多数傷病者対応訓練を実施しました(中消防署)

 

ページ番号1033076  更新日 令和3年1月21日 印刷 

多数傷病者対応訓練を実施しました(中消防署)

多数傷病者対応訓練

この訓練は多数傷病者発生時の指揮要領、部隊活動及びトリアージ訓練を行い、その対応能力の向上を目的としています。

※トリアージとは・・・人員及び資器材が制約される中で、一人でも多くの傷病者に対して最善の処置を行うため、傷病者の緊急度に応じて、搬送や処置の優先順位を決めることをいいます。

 

訓練開始!!

令和2年12月10日(木曜日)、和歌山市湊南ポンプ場の敷地をお借りし、中消防署指揮調査隊、高度救助隊、特殊消火隊、南分署警防隊・救急隊、宮前出張所警防隊・救急隊が参加しました。

旅行中の15人を乗せたマイクロバスが崖から転落し、多数の傷病者が発生しているとの想定で訓練を開始。

先着隊が現場の確認及び情報収集(傷病者の人数や燃料漏れ等の危険情報)を実施しています。この情報収集は、後着隊が円滑な活動をする上で重要な要素となっています。

写真:先着隊の様子

後着隊が到着し、各小隊はそれぞれの活動を開始していきます。

 

写真:救出活動の様子

高度救助隊はバスの下敷きになっている傷病者の救出活動を実施しています。

写真:傷病者を観察する救急隊の様子

各救急隊はバスの中に取り残された傷病者の状態を観察しています。

写真:集積場所にてトリアージを実施する隊員の様子

各警防隊は傷病者の搬送や救急隊の活動のサポートをしています。

マイクロバスの中から救出してきた傷病者に対し、トリアージを行っています。

写真:エアーテント周囲の様子

トリアージを終えた傷病者はエアーテント内で常に状態を救急隊が確認しながら、医療機関へ搬送されます。

写真:情報を集約する指揮調査隊の様子

全ての傷病者が医療機関へ搬送された後、現場を指揮していた指揮調査隊が災害情報を集約して、訓練終了です。

最後に

こうした様々な災害対応訓練を実施して、1人でも多くの尊い命を救えるよう、中消防署一丸となり日々訓練に励んでいます!!

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