紀三井寺公園登はん競技場で救助訓練を実施しました(北消防署)

 

ページ番号1041771  更新日 令和4年1月4日 印刷 

今回救助訓練を実施させていただいた場所はこちら!

紀三井寺公園登はん競技場!

紀三井寺公園登はん競技場の写真

令和3年12月8日水曜日、10日金曜日、13日月曜日の3日間、和歌山市紀三井寺にある紀三井寺公園登はん場をお借りし訓練を実施させていただきました。

そびえ立つ登はん場。高さは約12メートル。

初心者からジャパンカップや国民体育大会で活躍する上級者まで幅広く、ニーズにあった方々が利用できるよう作られたそうです。

宙吊り救助訓練

登はん中に意識をなくした要救助者を救出します。

登はん中に意識をなくした要救助者を救出している様子

救助隊員が地上と上部に別れ、救助活動を開始します。

救助隊員1名が、墜落制止用器具(全身を保持する安全帯)を装着し、上部からロープで降下後、宙吊り状態になった要救助者のもとに到着。要救助者に安全帯という救助器具を装着し、落下防止を実施後、救助ロープで地上へ救出します。

また、三連はしごを使用した救助活動も実施しました。

三連はしごを使用した救助活動の様子

高所救助訓練

登はん競技場の点検作業中に意識をなくした要救助者の救出

登はん競技場の点検作業中に意識をなくした要救助者を救出している様子

登はん競技場(骨組み)の点検作業中に意識をなくした要救助者を地上へ救出するという想定で救助訓練を実施しました。

高所での救出活動であるため、地上から隊員4名が、安全管理を徹底するため自らの命綱を装着し、要救助者を迅速に確保しました。

登はん競技場の骨組みは複雑で活動障害となったものの、要救助者をバスケット型担架へ収容後、救助ロープを使用し、無事に地上へ救出完了することができました。

登はん競技場の点検作業中に意識をなくした要救助者を救出している写真

最後に…

今回の訓練で得た技術・知識を駆使し、多種多様化・複雑化した災害に対応するために、今後も訓練を重ねていきたいと思います。

また、今回の訓練を実施するにあたり、ご協力いただいた紀三井寺公園管理事務所 紀の国はまゆうの皆様、本当にありがとうございました。

 

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電話:073-452-0119 ファクス:073-452-3946
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