水難救助訓練を実施しました(中消防署)

 

ページ番号1021269  更新日 平成30年9月3日 印刷 

水難救助訓練を実施しました。

平成30年8月10日・22日に和歌山市中消防署の救助隊員が海や川で水難救助訓練を実施しました。

潜水訓練

8月10日には、和歌山市毛見にある和歌山マリーナシティ近くの海で潜水訓練を実施しました。

潜水訓練とは、水中に沈んだ要救助者を救出するため、ヘルメット、ゴーグル、ウエットスーツ、空気ボンベ、浮力調整用ジャケット、足ひれ等を着装し水中に潜ります。水中は視界が悪く、濁りがひどい場合は、50センチメートル先も見えないほどです。そのため、ロープを水中に沈め、そのロープを道しるべとして、手探りで要救助者をさがします。

潜水準備
潜水準備完了!これから水中に潜ります。
水中の様子
水中の様子です。水中では必ずバディ(2人1組)で活動します。隊員同士は細いロープでつながっており、合図を送ったりします。
水中の様子
この日は視界が良い方で、1~2メートル先まで見ることができました。

流水救助訓練

8月22日には、紀の川で流水救助訓練を実施しました。

流水救助訓練とは、流れの速い川で起こった水難事故に対応するための訓練で、ヘルメット、ウエットスーツ、ライフジャケットを着装し実施します。流れの速い川では、救助隊員であっても泳ぐことが難しいため、いろいろな技術を必要とします。

今回の訓練では、流れの速い川での歩き方、泳ぎ方を訓練した後、ロープを使って要救助者を救出する訓練を実施しました。

 

浅瀬横断
流れのある浅瀬を1人で渡る方法です。ボートのパドルを杖代わりにして渡ります。
浅瀬横断3人
流れのある浅瀬を3人で渡る方法です。1人で渡るよりも楽に渡ることができます。
浅瀬横断3人
こちらも浅瀬を3人で渡る方法です。
浅瀬横断団体
浅瀬を大人数で渡る方法です。ピラミッド型に並ぶことで、水の力を逃がすことができます。
ロープで救出
流れている要救助者にロープを投げて救助します。
ロープで救助
救助隊員にロープをつないで要救助者を助ける方法です。

さいごに

まだまだ暑い日が続きますが、水辺の事故には十分注意してください。

我々、中消防署救助隊員は、今回の訓練で得た救助技術を災害現場で活かし、いち早く要救助者の方を救出できるよう、これからも訓練を重ねていきます。

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