消防団第1方面隊の訓練を実施しました。(中消防署)

 

ページ番号1017772  更新日 平成29年9月27日 印刷 

消防団第1方面隊消防訓練開始式

開会式

 平成29年9月10日(日曜日)に、和歌山県消防学校で消防団第1方面隊の消防訓練を行いました。

 和歌山市には42の消防分団がありますが、今回訓練を実施した第1方面隊は、和歌山市の中央部を管轄する本町、城北、宮北、中之島、大新、新南、広瀬、芦原、雄湊、砂山、今福、吹上各地区の12消防分団です。
 この訓練は、消防資器材を有効に活用し、火災防御技術の充実強化及び団員の団結を強固にすることを目標に、毎年実施しています。

 今回の訓練では、実際に消火栓を使用した火災防御訓練を実施しました。

消火栓での訓練

消火栓説明

 実際の消火栓について説明している様子です。
 普段の訓練では実際の消火栓を使用することはないため、訓練前に職員から団員への説明を行いました。消火栓の構造から、消火栓使用時の注意事項など、基本から応用まで職員から説明し、消火栓に対しての認識を深めることを目的としました。

訓練開始

訓練機関側

 実際に、各分団所有の消防車両、資器材を使用しての火災防御訓練です。

 団員を指揮する「車両長」、車両を運用する「機関員」、ホースを延長し放水活動を行う「隊員」の各役割に分かれて訓練を行いました。

 車両長は各隊員に指示を与え、機関員は消防ポンプを使用し、消火栓から取水操作を実施します。同時に、隊員によりホースを延長し、ホースの先に筒先を結合することで放水態勢を整えます。放水態勢が整えば、機関員が送水を実施し放水活動を実施します。

放水活動

訓練筒先

 放水活動中の筒先は、反動力が強く、1人で保持することは困難です。2人一組で放水活動を行い、消火活動を行います。

 以上の活動を、迅速に行うことにより火災の早期鎮圧を目標とします。

 消防分団は地域密着型であり、火災発生初期に現場へ到着する可能性が高いため、早期の消火活動が期待されます。より高い技術を習得することで、地域の安全に貢献します。

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