「科学的介護情報システム(LIFE)」の活用等について

 

ページ番号1034073  印刷 

「科学的介護情報システム(LIFE)」の活用等について

 厚生労働省では、平成28年度より通所・訪問リハビリテーションデータ収集システム(VISIT)、令和2年5月より高齢者の状態やケアの内容等データ収集システム(CHASE)を運用しており、令和3年4月1日より、これらの一体的な運用を開始するとともに、科学的介護の理解と浸透を図る観点から、名称を「科学的介護情報システム(Long-term care Information system For Evidence;LIFE ライフ)(以下「LIFE」という。)とする予定です。

 また、令和3年度介護報酬改定において、科学的に効果が裏付けられた自立支援・重度化防止に資する質の高いサービス提供の推進を目的とし、LIFEを用いた厚生労働省へのデータ提出とフィードバックの活用による、PDCAサイクル・ケアの質の向上を図る取組を推進することとなりました。

 つきましては、LIFEを用いた厚生労働省へのデータ提出等が要件になる加算及びLIFEの利用申請の方法等についてご案内させていただきますので、対象となる介護サービス事業所においては、ご確認・ご対応いただきますようよろしくお願いいたします。

1.LIFEの活用等が算定要件に含まれる加算について

 令和3年度介護報酬改定において、科学的介護推進加算を始めとし、LIFEの活用等が要件に含まれる加算が設けられます(別添1参照)。

「基本的考え方並びに事務処理手順及び様式例の掲示について」には、各加算の算定に必要なLIFEへの提出情報、提出頻度、猶予期間等が示されておりますので、必ずご確認願います。

※詳細な要件等については、厚生労働省より通知・事務連絡等があり次第、改めてご案内させていただきますのでご承知くださいますようお願いします。

2.加算の算定に必要な対応等について

 1の加算を算定するためには、LIFEへのデータ提出とフィードバック機能の活用によるPDCAサイクルの推進・ケアの向上を図ることが求められます(具体的なPDCAサイクルの推進のイメージについては別添2を参照)。

 利用申請手続きについて、LIFEはwebシステムであるため、インターネットに接続できる環境が必要です。また、利用するためには以下のwebサイトから利用申請を行い、ID・パスワードの発行を受けることが必要です(LIFEの利用申請等の方法については、別添3を参照してください。)。

 利用申請後、事業所にパスワード等が記載された圧着はがきが、簡易書留で送付されます。時期については、通常毎月25日までに利用申請があったものについて、翌月の上旬にはがきが発送されます。

   また、令和3年3月までにCHASE又はVISITのいずれかを利用している場合は、ご利用のID・パスワードを4月以降、引き続き利用することができます。なお、CHASE及びVISITの両方を利用している場合は、4月以降、CHASEのID・パスワードを引き続き利用することができます(VISITのID・パスワードについては、CHASEのID・パスワードに統一されます。)。両システムのデータ等はLIFEに引き継がれます。

3.LIFEに関するお問い合わせの受付体制について

 LIFE に関するお問い合わせの受付体制については、以下をご確認ください。

その他参考資料

厚生労働省ホームページ

PDF形式のファイルをご利用するためには,「Adobe(R) Reader」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。

このページに関するお問い合わせ

健康局 保険医療部 指導監査課
〒640-8511和歌山市七番丁23番地
電話:073-435-1319 ファクス:073-435-1320
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。新しいウィンドウで開きます