森林公園で初訓練、消防学校山林火災防ぎょ訓練

 

ページ番号1017367  更新日 平成29年7月20日 印刷 

平成29年7月11日に和歌山市深山、和歌山市森林公園で和歌山県消防学校初任教育第41期生の学生たちによる山林火災防ぎょ訓練が実施されました。
森林公園で実施されるのは、初めての試みです。北消防署職員も安全管理と訓練指導という立場で参加しました。
この訓練は、火災防ぎょ技術を習得させ、体力、気力の充実を図るとともに団結力を養うことを目的としています。

初夏の日差しが照り付ける中、山林火災防御訓練に挑む学生達!

写真 訓練開始風景

いよいよ訓練が始まりました。頂上を目指す学生たちの眼差しは真剣そのものです。

学生ひとりひとりの思いはひとつ、自分に負けず、仲間を信じ、団結して必ず消火するんだと訓練に励みます。

我々、北消防署職員も真剣な眼差しの学生たちを前に気合が入ります。

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山林火災防ぎょ訓練訓練概要

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注水消火による山林火災防ぎょ訓練活動を主とし、麓から山頂広場まで消防ホースを延長、中腹での延焼措置のための放水、また山頂広場での一斉放水により火災の一挙鎮圧を図ります。

訓練風景(1)

現地指揮本部

現地指揮本部1

災害現場活動の要。現場の情報を集約し、隊員への指示を出します。慣れない無線機を活用し、指揮統制をとります。

現地指揮本部2

訓練風景(2)

ポンプ車操作

期間操作1

放水隊員にいち早く送水するため、ポンプ車操作は非常に重要な役割です。落差約7メートルの調整池から2線直列吸水により送水します。

期間操作2

訓練風景(3)

可搬ポンプ搬送

可搬搬送1

山林火災などポンプ車が進入出来ないような道では、ポンプ車の代わりに可搬ポンプを代用します。今回の訓練では、約100キログラムもある可搬ポンプを足場の悪い中3台も搬送しました。

可搬搬送2

訓練風景(4)

ホース搬送・放水

ホース搬送・放水1

山林火災では、隊員がホースを背負い一本一本確実にホースを延長します。山頂まで約1250メートルの距離をホース延長し、放水しました。

ホース搬送・放水2

中間報告・閉式

中間報告・閉式1

山頂で火災の鎮火を報告しました。これで訓練終了ではありません。次の現場に備え撤収作業、出動準備を行います。

消防学校を出発した時よりも、学生たちの表情はたくましく見え、自信にあふれていました。

残すところ約3か月の消防学校生活ですが、大切な仲間と切磋琢磨し、さらに成長した姿で各所属に配属されることでしょう。

 

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