで、この事業を進めて参ります。
・持続可能な公共下水道の推進
去年の埼玉県八潮市の事故を受けた公共下水道管路の特別重点調査がすべて終わりました。10ヶ所程度あるんですけれども、緊急性の高い部分から改修に取り組みたいと思っています。
予算全体では、一般会計の予算が1,650億円程度ということで3.4%の増になっています。過去最大規模です。特別会計と公営企業会計合わせて予算合計でも過去最大の伸びとなっています。特に伸びた部分は教育費、民生費、土木費で、それぞれ8年度の予算で重点化して参ります。
予算案の発表は以上になります。よろしくお願いします。
記者の質問事項
(記者):
市長の任期満了を8月に迎えられるにあたって、骨格予算にされる自治体さんとかもあると思うんですけれども、今回本格的な予算にした思いですとか、意図みたいなのがあれば伺えますでしょうか。
(市長):
8月であまり骨格予算を組まないところは多いと思います。橋本市さんは、確かに3月に市長選で、まさに年度4月からということになるんですけど、8月任期の場合、骨格予算で組めないんじゃないかなと思います。大体8月に市長選があって9月が議会ですから、そこから予算を組んでいっても、もう間に合わないんです。だからそういう意味では、骨格予算という形では組んでいないので、ご理解いただければと思います。
(記者):
今回の予算編成で、市長として、和歌山市の未来像をこういうふうに考えての予算というのを改めて伺ってもよろしいでしょうか。
(市長):
今まで成長と福祉の好循環で、和歌山市は人口減少下でもしっかり成長して、それぞれの家庭の所得も増やしながら、人口減少下であってもまず成長しましょうとやってきました。併せて、最終的に福祉へつなげることが大事で、その予算をもって福祉の充実を図ってきているつもりです。成長と福祉という成長先行型により、しっかり稼いで、それを財源にして福祉充実という形で、財政を十分健全化してきました。4年連続の収支均衡型になり、財政調整基金も過去最大になってきていて、そういう意味では財政的に非常に健全化ができています。福祉との両立をしっかりやっていって、和歌山市に住みたいね、住んでてよかったねって思ってもらえるようなまちにしていき、それが未来に向けてしっかりと持続していくようにしていければと思っています。
(記者):
先ほどのお話で確認みたいな形になるんですけれども、これまでは成長先行型で進められてきたっていう中で、今回その目的別で見ても教育費、民生費というあたりの伸びが比較的高いというところで、今までに比べると、より福祉の方に重点的に力を入れたという理解でよろしいでしょうか。
(市長):
そうです。そういう意味では、確かに福祉の方へ重点化させていただいたと思っています。
発表項目以外の質問
(記者):
市長今日は職務代理者を解かれてから初めての記者会見となりまして、記者も皆、心配をしておったところであります。こういうことを私が尋ねてよいものかというところもあるんですが、これだけ大きな県都の市長様でいらっしゃいますので、尊敬を持ってお伺いしたいんですけども、ご体調の面は今いかがでしょうか。
(市長):
ありがとうございます。市民の皆さんには大変ご心配をおかけしました。市民の皆さん、そして医療の方のおかげで本当に全快しました。これからしっかり頑張りたいと思っていますので、どうかこれからもよろしくお願いします。
(記者):
重ねてですけれども、先ほども任期のお話ございました。任期ということでいいますと、8月までの任期でございます。この期間については、どのように取り組まれていきますか。意欲的に取り組まれていくのか、そのあたりお話教えていただけますか。
(市長):
今3期目なんですけども、期間内全力でやりますということでやっています。まだまだやっていかなきゃいけないことがたくさんあって、さらに進めたいことや課題もありますので、これからしっかりこの3期の中で取り組んでいって、さらに和歌山市の未来を確かなものにしていければと思っています。
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